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世界最大のバイク大国・インドでスクーターオブザイヤー2021を受賞した「アプリリアSXR160」ってどんなバイク?

  • 2021/03/26
  • MotorFan編集部 北 秀昭
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インド市場向けに発売されたアプリリアSXR160。写真はホワイト。

ピアッジオ、ベスパ、アプリリア、モトグッツィの各ブランドを展開するピアッジオグループが、バイク大国のインドで発売する新型スクーター・アプリリアSXR160。現地時間の2021年3月24日、アプリリアSXR160がインドでもっとも権威のある「スクーターオブザイヤー」を受賞。12インチの5スポーク型キャストホイール、ABS、LEDライト、多機能デジタルディスプレイなどを装備したアプリリアSXR160は、インドで2020年8月に予約開始。2021年1月に発売された人気モデルだ。
REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)

世界イチのバイク販売台数を誇る、インドの専門家も認めた「アプリリアSXR160」とは?

中国を超え、世界最大のバイク大国となったインド。
アプリリアSXR160。写真はブルー。シャープでスポーティなデザインが特徴。
アプリリアSXR160。写真はブルー。やや大柄なボディながら、前後ホイールは小径の12インチに設定。

 世界のバイク販売台数は、年間約5,700万台。そのうち80%がインド、中国、インドネシア、タイ、マレーシアなどアジア諸国。なお、インドでの販売台数は年間2,000万台以上で、世界最大のバイク市場を誇る(すべて2018年の調査。なお日本は年間40万台)。

 世界一のバイク大国となったインドにおいて、インド市場向けに発売されたアプリリアSXR160が、権威あるインドの雑誌媒体「Autocar Awards 2021」における「スクーターオブザイヤー2021」を受賞した。

 アプリリアSXR160は、イタリアのピアッジオグループが発売するスポーツスクーター。ブランドの母国であるイタリアで設計され、イタ車ならではの攻撃的なデザイン、人間工学に基づいたライディングポジション、余裕のある大きめのシート、乗りやすいフラットなフットボード、明るいLEDライト、便利な多機能デジタルディスプレイ、USB充電機能付きグローブボックス、ABS付きディスクブレーキを採用。

 160ccクラスならではの、やや大柄なボディながらも、前後ホイールは小径の12インチに設定。渋滞や混雑の激しいインドの都市部でも、高い機動性を発揮するのがポイントだ。

「ピアジオグループの大きな成長と、今後の可能性の高さを実感(ピアジオ・インディアのCEO、ディエゴ・グラッフィ氏談)」

排気量は160ccと125ccの2種類あり。写真はホワイト。
「アプリリアSXR160は、パフォーマンスと快適性を兼ね備えたマルチなモデル。しかも他モデルに比べ、細部の仕上がりが素晴らしい」とは、インドの審査員の総評。

 アプリリアSXR160は、豪華な12インチ5本スポークの合金ホイールやABSを採用。また、Bharat Stage VI排出ガス規制をクリアした3V Tech FIエンジンを搭載。排気量は160ccと125ccの2種類がスタンバイされている。

 今回の受賞に、ピアジオ・インディアのCEOであるディエゴ・グラッフィ氏は、

「2021年1月にインド市場に投入されたばかりのアプリリアSXR160は、数週間前にはネパールでも発売され、急速に大きな成功を収め、プレミアムスクーターの分野で重要な地位を獲得。今回の受賞は、ピアジオグループにとって、重要な市場であるインドでの品質と競争力の高さを実感できた。ピアジオグループの大きな成長と、今後の可能性の高さを実感した」と喜びのコメント。

インドで発表! アプリリアが新型スクーターSXR160はホイールが12インチ!

ピアッジオ、ベスパ、アプリリア、モトグッツィの各ブランドを展開するピアッジオグループは、インドのデリーで2020年2月10日...

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