Motor-Fan[モーターファン]|自動車最新ニュース・速報、試乗記など、クルマとカーライフを楽しむサイト

  • モーターファンテック
  • モーターファンバイクス[Bikes]
  1. TOP
  2. 自動車カタログ
  3. ホンダ
  4. ZR−V

ホンダ ホンダ ZR−V 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2023/06/25

ホンダ ZR-Vの新型モデル情報を紹介します。ホンダ ZR-Vの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。ホンダ ZR-V新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

ホンダ ZR-V新型モデルの概要

ホンダ ZR-Vは、2023年4月に発売となったニューカマーのSUV。同じホンダのSUVであるヴェゼルよりひと回り大きなボディを持つ。ラインアップは、e:HEV(ハイブリッド)と、1.5Lターボ(ガソリン)の2タイプのパワートレインに、XとZの2つのグレードを展開。それぞれに2WDと4WDを用意している。

「“美しいデザインと意のままの走り”を兼ね備えた新価値SUV」を謳い登場したZR-V。SUVにとって必須とも言える優れた実用性に、存在感のあるデザインや、爽快で快適な走りをプラスし、さらに最新の安全装備を採用したホンダの意欲作だ。

このZR-Vのデビューに合わせて、CR-Vが日本のラインアップから姿を消しているので、ZR-VはCR-Vの後継モデルとも言える存在。では、さっそくホンダSUVの魅力が詰まったZR-Vを多角的にチェックしていこう。

ホンダ ZR-Vの外観・内装デザイン

存在感のあるデザインを追求したホンダ ZR-V。とくに流麗なプロポーションをまとったスタイリッシュな外観は目を引くポイントだ。加えて、運転のしやすさと本物の質感を追求したドライビング空間など、内装デザインについてもまず確認していこう。

外観:力強い存在感と凜々しさを表現

クロカンゆずりのタフネスイメージが好まれる一方で、スマートさも好まれる現代。ZR-Vでは、凜々しく美しく、上質な色気も漂わせる新たなSUV像を追求したという。

フロントからリアにかけてボリューム豊かで滑らかな面が特徴の流麗なプロポーション。控えめな開口面積のフロントグリルは、垂直のバーを最前面に配置した。フルLEDのヘッドライトは、上下に薄い造形のインラインタイプ。黒基調としてシャープな眼差しが光るイメージを狙った。また、ハイビームをヘッドライトユニットのセンターに配置することで、点灯していない時も精悍さを感じさせるデザインとしている。

リアビューは、下まわりにボリュームを持たせた台形スタンスで安定感と力強さを強調。リアコンビネーションランプは、内側から外側に向かって徐々に厚みを増す形状でワイド感を演出し、黒基調のハウジングによってヘッドライトとイメージの統一を図った。

内装:上質さと適度なパーソナル感を演出

左右に伸びやかに広がるインパネデザインを採用。センターコンソールを高い位置に設定することで、運転席と助手席それぞれに適度なパーソナル感をもたらした。また、インパネのほか、ドアライニングなどにもプライムスムースのソフトパッドを施し、やわらかな触感と包み込まれる安心感を提供してくれる。

エアコンアウトレットは、横一文字デザイン。ワイド感を強調しながら、パンチングメタルを採用することによって精緻かつ上質な印象に仕上げた。

e:HEV車では減速セレクターとして、ガソリン車ではパドルシフトとして機能するパドル部は、重厚感のある操作フィールを実現するメタル製。上級グレード(Zとe:HEV Z)には、本革を用いたシートや、本革巻きステアリングホイール(スムースレザー)も採用する。

ホンダ ZR-Vのサイズ・室内スペース

新たに誕生したモデルだけに、ホンダ ZR-Vのボディが他モデルと比べてどれくらいのサイズなのかはぜひ確認したいポイント。また、パッケージング面をはじめ室内スペースの完成度や、前後席に配置された収納、荷室の使いやすさなどについても、チェックしていこう。

ボディサイズ:弟分のヴェゼルより240mm長い体躯

日本においてはCR-Vのあとを受け継ぐかたちでデビューしたZR-V。ボディサイズは、全長4570㎜×全幅1840㎜×全高1620㎜で、CR-Vと比較して35mm短く、15mm幅が少なく、全高は60mm低い。こうして数値をみると、長さと幅は若干のサイズダウンにとどまるが、全高が抑えられたボディになっていることが分かる。

いっぽうヴェゼルと比較すると、それなりのサイズアップで、とくに全長は240mm長く、幅も50mmワイド(全高は30〜40mm高い)。この差は、入り組んだ狭い路地やスペースの少ない駐車場などで取り回しに影響を感じる差となりそうだ。

室内スペース:前席の着座姿勢はセダンライク

高いアイポイントや、余裕あるロードクリアランスなどSUVらしさを構築するいっぽう、前席はヒールポイントを高くし、ヒップポイントとの高低差を少なくしたパッケージングデザイン。これによって、ドライバーは、上半身をシートバックに預け、足を前方に伸ばした姿勢を取れる。ドライバーがクルマとの一体感を強く感じられる、セダンライクなSUVを目指している。

前席には、骨盤から腰椎まで体圧を面で受け止めるボディスタビライジングシートを採用。厚肉クッションパッドなども用いることで、ホールド性と快適な座り心地を両立させている。

後席では、適度な高さのヒップポイントで、頭上空間に余裕をもたせながら、開放感のある快適なスペースを創造。膝まわりにも十分な空間を確保した。

収納スペース:機能とデザインを高次元で融合

センターコンソールアンダートレイや、その後方に連なる大型コンソールボックス(アームレスト付き)など、美しさと使い勝手を両立させた多彩な収納スペースを用意。サングラスホルダー、スマートフォントレイ、ドリンクホルダーなども設定し、各ドアにペットボトルを置けるドアポケットを用意している。

カーゴスペースは、リアシートを使用する状態で9.5型のゴルフバッグが3個収納できる容量。フロア下には小物などの収納に役立つアンダーボックスを備えている。荷室の長さは890mmで、後席を倒せば1590mmまで伸長。そのほか、荷室幅(最大)は1415mm、荷室高は745mm、開口地上高は695mmで、使いやすさを追求している。

ホンダ ZR-Vの性能・燃費・装備

ハイブリッドとガソリン、2つのパワートレインを用意するホンダ ZR-V。その性能はもちろんのこと、SUVだからこそ気になる燃費の数値や、安全をもたらす装備・機能についても、ここで確認していこう。

走行性能:ハイブリッドはスポーツe:HEV搭載

ハイブリッドモデルは、2.0Lの直噴エンジンと2モーター内蔵電気式CVTによる「スポーツe:HEV」を採用。シビックe:HEVで新開発されたパワートレインを、SUVに初搭載している。エンジンは最高出力141ps、最大トルク18.6kg・mを、駆動用モーターは184ps、32.1kg・mを発揮する。3.0Lエンジンに匹敵するモーターの力強い加速力が魅力で、さまざまなシーンにおいて、上質かつ爽快な走りを披露する。

ガソリンモデルは、1.5L直噴VTECターボエンジンとCVTの組み合わせ。178ps、24.5kg・mを発生し、2.4Lエンジンに匹敵するトルクとともに、高回転までスムーズにパワーが増大するリニアな出力特性が特徴だ。

どちらのパワートレインにも、リアルタイムAWDを設定。また、ドライブモードは、SPORT、NORMAL、ECON、SNOWの4つのモードを備え、SNOWモードは国内ホンダSUVで初採用となる。なお、SPORTモードはガソリンのXグレードには非装備。

安全性能:「Honda SENSING」の最新機能を装備

フロントワイドビューカメラに用いた、約100度の有効水平画角を持つカメラは、一般道で歩行者が横から車道に侵入した場合や、高速道路で他車が前方に割り込んだ場合などもいち早く検知し対応。また、前方と後方にそれぞれ4つのソナーセンサーを搭載。音波の反射を利用して、ガラスや外壁など非金属物も高い精度で検知し、踏み間違いなどによる誤発進の抑制や衝突の回避に貢献する。

また「Honda SENSING Elite」で培った知見と技術を活かし、標識認識機能の地図連携を実現し、トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)やアダプティブドライビングビームなど、先進の機能を搭載するのがZR-Vの特徴のひとつだ。

燃費性能:ハイブリッド(e:HEV)は22.1km/Lをマーク

直噴システムとアトキンソンサイクルを採用した2.0Lエンジンと、2モーター内蔵電気式CVTを組み合わせるハイブリッドモデル(e:HEV)。WLTCモード燃費は22.1km/L(Xグレード、2WD)で、SUVとして注目の数値を達成している。

1.5L直噴VTECターボを積むガソリンモデルでは、WLTCモード燃費が14.6km/L(Xグレード、2WD)だ。どちらも、空力に有利なプロポーションを作ると同時に、各部の形状を工夫することで空気抵抗を低減。優れたCD値で、燃費をアップしているのも注目点のひとつとなる。

装備・機能:カーライフを彩るホンダコネクト

ホンダ車専用の車載通信モジュール「Honda CONNECT」を搭載し、コネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム」が利用可能だ。スマートフォンで離れた場所からエアコンを操作したり、クルマの位置情報を確認できたりするうえ、車内でゲーム機やタブレットなどを便利に使える車内Wi-Fiや、ナビゲーションの自動地図更新サービスなど、多彩なサービスがドライブをサポート。ボタンひとつでオペレーターが対応する「緊急サポートセンター」もあり、カーライフをより安心・快適にしてくれるシステムだ。

Honda CONNECTディスプレイは、上級グレード(Zとe:HEV Z)に標準装備し、ベーシックグレード(Xとe:HEV X)にはオプションで用意する。

リアルなサウンドが車内を包み込むBOSEプレミアムサウンドシステムを用意。ZR-Vの室内環境に合わせてBOSE(ボーズ)社と共同開発した12スピーカー搭載のサウンドシステムで、広大で臨場感あふれるサラウンド体験の実現が魅力だ。車速に応じて周波数ごとに音量を最適に調整する機能も持つ、このBOSEプレミアムサウンドシステムは、上級グレードのZとe:HEV Zに標準装備した。

ホンダ ZR-Vおすすめポイント要約

ホンダ ZR-Vは、2つのパワートレインをラインアップする。どちらのパワートレインか検討する際は、燃費重視であればハイブリッドモデルをチョイスしたいところだが、新車価格を見るとガソリンモデルが30万円以上軽いプライスだ。また、ZとXのグレードを見比べてみると、本革シートや、Honda CONNECTディスプレイ、BOSEプレミアムサウンドシステムも標準で装備する上級グレードの装備内容は魅力的。しかし、60万円以上の価格差があるなど、グレード選びで悩みそうな一面がある。

とはいえ、SUVの価値を決める実用性と、個性的なデザインを高次元でバランスさせた点は、ZR-Vの注目のポイント。さらに、ハイブリッドモデルでは、スポーツe:HEVを搭載し、燃費性能だけでなく、街中や高速道路、ワインディングロードなどといったさまざまなシーンで、上質かつ爽快な走りを披露するのも大きな魅力だ。

ホンダZR−V 2024年7月発売モデル

e:HEV X

価格 356万円
排気量 2000cc
駆動方式 FF
最高出力 141 ps(104 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(18.6 Nm)/4500rpm
乗員 5名
燃費 -

e:HEV X

価格 378万円
排気量 2000cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 141 ps(104 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(18.6 Nm)/4500rpm
乗員 5名
燃費 -

e:HEV Z

価格 416万円
排気量 2000cc
駆動方式 FF
最高出力 141 ps(104 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(18.6 Nm)/4500rpm
乗員 5名
燃費 -

e:HEV Z

価格 438万円
排気量 2000cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 141 ps(104 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(18.6 Nm)/4500rpm
乗員 5名
燃費 -

価格 321万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 178 ps(131 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(24.5 Nm)/1700〜4500rpm
乗員 5名
燃費 -

価格 343万円
排気量 1500cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 178 ps(131 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(24.5 Nm)/1700〜4500rpm
乗員 5名
燃費 -

価格 381万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 178 ps(131 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(24.5 Nm)/1700〜4500rpm
乗員 5名
燃費 -

価格 403万円
排気量 1500cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 178 ps(131 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(24.5 Nm)/1700〜4500rpm
乗員 5名
燃費 -

e:HEV X特別仕様車ブラックスタイル

価格 400万円
排気量 2000cc
駆動方式 FF
最高出力 141 ps(104 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(18.6 Nm)/4500rpm
乗員 5名
燃費 -

e:HEV X特別仕様車ブラックスタイル

価格 420万円
排気量 2000cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 141 ps(104 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(18.6 Nm)/4500rpm
乗員 5名
燃費 -

e:HEV Z特別仕様車ブラックスタイル

価格 431万円
排気量 2000cc
駆動方式 FF
最高出力 141 ps(104 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(18.6 Nm)/4500rpm
乗員 5名
燃費 -

e:HEV Z特別仕様車ブラックスタイル

価格 451万円
排気量 2000cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 141 ps(104 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(18.6 Nm)/4500rpm
乗員 5名
燃費 -

ホンダZR−Vの歴代モデル

Motor-Fan厳選中古車物件情報

中古車TOPへ

ホンダ ZR−V バックナンバー