マツダ マツダ キャロル 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格
- 2025/03/13
マツダ キャロルの新型モデル情報を紹介します。マツダ キャロルの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。マツダ キャロル新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。
マツダ キャロル新型モデルの概要
マツダ キャロルは、1962年に初代モデルが登場。ルーフの後端を切り落としたクリフカットと呼ばれるボディスタイルを採用した4ドアモデルで、高い人気を獲得した。ここに紹介する8代目を含め、4代目モデル以降は、スズキ アルトのOEMモデルとなっている。
従来のOEMモデル同様、アルトと共通のデザインを持つ8代目。ラインアップは、純ガソリンモデルとマイルドハイブリッドモデルを設定し、グレード構成はガソリンがGLの1グレード(GLアップグレードパッケージ装着車を含めると2タイプ)、マイルドハイブリッドがGSとGXの2グレード。上級グレードのGXはFFのみで、そのほかは4WDも用意している。
では、さっそく、キャロルの魅力を、デザインや実用性、走行性能などといったポイントごとに、見ていこう。
マツダ キャロルの外観・内装デザイン
8代目のマツダ キャロルは、「気軽」「安心」「愛着」をコンセプトに、ベーシックなスタイルを採用。世代を超えて幅広いユーザーが親しみやすいデザインをまとう。まずは、外観と、内装デザインの注目ポイントにスポットを当てて、キャロルの個性を見ていこう。
外観:2トーン仕様はホワイトルーフ
丸みを帯びた柔らかなフォルムに、ライトまわりなど随所に楕円形のモチーフを取り入れ、小さなボディでも安心感のある立体的な造形を採用している。
拡大されたガラスエリアも外観のチャームポイント。LEDヘッドランプは、GLアップグレードパッケージ装着車とハイブリッドGXに採用する。
ボディカラーは、「ソフトベージュメタリック」「アーバンブラウンパールメタリック」「ダスクブルーメタリック」などのモノトーンのほか、2トーンカラーの「ダスクブルーメタリック2トーン(ホワイトルーフ)」をハイブリッドモデルに設定した。
内装:デニム調+ブラウンのシートが魅力
インテリアでは、抑揚のある面や線で厚みと立体感を表現。飽きのこない、毎日乗っていたいと思わせる室内に仕上げている。
上質感や居心地のよさを演出するため、インパネとドアトリムには、落ち着きのあるネイビーカラーを採用。シートはメイン部分に、デニム調の表皮を用いながら、シート背面はブラウンとすることで、親しみやすさや居心地のよさを感じさせる魅力的な仕立てとした。
ステアリングはシルバーガーニッシュを採用したデザイン(ウレタンステアリング)。各種情報を表示するマルチインフォメーションディスプレイを設置するメーターは、大きな丸型デザイン。ハイブリッドモデルには、メーターリングやインサイドドアハンドルにシルバー加飾を、エアコンルーバーなどにサテンメッキ調の加飾を用いている。
マツダ キャロルのサイズ・室内スペース
5ドアハッチバックのボディを持ち、同社のラインアップのなかで多くのユーザーに実用を提供するというポジショニングのマツダ キャロル。取り回しのいいサイズのほか、快適性や使い勝手を左右する室内スペース、そして、収納についてもチェックしていこう。
ボディサイズ:先代モデルよりも全高を50mmアップ
ボディサイズは、全長3395㎜×全幅1475㎜×全高1525㎜。ワゴンRのOEMモデルである軽ハイトワゴンのフレアと比較すると、全高は125mm低いが、先代キャロルと比較すると、50mm背が高くなっていて、室内空間を追求したことが伺える。
ホイールベースは、マツダ軽自動車の各モデルと共通の2460mm。最小回転半径は、FF/4WDともに全グレードが4.4mで、車庫入れや狭い路地など多くのシーンで軽自動車ならではの扱いやすさを体感できる。
室内スペース:居住空間のゆとりを追求
全高を50mmアップした恩恵で、室内高は45mm高くなり、前席・後席ともにヘッドクリアランスの向上と広い視界をもたらされている点がハイライトだ。また、室内幅も25mm拡大したため、ゆとりあるショルダールームも実現。スペースの余裕を創造することで、ハッチバックモデルとして、広く快適な室内空間を構築している。
また、フロントドアの開口部について高さ方向を20mm拡大して、前席の乗降性を高めている。
収納スペース:小物がすっきり入る役立ち収納
ドライバーや助手席まわりに豊富な収納スペースを設置していて、具体的には、インパネトレー(助手席)、フロアコンソールトレーのほか、スマートフォンを収められるインパネセンターポケットなどを用意した。センターロアポケットも容量があり、便利な収納だ。
前席にはインパネドリンクホルダー(運転席、助手席)を設置し、後席パッセンジャーのためにはコンソールドリンクホルダーを用意した。
リアシートは分割可倒式で、荷室のアレンジが可能。荷室の床面長は425mmあり、リアシートを格納すると1225mmまで拡大する。広く確保した開口部によって、荷物の積み下ろしも楽に行える。
マツダ キャロルの性能・燃費・装備
フレアやフレアワゴンなどと異なり、マイルドハイブリッドのほか、純ガソリン車を用意するマツダ キャロル。それぞれの性能は、ぜひチェックしたい部分だ。またどれほどの燃費をマークしているのかも気になるポイント。安全面など装備・機能についてもここで見ていこう。
走行性能:自然吸気エンジンのみの設定
純ガソリン車のエンジンはR06A型。ロングストローク化による低速トルクの向上や、耐ノッキング性能の向上に加えて、フリクションを約10%低減。また、構造やレイアウトを見直して軽量化も図ったユニットだ。最高出力は34kW(46ps)/6500rpm、最大トルクは55Nm(5.6kg・m)/4000rpmとなっている。
ハイブリッドのエンジンはR06D型。デュアルインジェクションシステム、クールドEGR、急速燃焼、高圧縮比化などで熱効率アップを果たしたR06D型ユニット。マイルドハイブリッドシステムを組み合わせる。エンジンの最高出力は36kW(49ps)/6500rpm、最大トルクは58Nm(5.9kg・m)/5000rpm。組み合わせるモーターのパワースペックは、1.9kW(2.6ps)/1500rpm、40Nm(4.1kg・m)/100rpmとなっている。
剛性、衝突性能、走行性能などに優れた軽量・高剛性のプラットフォームを採用。バックドア、センターピラー、サイドドアでそれぞれ環状構造を形成する「環状骨格構造」とすることで、ボディ全体の剛性を向上させた。また、こもり音や雨音を低減する対策も行なっている。
安全性能:運転支援機能を拡充
ガラスエリアを拡大し、視界を広くしたほか、夜間の歩行者も検知するステレオカメラ方式の衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」を全車に採用。誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、ハイビームアシスト、後退時ブレーキサポート、後方誤発進抑制機能も全車に標準装備する。
また、6エアバッグ(運転席・助手席SRSエアバッグ、フロントシートSRSサイドエアバッグ、SRSカーテンエアバッグ)も全車の装備だ。
燃費性能:WLTCモード燃費27.7km/Lをマーク
低燃費と力強い走りを両立するR06A型エンジンのほか、減速時のエネルギーで発電・充電し、無駄な燃料消費を抑える「エネチャージ」を採用。発電によるガソリン消費を最小限に抑える。これにより2WDでWLTCモード燃費25.2km/Lの低燃費を実現(4WDは24.2km/L)。
マイルドハイブリッドは、燃焼効率をアップしたR06D型エンジンに、モーターを組み合わせ、2WDでWLTCモード燃費27.7km/Lの低燃費を実現した(4WDは25.7km/L)。
どちらもCVTを組み合わせ、高速域では回転数を抑え、燃費の向上に貢献している。
装備・機能:最上級仕様はスマートキーやアルミ標準
ハイビームアシスト、オートライト、リアパーキングセンサー、電動格納リモコン式ドアミラー、運転席シートヒーター、電波式キーレスエントリーシステム(アンサーバック機能付き)などをベーシックなGLにも装備。
これらの装備に加えて、ハイブリッドGSは、カラードドアミラー、エコクールを装備(4WDはヒーテッドドアミラーや助手席シートヒーターも装備)。ハイブリッドGXではさらに装備が充実し、後席ヘッドレスト、LEDヘッドライト、チルトステアリング、運転席&助手席シートヒーター、フルオートエアコン、スマートキー、アルミホイールなども標準装備する。
マツダ キャロルおすすめポイント要約
全高をアップし、愛らしいヘッドライトデザインを取り入れるなど、おしゃれな雰囲気も漂わせるキャロル。スズキ アルトのOEMモデルだが、個性的なデザインが魅力だった初代キャロルと同様、スタイルよく仕立てたスタイリングが注目ポイントだ。とくにルーフをホワイトとした2トーン仕様は、クラスを超えたルックス自慢の1台と言えそうだ。
エントリーモデルとしての役目を担うだけにプライスは控えめ。ターボモデルをラインアップせず、NAマイルドハイブリッドの最上級モデルでも140万円少々の新車価格となっている。装備の充実度を考えると、確かに最上級のハイブリッドGXが魅力的。ただ、ベーシックなGLグレードに用意されるアップグレードパッケージでは、LEDヘッドランプ、フルオートエアコン、後席ヘッドレスト、ダークティンテッドガラス(リアドア/バックドア)、助手席シートヒーター(2WD車)などが追加され、純ガソリンだが、その装備で127万6000円のプライスは検討する価値がありそうだ。
デビューが2021年12月(発売は2022年1月)。2023年12月に一部改良が実施されたが、メーター内にリアパーキングセンサー作動表示灯が追加されたほかは、ボディカラーの変更などで、とても小規模な改良だ。それだけに、中古車で探す際、年式による仕様の違いをあまり考慮しないで済むから、候補の選定がしやすい。近隣の中古車が多くない際は、OEM元のスズキ アルトも合わせて探すと、幅広い選択肢からチョイスできそうだ。
マツダキャロル 2025年7月発売モデル
C
| 価格 | 122万円 |
|---|---|
| 排気量 | 660cc |
| 駆動方式 | FF |
| 最高出力 | 46 ps(34 kW)/6500rpm |
|---|---|
| 最大トルク | kg・m(5.6 Nm)/4000rpm |
| 乗員 | 4名 |
| 燃費 | - |
C
| 価格 | 135万円 |
|---|---|
| 排気量 | 660cc |
| 駆動方式 | フルタイム4WD |
| 最高出力 | 46 ps(34 kW)/6500rpm |
|---|---|
| 最大トルク | kg・m(5.6 Nm)/4000rpm |
| 乗員 | 4名 |
| 燃費 | - |
G
| 価格 | 135万円 |
|---|---|
| 排気量 | 660cc |
| 駆動方式 | FF |
| 最高出力 | 46 ps(34 kW)/6500rpm |
|---|---|
| 最大トルク | kg・m(5.6 Nm)/4000rpm |
| 乗員 | 4名 |
| 燃費 | - |
G
| 価格 | 149万円 |
|---|---|
| 排気量 | 660cc |
| 駆動方式 | フルタイム4WD |
| 最高出力 | 46 ps(34 kW)/6500rpm |
|---|---|
| 最大トルク | kg・m(5.6 Nm)/4000rpm |
| 乗員 | 4名 |
| 燃費 | - |
ハイブリッドC
| 価格 | 133万円 |
|---|---|
| 排気量 | 660cc |
| 駆動方式 | FF |
| 最高出力 | 49 ps(36 kW)/6500rpm |
|---|---|
| 最大トルク | kg・m(5.9 Nm)/5000rpm |
| 乗員 | 4名 |
| 燃費 | - |
ハイブリッドC
| 価格 | 146万円 |
|---|---|
| 排気量 | 660cc |
| 駆動方式 | フルタイム4WD |
| 最高出力 | 49 ps(36 kW)/6500rpm |
|---|---|
| 最大トルク | kg・m(5.9 Nm)/5000rpm |
| 乗員 | 4名 |
| 燃費 | - |
ハイブリッドG
| 価格 | 149万円 |
|---|---|
| 排気量 | 660cc |
| 駆動方式 | FF |
| 最高出力 | 49 ps(36 kW)/6500rpm |
|---|---|
| 最大トルク | kg・m(5.9 Nm)/5000rpm |
| 乗員 | 4名 |
| 燃費 | - |
ハイブリッドG
| 価格 | 161万円 |
|---|---|
| 排気量 | 660cc |
| 駆動方式 | フルタイム4WD |
| 最高出力 | 49 ps(36 kW)/6500rpm |
|---|---|
| 最大トルク | kg・m(5.9 Nm)/5000rpm |
| 乗員 | 4名 |
| 燃費 | - |
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