スバル スバル クロストレック 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格
- 2023/04/06
スバル クロストレックの新型モデル情報を紹介します。スバル クロストレックの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。スバル クロストレック新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。
スバル クロストレック新型モデルの概要
スバル クロストレックは、都市部での取り回しの良さに加えて、余裕のロードクリアランスによる頼もしい走破性を備えるクロスオーバーSUV。日常のショッピングやレジャーでの使用で優れた実力を見せたスバルXVの後継モデルとしてデビューした。
クロストレック(CROSSTREK)の名は、CROSSOVERとTREKKINGの造語によるネーミングで、これまでマーケットごとに使い分けていた名前を今回グローバルで「クロストレック」に統一したのだ。
XVの初代モデルは2012年に、2代目モデルは2017年に登場。今回のクロストレックは、3世代目となる。従来のXVと比べて、どれほど魅力をアップデートしているのか魅力の詳細をお届けする。
スバル クロストレックの外観・内装デザイン
アウトドアシーンのほか住宅街での使用でも存在感を示す外観のデザイン、さらにボディカラーの設定なども魅力のスバル クロストレック。各素材が織り成す雰囲気が心地よい内装デザインについてもここで見ていこう。
外観:頼もしさとシャープさが巧みに融合
取り回しのよい手頃なサイズのショートワゴン的なボディ。各部のデザインがフルモデルチェンジによって生まれ変わった。のちにデビューの新型インプレッサ(2023年春デビュー)に通じる新しいデザインモチーフを多く採用している。
クロスオーバーSUVとしての頼もしさ、引き締まった鋭いシェイプ。ラフロードをダイナミックに走り抜ける様も似合う躍動的なスタイリングだ。フロントマスクの精悍なイメージは、フロントグリルバーやLEDヘッドランプによって作り出された。また、クラッディングパーツ採用部分を拡大し、高い走破性を予感させるイメージを高めたのも新型モデルの魅力だ。
ボディカラーは、新色のオフショアブルーメタリックや、オアシスブルーなど全9色を設定してデビューした。
内装:各素材が作り出す表情豊かなインパネ
使い勝手の良さに加えて、包まれ感のある造形による居心地の良さが特徴の室内空間。インパネは、マルチマテリアルの多層構造。各素材の風合いが生きていて、シンプルながら表情豊かなデザインが魅力だ。センターコンソールは、上面の位置を高め、包まれ感と上質感を併せ持つ仕様。実用性も向上しているのでぜひ実際にチェックしてほしい。
シート素材は、上級グレードはファブリック(シルバーステッチ)、標準グレードはトリコット(シルバーステッチ)を設定。また、メーカーオプションとして本革シートも用意した。
スバル クロストレックのサイズ・室内スペース
インプレッサをベースにしてきた同シリーズであるだけに取り回しの良いサイズが魅力のスバル クロストレック。前後席の空間などが気になる室内スペースや、ラゲッジの実用性といった収納の面についても、ここで見ていこう。
ボディサイズ:従来型とほぼ変わらない大きさ
クロストレックのボディサイズは、全長4480㎜×全幅1800㎜×全高1575㎜。手頃な大きさは歴代モデルに一貫する個性で、先代モデルとオーバーラップするスリーサイズだ。新型も全幅を除けば、住宅街でもさほどサイズを気にしないで取り回しできる。クロスオーバーSUVとしてのキャラクターを具現化するため、ロードクリアランスに余裕を持たせ、優れた悪路走破性を確保。その結果、全高は高めの数値となっている。
全高が立体パーキングをこなせる1550mmを超えてしまう点について、気になる諸兄もいるかもしれない。2グレードのうち下位グレードのツーリングなら、シャークフィンアンテナを装備しない仕様があり、この場合は全高がマイナス25mmとなる。立体パーキングの利用を優先したいなら、この仕様を検討する価値はありそうだ。
ちなみに新型インプレッサのスリーサイズは4475×1780×1515mm。全長と全幅についてクロストレックが上回るのはアウトドアシーンを想定したクラッディングパーツの装着や細部のデザインの違いなどによるものだろう。
室内スペース:前後席でゆとりのある空間を踏襲
従来型と同等の余裕あるキャビンを構築。フロントシート、リアシートともに左右席の間に加えて、肩まわりにもゆとりのある室内だ。また、後席の足元もくつろげる広さを確保した結果、長距離ドライブでも全てのパッセンジャーが疲れにくく、ゆとりある移動時間を楽しめる。また、リアドア開口部の広さが、乗り降りのしやすさを実現している。
あらゆる体格のドライバーが最適なドライビングポジションを取れる点も特徴。シートには、大学医学部との共同研究による医学的知見を取り入れた構造を採用して、快適な乗り心地を実現し、また騒音面でも快適性を高める仕様をルーフ部に施している。
収納スペース:多様なニーズに応える使い勝手を実現
使いやすい前席カップホルダーや、手が届きやすい場所に配置したシフト前センタートレイはありがたい装備だ。カーゴルームは315Lの容量を実現。大きな幅の開口部で、大きな荷物の積み降ろしもスムーズだ。
リアシートは、6:4分割可倒式。カーゴルームを自在にアレンジできて、大きな荷物や長尺物の積載に対応してくれる。リアゲート下部やサイドシルプレートに、山をモチーフとしたデザインのテクスチャーを採用。クロストレックならではのアクティブな時間への期待が高まる楽しいデザインで、滑り止めやキズ防止などの実用性も兼ね備える。
スバル クロストレックの性能・燃費・装備
全グレードにe-BOXERを搭載して登場したスバル クロストレック。モーターアシストによる動力性能や、燃費へのプラスポイントは気になる部分だ。スバルならではの安全性や、装備・機能についてもチェックしていこう。
走行性能:余裕あるロードクリアランスも魅力
水平対向の直噴エンジンとモーターを組み合わせたパワーユニット「e-BOXER」。水平対向ならではの重量バランスや低重心による安定感に加え、スムーズさや軽快なフィールももたらすパワーユニットだ。エンジンは2Lの水平対向4気筒DOHC16Vの直噴で、145psと19.2kg・mのパワーを発揮。ここに13.6ps、6.6kg・mのモーターのアシストによるプラスアルファで、街中から高速道路までさまざまなシーンで軽やかな走りを楽しませてくれるのだ。
最低地上高は200mm。新型インプレッサに比べて65mmも高いロードクリアランスを実現している。斜面に対するアプローチアングルやディパーチャーアングル、またランプブレークオーバーアングルなども最適化を実施していて、悪路や雪道などさまざまなシーンで頼もしい走破性を実現している。
優れた操縦安定性や乗り心地をもたらすスバルグローバルプラットフォームがさらに進化。レヴォーグやWRX S4などで採用しているフルインナーフレーム構造を採用している。そのほか、サスペンション取り付け部の剛性アップなど、従来型をさらに上回る高いレベルの走りを実現した。
レスポンスの遅れが少なく、スポーティかつ上質なステアリングフィールを実現する2ピニオン電動パワーステアリングや、磨きをかけたサスペンションシステム、電動ブレーキブースターなどもクロストレックの走りを支える源だ。
安全性能:広角単眼カメラの採用も注目点
新世代アイサイトに加えて、広角単眼カメラをスバル日本仕様として初めて採用し、高い安全性能を実現したクロストレック。広角単眼カメラは、低速での走行時に、新型ステレオカメラよりも広角で、二輪車・歩行者を認識できる。プリクラッシュブレーキで対応できるシチュエーションが広がるのは大きなメリットで、歴代アイサイトとして最高の性能を実現しているという。
ライトまわりの進化も見逃せない。交差点での右左折時に進行方向を照らしてくれるLEDコーナリングランプをスバル車として初採用し、夜間の視認性をアップ。ヘッドライトのハイ&ロービーム、ポジションランプに加えて、ターンランプのLED化も行っている。
燃費性能:全車モーターアシストのe-BOXER
燃料消費率(WLTCモード)は2WDモデルが16.4km/L、4WDモデルが15.8km/L。SUVモデルとしてリーズナブルな燃費性能を達成している。4WDモデルは先代モデル(WLTCモード15.0km/L)より0.8km/L向上していて、2WDではさらに燃費性能にメリットが生まれている。
フルインナーフレーム構造の採用が、ボディ剛性の向上とともに、軽量化にも貢献。縦置きチェーン式無段変速機のリニアトロニックは、高速巡航時ではより低燃費を実現するスバルが誇る次世代トランスミッション(CVT)だ。
装備・機能:縦型ディスプレイが大きく見やすい
最新のスバルモデル共通のインターフェイスとなっている11.6インチマルチインフォメーションディスプレイも搭載(上位グレードで標準、下位グレードでオプション)。普段使っているスマートフォンと同じ感覚でシームレスに扱えるのもうれしいポイントだ。目的地設定の新しい方式も特徴で、世界を3m四方の正方形に区切り、3つの単語を割り当てることで正確な位置を特定できる「what3words」を国内スバル初採用。コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」もさらに進化し、利便性が向上している。
デジタルマルチビューモニターは、4つのカメラ映像を合成して車両周囲360°を表示してくれる。車両を上から見たような映像のトップビューと、車両を斜め上から見たような映像の3Dビュー表示を採用して、見通しの悪い交差点や駐車時などで、死角になるエリアの確認を手助けしてくれる。
スバル クロストレックおすすめポイント要約
スバル クロストレックは、コンパクトなボディや、ラギッドかつスポーティなデザイン、また本格的なSUV性能を備えるマルチプレーヤー。都市部へのドライブや日常の買い物といったデイリーユースも、アウトドアでのレジャーユースも、幅広くこなしてくれるクロスオーバーSUVとして、ファミリー世代もぜひ注目したいモデルだ。
ラインアップとしては、ツーリング(Touring)とリミテッド(Limited)の2グレード構成。先代モデルは、1.6Lガソリンと、2Lのe-BOXERを設定したが、新型は2Lのe-BOXERのみでデビューした。また、全車4WDでクロスオーバーSUVとしての個性をより明確化した先代に対し、今回は2WDモデルをラインアップするのも注目点だ。2WDは燃費面のメリットがあるうえ、都市部では4WDを必要としないケースも多い。新車のプライスが22万円も手軽、という点でも、2WDは検討に値するモデルとなりそうだ。
スバルクロストレック 2024年9月発売モデル
ツーリング
価格 | 301万円 |
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排気量 | 2000cc |
駆動方式 | FF |
最高出力 | 145 ps(107 kW)/6000rpm |
---|---|
最大トルク | kg・m(19.2 Nm)/4000rpm |
乗員 | 5名 |
燃費 | - |
リミテッド
価格 | 323万円 |
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排気量 | 2000cc |
駆動方式 | FF |
最高出力 | 145 ps(107 kW)/6000rpm |
---|---|
最大トルク | kg・m(19.2 Nm)/4000rpm |
乗員 | 5名 |
燃費 | - |
ツーリング
価格 | 323万円 |
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排気量 | 2000cc |
駆動方式 | フルタイム4WD |
最高出力 | 145 ps(107 kW)/6000rpm |
---|---|
最大トルク | kg・m(19.2 Nm)/4000rpm |
乗員 | 5名 |
燃費 | - |
リミテッド
価格 | 345万円 |
---|---|
排気量 | 2000cc |
駆動方式 | フルタイム4WD |
最高出力 | 145 ps(107 kW)/6000rpm |
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最大トルク | kg・m(19.2 Nm)/4000rpm |
乗員 | 5名 |
燃費 | - |
スバルクロストレックの歴代モデル
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