Motor-Fan[モーターファン]|自動車最新ニュース・速報、試乗記など、クルマとカーライフを楽しむサイト

  • モーターファンテック
  • モーターファンバイクス[Bikes]
  1. TOP
  2. 自動車カタログ
  3. マツダ
  4. フレアクロスオーバー

マツダ マツダ フレアクロスオーバー 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2025/03/12

マツダ フレアクロスオーバーの新型モデル情報を紹介します。マツダ フレアクロスオーバーの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。マツダ フレアクロスオーバー新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

マツダ フレアクロスオーバー新型モデルの概要

マツダ フレアクロスオーバーは、軽ワゴンタイプの乗用車にSUVキャラクターを融合させたスズキ ハスラーのOEMモデル。2代目モデルが、2020年1月にデビューしている(発売は2020年2月)。

搭載するパワートレインは本家と同じくNA版ハイブリッドとターボ版ハイブリッド。2024年からは、NA版が3グレード、ターボ版が2グレードの計5グレード構成(ハスラーは、ターボ版も3グレードで計6グレードとなる)。いずれも、2WDと4WDをラインアップする。

なお、その2024年に、ハスラーでは「タフワイルド」が登場したが、フレアクロスオーバーではNAが「ZS」、ターボが「ZT」という名称で登場している。

では、さっそく、マツダ フレアクロスオーバーの魅力を、デザインや実用性、走行性能などといったポイントごとに、見ていこう。

マツダ フレアクロスオーバーの外観・内装デザイン

本家のハスラー同様、スクエアなワゴンボディに、SUV風のルックスとチャーミングなフロントマスクを組み合わせたマツダ フレアクロスオーバー。まずは、外観と、内装デザインの注目ポイントにスポットを当てて、フレアクロスオーバーの個性を見ていこう。

外観:重厚感と力強さがアップ

2020年に登場した2代目のエクステリアは、個性的なデザインとタフで力強いスタイルがポイント。フロントマスクの特徴は、従来モデルと同様、丸型ヘッドランプとスクエア基調のグリルだ。その点を踏襲しながらも、ボンネットに高さをもたらすことで重厚感がアップした。

加えて、ピラーをボディ同色にしてその存在をしっかりアピール。力強く、頑丈なイメージの創造に成功している。また、長いルーフとまっすぐ立てたピラーを組み合わせたスクエア型の大きなキャビンも見どころだ。新たにリアクォーターガラスを設置し、視界の確保にもこれまで以上に配慮している。

内装:目指したのはタフで機能的な空間

ワクワク感や遊び心を表現したデザインが魅力。インパネに採用した3連インパネカラーガーニッシュが、タフな世界観を演出する。加えて、メーター、オーディオ、アッパーパネルの3か所を、上下のバーで挟むことで、力強い骨格を表現した。

インパネのカラーパネル、シート表皮デザインのアクセントには、ボディ色やグレードに対応したカラーを採用。これは効果てきめんで、インテリアでも、これまで以上の「ワクワク感」と「遊び心」を存分にアピールする。

メーター内には、各種情報を見やすく表示してくれるマルチインフォメーションディスプレイ(カラー)を採用した。

マツダ フレアクロスオーバーのサイズ・室内スペース

マツダ フレアクロスオーバーは、SUVタイプの軽自動車ワゴンモデル。背の高さやホイールベースの長さは、見た目から想像できるが、それらの実際のサイズはぜひチェックしたいポイントだ。また、快適性や使い勝手を左右する室内スペースと、収納についても見ていこう。

ボディサイズ:先代比より35mm長いホイールベース

フレアクロスオーバーのボディサイズは、全長3395㎜×全幅1475㎜×全高1680㎜。全長や全幅は軽自動車枠いっぱいのサイズで他の軽自動車と同等だが、注目したい1680mmの全高は、ワゴンRのOEMであるフレアより30mmだけ高い。スペーシアやN-BOXなど軽スーパーハイトワゴンよりも100mm程度は低く、ハイトワゴンよりは少し背が高いサイズだ。

ホイールベースは他のマツダ軽自動車の各モデルと共通の2460mmだが、先代よりも35mm長い。最小回転半径は、FF/4WDともに全てのグレードで4.6m(従来同様)となっていて、さまざまなシチュエーションで軽自動車ならではの扱いやすさを発揮してくれる。

室内スペース:快適に過ごせる広い空間

ホイールベースを先代に比べて35mm延長したことや、エンジンルームの最小化で、後席の足元空間を確保。また、前席では左右乗員間の距離を30mm拡大した。すべての乗員が快適に過ごせる室内空間の創出を目指したというわけだ。高剛性の新プラットフォームを採用するなど、乗り心地も向上させた。

シート地の素材は、ベーシックなXGグレードがブラックのファブリック。上級なXSとXTがダークグレーで一部レザー調。これまで以上のタフで存在感のある外装で仕上げた(ハスラーではタフワイルドに当たる)ZSとZTは、グレーの撥水加工ファブリックにカーキステッチをあしらった。

シートアレンジも多様で、フルフラットが可能。後席の前倒しに加え、助手席前倒し機能を使えば長さのある荷物も積み込めるアレンジが可能だ。

収納スペース:豊富な小物収納と便利な荷室

インパネアッパーボックス(助手席)、インパネトレー(助手席)、インパネセンターポケット(2WDモデル)、助手席シートアンダーボックス、インパネドリンクホルダー(運転席&助手席)などを前席まわりに配置。リアのドアポケット両側には、ペットボトルホルダーも用意した。

また、XG以外である上級グレードでは、後席(左右)で使えるパーソナルテーブル(折りたたみ格納式)を装備。テーブルには、それぞれドリンクホルダーやショッピングフックも採用する。また、シートバックアッパーポケットも上級グレードに備えている。

後席の背面や荷室フロアには、汚れをふき取りやすい素材を採用して使い勝手を向上。荷室側からも操作可能なスライド用ストラップを後席背面に採用した。

防汚タイプのアンダーボックスは、汚れたものの収納にも便利で、このボックスは取り出して洗うことができる。ラゲッジボードを外せば荷室高が拡大し、背の高い荷物を詰めるのもフレアクロスオーバーの収納面の注目点だ。

マツダ フレアクロスオーバーの性能・燃費・装備

マツダ フレアクロスオーバーは、市街地などでの扱いやすさと、SUVとしての高い基本性能を両立。その走りの性能を引き上げるために投入されたメカニズムや、ランニングコストに関連する燃費など、気になるポイントをチェックしていこう。合わせて、安全性能や、装備・機能についても見ていこう。

走行性能:ラフロード走破性がアップ

NA版とターボ版の2タイプのマイルドハイブリッドをラインアップ。NA版のエンジンは、デュアルインジェクションシステムやクールドEGRなどの技術を採用した新エンジンのR06D型だ。実用速度域での優れた燃費性能と軽快な走りを両立している。

最高出力は36kW(49ps)/6500rpm、最大トルクは58Nm(5.9kg・m)/5000rpm。組み合わせるモーターのパワースペックは、1.9kW(2.6ps)/1500rpm、40Nm(4.1kg・m)/100rpmとなっている。

ターボユニットは、先代と共通のR06A型ターボ。最高出力は47kW(64ps)/6000rpm、最大トルクは98Nm(10.0kg・m)/3000rpmで、NAより40Nm高い最大トルクを低い回転数で発生する。組み合わせるモーターは2.3kW(3.1ps)/1000rpm、50Nm(5.1kg・m)/100rpmを発揮し、パワフルな仕様だ。

新設計のボディ構造で乗り心地や操縦安定性もアップ。4WD車にはスノーモードを追加し、エンジントルクの最適化とブレーキの制御で、雪道など滑りやすい路面でのタイヤの空転を抑制してくれる。

先代モデル同様、最低地上高は180mm。アプローチアングルは先代モデルと比較して1°拡大し、デパーチャーアングルは4°拡大し、走破性がアップした。

安全性能:改良で安全装備をさらに強化

衝突被害軽減ブレーキのデュアルカメラブレーキサポート(夜間歩行者検知機能付き)をはじめとする先進の安全技術を標準装備化してデビュー。新たに、後退時ブレーキサポート、誤発進抑制機能(後退時)、リアパーキングセンサーを全車に装備し、バックでの駐車時の衝突リスクを回避することに貢献している。

2022年5月に先進安全技術の強化などをメニューとした一部改良を実施。すべてのグレードに全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロール(ACC)と車線逸脱抑制機能を標準装備している。また、全方位モニター用カメラ装着車に狭まい道での接触防止をサポートするすれ違い支援機能を追加した。

燃費性能:NA版は新エンジンで25.0km/Lの低燃費

NA版は、デュアルインジェクションシステム、クールドEGR、急速燃焼、高圧縮比化などさまざまな熱効率向上技術を採用し、日常使いから遠出まで実用速度域での優れた燃費性能を実現したR06D型エンジン。そこに、マイルドハイブリッドを組み合わせた。また、CVTも刷新していて、新開発のCVTは高速域での回転数を抑えるなど燃費対策を徹底。これらによりWLTCモード燃費は2WDで25.0km/Lの低燃費を実現した(4WDは23.4km/L)。

また、ターボモデルも22.6km/Lの燃費性能(4WDは20.8km/L)。トランスミッションは、NA版同様、CVTを搭載する。

装備・機能:おしゃれなルックスは足元にも

全グレードで、LEDヘッドランプとLEDポジションランプを採用。フォグランプはXG以外の上級モデルに標準装備し、XSとXTが丸型、ZSとZTは角形のフォグランプだ。また、ZSとZTはメッキカラーのバンパーガーニッシュを前後に採用(他グレードはルーフ同色)。ルーフレールもZSとZTの専用アイテムだ。

本革巻きステアリング&シフトノブは、上級モデルに標準装備。エアコンはフルオートタイプで、上級モデルはナノイーXを搭載する。

タイヤサイズは、全グレードで165/60R15。ホイールは、XGがガンメタリック塗装のスチール、ZSとZTは切削加工(ブラック塗装)のアルミ、ZSとZTではブラックメタリックのアルミを装備する。

マツダ フレアクロスオーバーおすすめポイント要約

丸型ライトや、個性的なエクステリア、広く使いやすい室内が魅力のフレアクロスオーバー。SUV的なテーストを気軽に味わえるキャラクターは、OEM元のハスラーと同様、このモデルでないと楽しめない特徴だ。バンパーガーニッシュがルーフ同色(もしくはメッキカラー)というのも、キャッチーなルックスを作り上げている源泉となっている。

最低地上は、本格オフローダーほどではないものの、高めの180mm。ワンランク上のラフロード走破性を持つ点は、そのルックスが飾りだけでないとアピールしている。

NA版とターボ版を用意するフレアクロスオーバーだが、パワーを重視するならターボ版だが、シティユースを中心に日常の相棒という観点ではNA版も魅力的だ。装備が充実するのはXS以上のグレードだが、XSでは全方位モニター用カメラパッケージがオプションとなる(5万2800円)のは考慮に入れておきたい。

2代目デビューから5年が経過しているが、中古車は、さほど多くない印象。となれば、本家のハスラーも合わせて検索したいところだ。かなりの台数があり、自分にぴったりの1台と出会えるチャンスがアップする。

マツダフレアクロスオーバー 2024年6月発売モデル

XG

価格 153万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 49 ps(36 kW)/6500rpm
最大トルク kg・m(5.9 Nm)/5000rpm
乗員 4名
燃費 -

XG

価格 166万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 49 ps(36 kW)/6500rpm
最大トルク kg・m(5.9 Nm)/5000rpm
乗員 4名
燃費 -

XS

価格 168万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 49 ps(36 kW)/6500rpm
最大トルク kg・m(5.9 Nm)/5000rpm
乗員 4名
燃費 -

XS

価格 182万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 49 ps(36 kW)/6500rpm
最大トルク kg・m(5.9 Nm)/5000rpm
乗員 4名
燃費 -

ZS

価格 182万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 49 ps(36 kW)/6500rpm
最大トルク kg・m(5.9 Nm)/5000rpm
乗員 4名
燃費 -

ZS

価格 196万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 49 ps(36 kW)/6500rpm
最大トルク kg・m(5.9 Nm)/5000rpm
乗員 4名
燃費 -

XT

価格 181万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 64 ps(47 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(10.0 Nm)/3000rpm
乗員 4名
燃費 -

XT

価格 195万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 64 ps(47 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(10.0 Nm)/3000rpm
乗員 4名
燃費 -

ZT

価格 190万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 64 ps(47 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(10.0 Nm)/3000rpm
乗員 4名
燃費 -

ZT

価格 203万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 64 ps(47 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(10.0 Nm)/3000rpm
乗員 4名
燃費 -

マツダフレアクロスオーバーの歴代モデル

Motor-Fan厳選中古車物件情報

中古車TOPへ

マツダ フレアクロスオーバー バックナンバー