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レクサス IS 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格
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レクサス ISの新型モデル情報を紹介します。レクサス ISの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。レクサス IS新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。
レクサス IS新型モデルの概要
レクサス ISは、トヨタのプレミアブランド「レクサス」シリーズの中でも人気が高いFRのコンパクトスポーツセダン。ラインナップの中ではハイクラスの中でも弟分的な位置づけだが、迫力あるスピンドルグリルは受け継がれ、高速道路で後ろから迫って来る時の安定性や攻撃的なフロントフェイスは、兄貴分のレクサス LS譲りだ。
最新モデルは2021年10月の発売。V型6気筒3.5Lエンジンを搭載するIS350、直列4気筒2.5lLエンジンとハイブリッドシステムのIS350h、直列4気筒エンジンにインタークーラー付ターボを搭載したIS300が用意され、それぞれにversion LとF SPORTモデル、FRの2WDとAWDの設定がある。価格帯は535万~642万円となっている。
レクサス ISの外観・内装デザイン
上質なスポーツセダン、レクサス ISの迫力ある外観は見るからに速そうで攻撃的だが、それにも設計思想がある。ではその内装デザインはどうなっているのだろうか。共にチェックしていこう。
外観:いまだ色褪せないスポーティセダン
レクサス ISの外観を一言で表すと「ワイド&ロー」だ。高速道路でミラーに写るレクサス ISは道路に張り付いたようなスポーツカーライクな低重心で、スピンドルグリルと相まって横に広い車体を感じさせ、アグレッシブに迫ってくる。ヘッドライトもシャープだ。
リヤに向かって左右幅が絞られているが、19インチの大型タイヤを収めたフレア部分から張り出し、テールは切れ上がっている。プレス技術を駆使した複雑な造形が、全体のイメージをよりスポーティにしている。
内装:ドライバーだけでなく同乗者も気分が上がる
レクサス車の内装はどの車種もプレミアム感を感じさせてくれる。ISも同じだ。インストルメントパネルは水平基調で配置され、シートに合わせたツートーン配色となってる。シートを含めたカラーは、モデルごとにバリエーションが異なりversion L /IS300h /IS300ではオーカー、ダークローズ、ブラックを用意。F SPORTはホワイト、ブラック、フレアレッドとなっている。シートカラーで印象が大きく違ってくるので、時分にあったカラーを選択したい。
レクサス ISのサイズ・室内スペース
全長4710×全幅1840×全高1435mmというサイズのレクサス IS。最低地上高は140mmと低めだ。余裕ある車体の室内スペースと収納性能についても詳しく迫っていこう。
ボディサイズ:余裕のサイズに迫力のフロント
全長4710mmはライバルのメルセデス・ベンツCクラスやBMW3シリーズとほぼ同じ大きさだが、全幅1840mmの複雑な形状のボディはグラマラスな印象を与える。
このボディは先代モデルよりも剛性が強化され、フロントサイドを中心に溶接打点を55箇所追加、接着剤も増量された。そのボディの前面にはスピンドルグリルが大きく口を開けている。
室内スペース:全幅1840mmでたっぷりの居住性
室内長1945×室内幅1500×室内高1160mmのレクサス ISは、室内も余裕でくつろげるサイズ。
スポーツセダンの外見を持ちながら全長と全幅のサイズが室内スペースに反映されているのだ。SUVが人気の中であえてスポーツセダンという選択をしても、乗り心地はSUVよりも上質な感覚を堪能できる。それはレクサスブランドに共通の感覚だ。
収納スペース:セダンでもゴルフバックが3個搭載できる
収納スペースはガソリン車とハイブリッド車で異なる。ガソリン車では9インチサイズのゴルフバックが3個収納でき、ハイブリッド車では2個となる。
レスサス ISはスポーツセダンという位置づけなので、収納に大きな期待を抱くべきではないともいえる。走る快感こそが本懐なのだ。必要最低限の荷物を積んで、スマートに乗ることが向いている。
レクサス ISの性能・燃費・装備
レスサス ISはニュルブルクリンクでテストを繰り返して開発された車だ。その走行性能、パワフルなエンジンの燃費、そしてドライバーの気分を上げてくれる機能・装備を見ていこう。
走行性能:V6 3.5L、L4ターボ、さらにHEV車も用意
強力なV6 3.5Lエンジンは自然吸気ながら234kwの最大出力を叩き出す。同時にリヤエンジンマウントのたわみ特性を最適化して、交差点での左右折時やレーンチェンジの動作もスムーズにチューンされている。
L4 2.0Lターボは、1650~4400rpmの回転域で最大トルクを発揮する。加速感も楽しんでほしい。ハイブリッドシステムは高出力・高トルクモーターで、ハイブリッドならではの加速を発揮する。レスポンスの速さは全エンジンに共通している。
安全性能:運転支援から危険回避まで幅広くアシスト
レクサス ISには先進の運転支援、危険回避、予防安全システム「Lexus Safety System +」というパッケージが搭載されている。
このほか、周辺の安全を確認するパノラミックビューモニターも搭載し、コーナリング時には俯瞰映像を表示する。このほか駐車時のサポートなども充実しており、安心して乗ることができる。サポカーS<ワイド>適合車の基準を満たしており、現在乗る車として申し分ない賢さを持ち合わせている。
燃費性能:効率よく走りたいならHEVがおすすめ
レクサス ISは排気量も大きめなこともあり、燃費性能はあまり高くない。WLTCモードでIS350は10.7km/L、ハイブリッド車のIS350hで18.0km/L、IS300は12.2km/Lとなっている。
車はもともとスポーツセダンで、走りを追求しているハイグレード車であることを考えれば妥当な燃費性能で、この車を乗るターゲット層にとって問題はないはずだ。どうしても燃費にこだわりたい人はハイブリッド車の2WDを選ぶといいだろう。4WDだと燃費は若干低下する。
装備・機能:特別を味わえるF SPORTS
レクサス ISの中でもF SPORTSは、本格的なスポーツ走行を楽しみたい人に向いている。専用のスピンドルグリル、サイドガーニッシュ、リヤスポイラーにリヤバンパー、マフラーカッター、そして専用19インチアルミホイールと、その奥にのぞくオレンジブレーキキャリパー。まさに全車スポーツ装備だ。
前後で異なるサイズのタイヤを装着し、スタビライザーやEPSもチューニング、ショックアブソーバーも最適に制御される。さらに駆動輪のリヤタイヤはトルセンLSDでトラクション性能を確保している。
レクサス ISおすすめポイント要約
レクサスブランドの人気車、レクサス ISはFRのコンパクトスポーツセダン。最新モデルは四代目となるが、徹底的にブラッシュアップされている。ワイド&ローで余裕たっぷりの車体は道路に吸い付くような安定性で高速走行はお手のもの。レスポンスもクイックで、運転支援システムも充実している。
車はエンジンで大まかに3モデルに分かれているが、それぞれに2WDと4WDの設定がある。最もパワフルなエンジンはV6 3.5Lで、IS350に搭載されている。ハイブリッドエンジンでモーターの加速を楽しみたいならIS300hがおすすめだ。走りをゆったりとした内装で楽しみたいという人に向いている車だ。