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スズキ スズキ スペーシアカスタム 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2023/01/17

スズキ スペーシアカスタムの新型モデル情報を紹介します。スズキ スペーシアカスタムの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。スズキ スペーシアカスタム新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

スズキ スペーシアカスタム新型モデルの概要

スズキ スペーシアカスタムは、同社のラインアップのなかでワゴンRとともに多くの人気を集める軽トールワゴン、スペーシアの派生モデルだ。2017年に2代目モデルがデビューしている。基本モデルのスペーシアは「ワクワク」をイメージしたコンセプトだが、スペーシア カスタムでは「圧倒的な迫力と存在感」を追求した仕様が特徴だ。

スペーシアとともに、軽自動車で初めて後退時の衝突被害軽減ブレーキを採用するなど、安全装備を充実させての登場。マイルドハイブリッドのほか、そのターボ版も設定するなど、スペーシア基本モデルとは一線を画したラインアップを展開する。

スズキ スペーシアカスタムの外観・内装デザイン

スペーシアの基本機能はそのままに、いちだんと上質で強い存在感を表現したスズキ スペーシアカスタム。大きなラジエターグリルが個性を主張する外観と、ブラックを基調としてスポーティイメージを強調した内装デザインについてまずは見ていこう。

外観:迫力と遊び心を融合したデザイン

スペーシア同様、基本フォルムでは厚みのあるフロントセクションに、切り立ったフロントガラス、スクエアなボディなどを採用。広い室内を実現しただけでなく、外観からも広さやキャビンの大きさが伝わるボリューム感あるスタイルが特徴だ。ボディサイドに施したビードは、道具を詰め込んで旅に出るスーツケースをモチーフにしてデザインした。

大型メッキグリルやLEDヘッドランプを採用した迫力あるフロントマスクがスペーシアカスタムの持ち味だが、2021年12月の改良で、フロントグリルの意匠を変更。よりスタイリッシュで精悍なデザインへと生まれ変わっている。

内装:インパネもスーツケースのイメージ

水平基調の造形で、伸びやかなイメージと見晴らしのよさを実現したインパネ。スーツケースをモチーフにしたデザインを採用し、外観と一体感のある意匠としているのも興味深いポイントだ。基調色はブラックで、ブラックパールのカラーパネルのほか、品格あるピアノブラックや華やかなメッキ加飾を施してデビューした。

上級グレードには、本革巻きステアリング&シフトノブや、レザー調のシート表皮などを装備。2021年12月の改良では、シートに施したステッチをレッドからシルバーに変更し、インパネカラーパネルのアクセント色を変更するなど、インテリアデザインを一新した。

スズキ スペーシアカスタムのサイズ・室内スペース

スズキ スペーシアカスタムは、ボクシーなフォルムを持つハイトワゴンで、軽規格のサイズながら広い室内スペースを構築。高い荷室高や多彩なシートアレンジによって使い勝手に優れたラゲージスペースなど、収納に関しても実用性に富んだ魅力を見せてくれる。

ボディサイズ:ドア開口部の幅と高さを20mm拡大

ホイールベースを先代モデルと比較して+35mmの2460mmに拡大しながらも、4.4mの最小回転半径を実現。小回りのしやすさは日常ユースのなかでとくに実感するはずだ。加えて、後席パッセンジャーがより楽に乗り降りできるように、スライドドア開口幅を20mm広げて600mmに拡大したうえ、開口高を20mm高くして1250mmに。また、全方位モニターに周囲を立体的に360°確認できる3Dビューを軽自動車で初めて採用し、扱いやすさの強化もデビュー時の話題になった。

室内スペース:前席&後席でヒップポイントUP

新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」の採用によって、低いフロアを維持しながら高い室内高を実現して居住性がアップ。同時に、前後乗員間の距離が拡大し、リアシートの足元空間のゆとりが増えて快適性が向上した。加えて、前席、後席ともにヒップポイントを高く設定したことで、アイポイントも高くなり、より運転しやすいレイアウトとした点にも注目したい。

フロントシートの左右乗員間の距離を30mm広げて、ショルダールームも25mm拡大。さらに、後席はヘッドクリアランスを45mm拡大している。全ての席でリラックスできる空間を実現したのは実にうれしいポイントだ。

収納スペース:荷室高を拡大してさらに使いやすく

荷室の開口地上高を低く抑えながら、広い開口部と高い荷室高によって、使いやすいラゲージスペースを実現。また、ワンアクションでスムーズに格納・復帰できるワンタッチダブルフォールディング式リアシートの採用も見逃せないポイントだ。リアシート形状を見直し、シート格納時のフロア面の段差を抑えたのも注目点。リアシート両席を格納すると27インチ自転車を搭載可能だ。しかも、自転車を積みやすくするガイドを設置する。

フタ付き助手席インパネアッパーボックスをはじめ、引き出し式の助手席インパネボックス、助手席シートアンダーボックス、リアクォーターポケットなど、前席と後席に豊富な収納スペースを設置して、使いやすさにこだわった配慮はうれしいポイントだ。

スズキ スペーシアカスタムの性能・燃費・装備

スズキ スペーシアカスタムは、660ccマイルドハイブリッドユニットを搭載。ターボ無しとターボ付きをラインアップし、それぞれ力強い性能を発揮するだけでなく、モーターのサポートによって優れた燃費を達成している。予防安全技術など装備・機能の面についても詳しく見ていこう。

走行性能:全車にマイルドハイブリッド搭載

搭載したマイルドハイブリッドユニットは、モーター機能付き発電機(ISG)の高出力化と、リチウムイオンバッテリーを大容量化したシステム。力強い加速でスムーズに走行できるパワーモードを搭載し、坂道の登りや高速道路での合流などで頼もしい走りを披露してくれる。

具体的には、直列3気筒DOHC12V吸排気VVTエンジン(52ps、6.1kg・m)に3.1ps、5.1kg・mを発揮する電動モーターを組み合わせる。ターボユニットでは、エンジンのパワーが64ps、10.0kg・mへとアップするので、さらにパワフルな走行が可能だ。また、プラットフォームやボディ、足回りなどにおいて軽量化や高剛性を実現。新設計のサスペンションで乗り心地も向上した。駆動方式は、全グレードでFFと4WDをラインアップする。

安全性能:後退時ブレーキサポートも採用

予防安全技術「スズキセーフティサポート」を装備。デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)に加えて、軽自動車では初めてとなる後退時の衝突被害軽減ブレーキを採用してデビューした。誤発進抑制機能や、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、ヘッドランプハイビームアシストも搭載。さらに、標識認識機能(進入禁止)をスズキ車で初めて採用した点にも注目したい。

2020年8月の一部仕様変更では、夜間の歩行者も検知するデュアルカメラブレーキサポートと、カーテンエアバッグを標準装備化。また、全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールを新たに採用した。また、2021年12月の改良では、車線逸脱抑制機能を新たに追加(アダプティブクルーズコントロール装着車)し、安全性能を進化させている。

燃費性能:幅広い速度域でモーターがアシスト

発進から約100km/hまでの加速時において、ISGがモーターアシストを発揮。エンジンの負担を軽くすることで燃料消費の低減に繋げている。また、減速を行っていきスピードが約10km/h以下になってアクセルもブレーキも踏んでいないシーンや、アイドリングストップ後の発進時に、最長10秒間のモーターによるクリープ走行を可能にしている。

軽量高剛性の新プラットフォームや、約5kgの軽量化を達成したCVTなども燃費に貢献。ターボ無し仕様でWLTCモード燃費21.2km/Lを達成(FFモデル)し、ターボ付きモデルでも19.8km/Lをマークしている(FFモデル)。

装備・機能:スズキコネクトへの対応など進化

オートエアコンに加えて風量調整機能付きエアコンルーバーを装備。上級グレードでは、車内の空気を循環して、エアコン稼働時の前後席における温度差を少なくするスリムサーキュレーターを採用するなど、快適装備の充実ぶりは見逃せないポイントだ。また、ライトスイッチがオートの位置でなくてもエンジンを切り運転席ドアを開けると、ヘッドランプを自動消灯するシステムを全車に標準装備する。

2021年の一部仕様変更では、データの送受信を可能とする車載通信機を導入して、スズキコネクトに対応。高画質の大型9インチHDディスプレイを有するメモリーナビゲーションを、全方位モニター用カメラとスズキコネクト対応通信機とセットでオプション設定している。

スズキ スペーシアカスタムおすすめポイント要約

精悍で迫力あるフロントマスクをはじめ、スペーシアとキャラクターを大きく差別化したスペーシアカスタム。スーツケースモチーフをエクステリアのほかインパネにも採用した遊び心あるデザインは高得点を与えたいポイントだ。

しかも、広くなった室内空間に加えて、開口部を拡大することで乗り降りがよりしやすくなった後席両側スライドドアを採用。ラゲージスペースの高さも拡大して大きな荷物をさらに入れやすくなった点など、使い勝手に関して魅力をふんだんに備えるのも特徴だ。

走りに関しては、全車にマイルドハイブリッドシステムを搭載。幅広いスピード域でエンジンをモーターがアシストを行い、優れた燃料消費を達成した。なお、スペーシアの基本モデルはターボを持たないラインアップのため、スペーシアのシリーズでパワフルな走りを求めるなら、チョイスすべきはこのスペーシアカスタムのターボ付きとなるだろう。

スペーシアカスタムは、スポーティかつ洗練されたデザインと、広く快適な室内を実現して、さらに先進&高性能メカまでも組み合わせる。全方位で魅力を磨いた優等生と言える存在だ。

スズキスペーシアカスタム 2021年12月発売モデル

ハイブリッドXSターボ

価格 188万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 64 ps(47 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(10.0 Nm)/3000rpm
乗員 4名
燃費 -

ハイブリッドXSターボ

価格 201万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 64 ps(47 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(10.0 Nm)/3000rpm
乗員 4名
燃費 -

ハイブリッドXS

価格 181万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 52 ps(38 kW)/6500rpm
最大トルク kg・m(6.1 Nm)/4000rpm
乗員 4名
燃費 -

ハイブリッドXS

価格 193万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 52 ps(38 kW)/6500rpm
最大トルク kg・m(6.1 Nm)/4000rpm
乗員 4名
燃費 -

ハイブリッドGS

価格 166万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 52 ps(38 kW)/6500rpm
最大トルク kg・m(6.1 Nm)/4000rpm
乗員 4名
燃費 -

ハイブリッドGS

価格 179万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 52 ps(38 kW)/6500rpm
最大トルク kg・m(6.1 Nm)/4000rpm
乗員 4名
燃費 -

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