Motor-Fan[モーターファン]|自動車最新ニュース・速報、試乗記など、クルマとカーライフを楽しむサイト

  • モーターファンテック
  • モーターファンバイクス[Bikes]
  1. TOP
  2. 自動車カタログ
  3. ホンダ
  4. N−BOXジョイ

ホンダ ホンダ N−BOXジョイ 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2024/11/21

ホンダ N-BOXジョイの新型モデル情報を紹介します。ホンダ N-BOXジョイの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。ホンダ N-BOXジョイ新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

ホンダ N-BOXジョイ新型モデルの概要

ホンダ N-BOXジョイは、大ヒット&ロングセラーモデルであるN-BOXシリーズから誕生。アクティブな日常を気軽に楽しめる道具感が注目ポイントで、シリーズに登場した新キャラクターだ。N-BOX標準モデルとN-BOXカスタムに続く、第3のN-BOXが出現したわけだ。

暮らしや働き方が多様化した今、「アウトドアを手軽に楽しみたい」「自分だけのくつろぎの空間が欲しい」といったニーズが現れてきていて、そこにジャストミートさせるように開発。インテリアのチェック柄や「ふらっとテラス」の発想は、N-BOXジョイの象徴と言えそうだ。

搭載エンジンは、N-BOXカスタムと同じで、自然吸気エンジンとターボエンジンもラインアップ。トランスミッションはCVT、駆動方式は4WDも用意する。

話題のモデル、N-BOXジョイの魅力を、デザインや実用性、走行性能などといったポイントごとに、さっそく見ていこう。

ホンダ N-BOXジョイの外観・内装デザイン

道具感を際立たせ、アクティブなイメージを訴求するスタイリングを持つホンダ N-BOXジョイ。インテリアでは新たなクルマの楽しみ方を提案し、乗ることでこれまでにない日常が始まりそうな期待あふれるつくりだ。自分らしく楽しめそうなN-BOXジョイ。その個性を、外観と内装デザインに分けて見てみよう。

外観:専用のフロントマスクに注目

標準モデルとカスタムでフロントマスクのデザインを変え、それぞれの個性をはっきりさせてきたN-BOX。このジョイでも、キャラクターに相応しい顔立ちが、まず注目したいポイントだ。

ヘッドライトの間にあるアッパーグリルは、金属板をプレス成型したような塊感のある造形で、それをブラックで仕上げた。その下のミドルグリルは、中央部分に凹みをつけて力強さを感じさせるデザイン。バンパーも見どころで、コーナーをブラックで引き締め、踏ん張り感のあるスタンスを強く印象づけている。

ヘッドライトは、N-BOX標準モデルの丸目ヘッドライトを継承しながら、細部を独自のデザインに。ハウジング表面に模様を施しながらシルバーで仕上げ、先端にシルバーリングをプラス。異なるシルバーの組み合わせで立体感を強めている。

ドアロアーガーニッシュも専用のエクステリアパーツだ。ドアの低い位置に取り付け、視覚的な重心を下げることで、安定感を訴求。バンパーと同じブラックを用いることで、統一感もあるデザインだ。

ホイールは、ベルリナブラック塗装のスチールホイールとハーフホイールキャップを組み合わせ、ターボモデルにはメッキホイールリングもさらにセットしている。都市からアウトドアまでさまざまなシーンに映えるデザインで、足元をおしゃれに飾っている。電動格納式リモコンドアミラーや、アウタードアハンドル、リアライセンスガーニッシュもブラック塗装。それらもアクセントとなり、引き締まった印象を外観に宿している。

ボディカラーは、都市にもアウトドアにも馴染むカラーで、デザートベージュ&ブラックのツートンや、ボタニカルグリーン&ブラックのツートンなど、ツートーン5色、モノトーン2色の全7色をラインアップしてデビューした。

内装:ディテールも吟味したシート

インパネの基本デザインはN-BOXシリーズと共通だが、インテリアカラーはブラウンとブラックで仕上げた。

フロントシートは、背もたれサイド部のフォルムなど、N-BOXカスタムのターボモデルと同様の形状。運転席と助手席の間のシート地にダークグレーを採用するなど表皮の切り替え位置も、N-BOXカスタムターボモデルと同じ仕立てになっている。

いっぽう、リアシートの表皮の切り替え位置は、N-BOX標準モデルと同じ。これは、座面とシートバックともに、チェック柄の面積が多くなるようしたためで、ジョイの魅力をぐっと引き上げている。

チェック柄は、汚れの目立ちにくいベージュがベース色。補色関係にあるオレンジやブルーの色糸をさりげなくミックスしていて、落ち着いた色彩に仕上げている。

素材が自然吸気モデルとターボモデルで異なるのが、ダークグレーの部分。自然吸気モデルがトリコットで、ターボモデルはプライムスムースを奢った。またターボモデルではベージュのステッチが施され、オシャレ度をアップしている。

ホンダ N-BOXジョイのサイズ・室内スペース

軽自動車枠いっぱいの全長と全幅に加えて、ルーフを背高としたスーパーハイトワゴンスタイルのホンダ N-BOXジョイ。既存のN-BOXモデルと同様、ボディのサイズに加え、扱いやすさに配慮したポイントに注目したい。また、なごめる室内スペースや、ジョイならではの収納についてもチェックしてみよう。

ボディサイズ:優れた前方視界も運転のしやすさに貢献

ボディサイズは、全長3395㎜×全幅1475㎜×全高1790㎜(4WDの全高は1815mm)。N-BOX各モデルと同スペックだ。

ステアリングホイール内側の先に配置したインホイールメーターが、ダッシュボードのフラット化をもたらすなど、シリーズ共通のインパネデザインはジョイにも扱いやすさを提供している。高いアイポイントで見通しがよく、運転しやすい視界は、ボディのサイズとともに扱いやすさの大事な要素だ。

パワースライドドアは、助手席側は全車に装備。いっぽう運転席側は、ターボモデルに標準装備するが、自然吸気モデルではオプションだ。パワースライドドアは、あらかじめ施錠操作をすれば、全閉後に自動で施錠する予約ロック機能を持つ。

室内スペース:「ふらっとテラス」で楽しさアップ

「人のためのスペースは最大に…」とするホンダの「M・M思想」から生まれたN-BOX。ミリ単位で各部の形状を吟味し、大人4人がのびのび過ごせるゆとりを追求した室内の広さは、N-BOXジョイもそのまま受け継いでいる。

そのうえで、新たな提案の「ふらっとテラス」を採用したのが、N-BOXジョイの注目ポイント。後端まで限りなくフラットで、テラスのような空間を創出。色々なシーンで自由にリラックスしてなごめる空間は、N-BOXジョイで過ごす時間の醍醐味になりそうだ。

「ふらっとテラス」は、後部座席をダイブダウンするだけで生まれる。快適性を高めるため、細かな点で工夫を凝らしていて、フロア後端を80mm高く設定することで、足を伸ばしてくつろげるフラットスペースに。しかも、快適な座り心地を追求するために、リアシート背面にプレートを追加して凹凸を削減するという念の入れようだ。見るとヒンジ式のグレーの小さなカバーが2つあるのだが、リアシートを荷室側からスライドするための機構を収めた窪みを覆うためのカバーで、これもフロアの凹凸を減らすための工夫だ。

収納スペース:専用の大容量アンダーボックス

フロア後端に設置するフロアアンダーボックスは、約18Lの大容量。折りたたみ式のアウトドアチェアやアウトドアテーブルなどを同時に収納可能だ。メインのボックスのほか、左右に浅底のポケットを配置。小物類などをボックス内の荷物と分けて収納できて便利だ。

フロアアンダーボックスの蓋には汚れても洗える樹脂製のフロアエンドボードを採用。自立が可能なつくりになっていて、荷物の出し入れがしやすいのもうれしい。

他のN-BOX同様、小物のための室内のポケッテリアも充実。7.6Lの大容量グローブボックスは、取扱説明書とボックスティッシュのほか、ポーチや除菌シートなども収納できる。インパネトレーや、前席ドリンクホルダー、後席の大型のサイドポケット(ドリンクホルダー付き)などなど、使いやすい収納を全席で採用している。

ホンダ N-BOXジョイの性能・燃費・装備

自然吸気エンジンのほか、ターボエンジンもラインアップしたホンダ N-BOXジョイ。その走りの性能と合わせて、燃費データは気になる項目だ。燃費の良さが身上の軽自動車といえども、ガソリン代の高騰が続くと、やはりシビアに考えたいところ。安全性能や、装備・機能についても見ていこう。

走行性能:エンジンは既存モデルと共通

バルブの開閉タイミングだけでなくリフト量まで変えるVTECを搭載し、連続可変バルブタイミング・コントロール機構(VTC)も採用する。最高出力43kW(58PS)/7300rpm、最大トルク65Nm(6.6kg・m)/4800rpmというパフォーマンスを自然吸気エンジンで達成している。

ターボエンジンは過給のために排気圧をきめ細かく調整する電動ウェイストゲートを採用。47kW(64ps)/6000rpm、104Nm(10.6kg・m)/2600rpmとこちらもパワフルだ。

CVTは、変速制御をすみずみまで見直したもので、ドライバーの意図しないわずかなG(加速度)変化まで抑制している。キックダウン時のレスポンスのよさを維持しながら突き出し感を低減。MTミッションのような変速が楽しめるパドルシフト(ターボモデル)では、アップシフト時の応答性を適正化するなど、走りを楽しめるセッティングだ。

安全性能:先進の安全運転支援システムを採用

「Honda SENSING」を標準装備。フロントワイドビューカメラと前後8つのソナーセンサーを用いたシステムを採用している。

●Honda SENSING 搭載機能
・衝突軽減ブレーキ(CMBS)
・先行車発進お知らせ機能
・歩行者事故低減ステアリング
・路外逸脱抑制機能
・標識認識機能
・渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC)
・車線維持支援システム(LKAS)
・誤発進抑制機能
・後方誤発進抑制機能
・近距離衝突軽減ブレーキ
・急アクセル抑制機能(別途セットアップ費用が必要)
・パーキングセンサーシステム
・オートハイビーム

燃費性能:自然吸気モデルで21.3km/LのWLTC燃費

N-BOX各モデル同様、純エンジンで力強いパフォーマンスを実現しながら低燃費も達成。高い吸排気効率と走行シーンに適したバルブ制御を用いるNAモデルのWLTCモード燃費は、FFで21.3km/Lだ(4WDは19.3km/L)。

電動ウェイストゲートの採用などで力強さと燃費の両立を図っているターボモデルは、FFが大台キープの20.2km/Lで、4WDは18.4km/Lとなる。トランスミッションは、2系統吐出オイルポンプシステムなどの採用で高効率な油圧制御を実現したCVTだ。

N-BOXの各モデルと比較して、燃費データはほぼ共通だから、標準モデルやカスタムと比較して検討する際に、燃費性能の差は考慮に入れなくてよさそうだ。

装備・機能:タイヤサイズは全車155/65R14

ナビはオプションで、装着用スペシャルパッケージはターボモデルでも4スピーカータイプ。マルチビューカメラは全車にオプションで設定する。

フルオートエアコン、リアヒーターダクト、運転席&助手席シートヒーター、運転席アームレスト、オートリトラミラーなどを全車に標準装備。シートバックテーブルは、ターボモデルに標準装備、自然吸気モデルにオプション。パドルシフトのほか本革巻きステアリングもターボモデルのみの装備だ。なお、タイヤサイズは、ターボモデルでも自然吸気モデルと同じ155/65R14となる。

前述のように、パワースライドドアは、左側は全車に装備するものの、右側はターボモデルに標準装備、自然吸気モデルにオプションだ。

ホンダ N-BOXジョイおすすめポイント要約

限りなくフラットに近づく室内フロアが実現する「ふらっとテラス」や、チェック柄のシート地など、リラックスして過ごせる空間が注目ポイントのN-BOXジョイ。さまざまなシーンで自由になごめ、おしゃれな演出も抜かりないのが、最大の魅力だ。

また、スタイリングでも、専用のフロントマスク、立体感のあるヘッドライト、ブラックとボディカラーのコンビネーションバンパーなど、道具感を際立たせたアクティブな雰囲気が独自の個性をつくり出している。

デビュー時の新車価格は、自然吸気モデルが184万円4700円からで、ターボモデルが204万4900円からとなっている。N-BOX標準モデルよりも、N-BOXカスタムに近い価格設定だ。値段は近いのだが、キャラクターの違いにより、カスタムと仕様や装備が異なる部分も少なくない。標準モデルやカスタムと比較検討する際は、装備の違いを詳しく確認したい。

中古車は、デビュー当初ではまだ数は少ないが、いわゆる「届出済み未使用車」がいくつか出ていそうで、好みの仕様が近隣で見つかり、納期も新車より早い場合もある。さまざまな買い方を検討して納得のクルマ購入ができるのはよいことだから、中古車店での購入も合わせて検討してみたい(なお、メーカー保証の継承の手続きまでお願いできるかなどを事前に確認しておこう)。

ホンダN−BOXジョイ 2024年9月発売モデル

ベースグレード(モノトーン)

価格 184万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 58 ps(43 kW)/7300rpm
最大トルク kg・m(6.6 Nm)/4800rpm
乗員 4名
燃費 -

ベースグレード(モノトーン)

価格 198万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 58 ps(43 kW)/7300rpm
最大トルク kg・m(6.6 Nm)/4800rpm
乗員 4名
燃費 -

ベースグレード(2トーン)

価格 193万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 58 ps(43 kW)/7300rpm
最大トルク kg・m(6.6 Nm)/4800rpm
乗員 4名
燃費 -

ベースグレード(2トーン)

価格 206万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 58 ps(43 kW)/7300rpm
最大トルク kg・m(6.6 Nm)/4800rpm
乗員 4名
燃費 -

ターボ(モノトーン)

価格 204万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 64 ps(47 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(10.6 Nm)/2600rpm
乗員 4名
燃費 -

ターボ(モノトーン)

価格 218万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 64 ps(47 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(10.6 Nm)/2600rpm
乗員 4名
燃費 -

ターボ(2トーン)

価格 213万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 64 ps(47 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(10.6 Nm)/2600rpm
乗員 4名
燃費 -

ターボ(2トーン)

価格 226万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 64 ps(47 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(10.6 Nm)/2600rpm
乗員 4名
燃費 -

ホンダN−BOXジョイの歴代モデル

Motor-Fan厳選中古車物件情報

中古車TOPへ

ホンダ N−BOXジョイ バックナンバー