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スズキ スズキ スペーシアギア 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2024/11/21

スズキ スペーシアギアの新型モデル情報を紹介します。スズキ スペーシアギアの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。スズキ スペーシアギア新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

スズキ スペーシアギア新型モデルの概要

スズキ スペーシアギアは、室内の広さを追求した軽スーパーハイトワゴン「スペーシア」シリーズの一員。アウトドア要素をプラスしているのが特徴となっている。

初代スペーシアギアは、先代のスペーシア誕生から1年遅れてデビュー。今回も、2023年のスペーシアの一新から少し遅れるかたちで、2024年9月にスペーシアギアもフルモデルチェンジを受けた。

デザインコンセプトは「10マイルアドベンチャー」。軽自動車の1日の平均走行距離は10マイル(約16km)ほどで、日常の行動範囲の中でも、もっと気軽に、もっと思い切りアウトドア気分を楽しんでほしいという想いを込めたという。

搭載エンジンは、自然吸気エンジンのハイブリッドユニットと、ターボ版ハイブリッドをラインアップ。グレード構成は自然吸気エンジン版が1つ、ターボ版が1つの合計2グレードでデビュー。グレードの名称は自然吸気エンジン版がハイブリッドXZで、ターボ版がハイブリッドXZターボを名乗る。どちらもCVTで、駆動方式は2WDと4WDが用意されている。

では、さっそく、スペーシアギアの魅力を、デザインや実用性、走行性能などといったポイントごとに、見ていこう。

スズキ スペーシアギアの外観・内装デザイン

広い室内空間とアクティブなスタイルを融合した新しいジャンルの軽ハイトワゴンとして誕生したスズキ スペーシアギア。ここに紹介の2代目は「アウトドアライフに寄り添う専用のデザイン」を採用したというが、その内容はぜひチェックしたいところだ。まずは外観と内装デザインについてスペーシアギアの注目ポイントを見ていこう。

外観:スペーシアギアらしさを追求

スペーシアのシリーズは、スペーシア標準モデル、スペーシアカスタム、そしてこのスペーシアギアの3モデルだが、それぞれひと目でわかるフロントマスクを採用。ポイントはヘッドライトで、スペーシアギアは、丸型のライデザインが特徴だ。「無骨かわいい」という表現をメーカーでは使っていて、たしかに愛らしい表情だ。

スペーシア同様、ボディサイドに用いた凹凸感あるビード形状や、工業製品のような角を面取りしたフォルムを採用。そこに、スペーシアギアは、メッキブロックのフロントグリルや、フロントとリアにスキッドプレートを装備していて、力強い印象やSUVらしさを表現した。

ボディサイドのアンダーガーニッシュは、多角形ブロックを結合したグラフィック。オレンジの「GEAR」ロゴも装着して、気持ちが高まる「遊びゴコロ」を演出した。フロントのエンブレムもオレンジのアクセントが効いている。

ホイールは、プラスのネジをモチーフにしたデザインで、ガンメタリック塗装の14インチアルミ。アウトドア気分のワクワク感が感じられるルーフレールも装備した。

内装:日常でもアウトドア気分が感じられるデザイン

「アウトドアギアのような使い倒せる道具感」を強調し、インテリアも楽しさ満載。基本の内装色はブラック、そこに、カーキグリーンや、アクセントにオレンジを組み合わせたのが注目ポイントだ。

具体的に見ていくと、インパネのビッグオープントレー下のガーニッシュや、ビード形状のインパネボックスには、カーキグリーンのカラーリングを採用。アウトドアシーンで活躍するツールボックスのようなガチッとした丈夫な印象を表現した。

運転席と助手席の背面には、シートバックアッパーポケット。便利であるうえ、アウトドアを連想させるサコッシュバッグをイメージしたデザインも面白い。しかもメッシュタイプだ。運転席側には、山を登るスペーシアギアをデザインしたイラストをあしらったオレンジ色のタグを装着。これも「遊びゴコロ」あるポイントだ。

スズキ スペーシアギアのサイズ・室内スペース

スペーシア各モデルと同様、全長と全幅のサイズを軽自動車の枠いっぱいまで使い、全高をたっぷりとったボディが特徴のスズキ スペーシアギア。そのフォルムを活かしたゆとりある室内スペースと、快適性や使い勝手を左右する収納についてもチェックしていこう。

ボディサイズ:ホイールベースも先代と同寸法

ボディの大きさは、全長3395㎜×全幅1475㎜×全高1800㎜。このボディサイズに加え、ホイールベースも先代と同じ2460mmだ。ライバルとなるタントファンクロスと比較すると、全高は15mm高く、ホイールベースは同じ長さになっている。

最小回転半径は、FFが4.4m、4WDが4.7mのタントファンクロスに対して、スペーシアギアはFF/4WDともに4.4mとなっている。

室内スペース:撥水加工を施した専用シート地

シート表皮は、濡れたまま乗っても汚れにくい撥水加工済み。山の稜線やタイヤパターンなどをイメージしたシート地の柄もまた個性的だ。

スペーシアギアの全車で、マルチユースフラップをリアシートに装備。くつろげるオットマンモードや、走行中の姿勢の安定をもたらすレッグサポートモードのほか、荷物の落下を予防する荷物ストッパーモードに切り替えできる。荷物ストッパーモードは、座面に荷物を置くとブレーキでずれ落ちたり、かといって床面におくのもためらったりという諸問題を、うまく解消してくれる。

リアシートには、左右独立スライド&リクライニング機構も採用。後席センターアームレストも左右独立タイプで、ロールサンシェード、スリムサーキュレーターなども、心地よさにひと役買ってくれそうだ。

収納スペース:ラゲッジフロアは防汚タイプ

リアシート用のパーソナルテーブル(左右)は、スマートフォンやタブレットを立てかけられ、カップホルダーの機能も完備。シートバックアッパーポケットのほか、インパネドリンクホルダー(左右)、運転席オープントレー、助手席のビッグオープントレー、助手席インパネボックス、フロントアームレストボックス、フロントドアアッパーポケット(両側)など、小物収納は充実している。また、助手席シートアンダーボックスは、取り外しができるから、アウトドアで汚れても手入れがラクだ。

リアシートは左右独立スライドのほか、ワンタッチダブルフォールディング機能を装備し、荷物に応じてアレンジが可能だ。荷物に合わせて後席をスライドさせる際、荷室側からもスライド操作のできる後席スライド用ストラップも装備。フラットで低床な荷室空間を実現し、防汚タイプラゲッジフロアもアウトドアシーンで便利だ。

スズキ スペーシアギアの性能・燃費・装備

全車ハイブリッドで、自然吸気ユニットとターボ付きユニットをラインアップするスズキ スペーシアギア。アウトドアに出かけるなら長距離となるだけに走りの性能や、燃費の数値はぜひ注目したい部分だ。安全面など装備・機能についてもここでチェックしてみよう。

走行性能:ターボはパドルシフト付き

自然吸気ユニットは、熱効率のよさが魅力で、ロングストローク、高圧縮比、デュアルインジェクションシステムなどを採用し、マイルドハイブリッドシステムを組み合わせる。最高出力は36kW(49ps)/6500rpm、最大トルクは58Nm(5.9kg・m)/5000rpm。モーターのパワースペックは、1.9kW(2.6ps)/1500rpm、40Nm(4.1kg・m)/100rpmとなっている。

ターボユニットは、最高出力47kW(64ps)/6000rpm、最大トルクは98Nm(10.0kg・m)/3000rpmで、NAより40Nm高い最大トルクを低い回転数で発生する。組み合わせるモーターもパワフルで、スペックは2.3kW(3.1ps)/1000rpm、50Nm(5.1kg・m)/100rpmだ。パドルシフトを装備し、7速マニュアルモードのシフトで、スポーツドライビングの爽快感を楽しめる。

サスペンションの形式はフロントがストラット式、リアは2WDがトーションビーム式で、4WDはアイソレーテッド・トレーリング・リンク式。後席の乗り心地など快適性の向上を狙うべき進化させている。

パーキングブレーキの作動・解除の操作を指先で行える電動パーキングブレーキを採用。また、ブレーキホールドも設定している。

安全性能:安全ブレーキをはじめシステムが進化

ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を採用。車両や歩行者、そして、自転車、自動二輪車の検知にも対応し、交差点での検知にも対応した。

また、低速時ブレーキサポートは、後退のほか前進でも作動。発進お知らせ機能は、先行車の発進だけでなく、信号の切り替わりも知らせてくれ、標識認識機能も標準装備だ。

アダプティブクルーズコントロール(ACC)は、停止保持機能付き。車線維持支援機能も採用した。

燃費性能:自然吸気、ターボともに燃費性能をアップ

自然吸気モデルは、新ユニットに進化。燃焼効率を高めたエンジンに、マイルドハイブリッドを組み合わせ、さらにCVTも刷新。CVTは高速域での回転数を抑えるなど燃費対策を徹底していて、これらにより23.9km/Lの低燃費を実現した(2WDモデルの数値)。

ターボモデルは、従来モデルと同型エンジン。モーターもパワースペックは従来と同値だが、燃費は、従来の19.8km/Lから21.9km/Lへ向上していて、2.1km/Lのアップを実現している(2WDモデルの数値)。

装備・機能:ステアリングヒーターを採用

スペーシアやスペーシアカスタムでは、上級グレードのほかにロアグレードを設定するのに対して、スペーシアギアでは自然吸気モデル、ターボモデルともに、1グレードだ。スペーシア各車の上級グレードに相当する仕様となっている。

フルLEDヘッドライトや、フロントLEDシーケンシャルターンランプ、LEDフォグランプを装備。タイヤサイズは全車、155/65R14で、アルミホイールも全車で標準装備となる。

デジタルスピードメーター、4.2インチカラーTFT液晶のマルチインフォメーションディスプレイのほか、ヘッドアップディスプレイも標準で採用する。ステアリングは本革巻き。フルオートエアコン、スリムサーキュレーター、運転席&助手席のシートヒーターに加えて、ステアリングヒーターも装備する。

6スピーカーシステムを採用。全車でスマートフォン連携メモリーナビゲーションをメーカーオプションで設定している。

スズキ スペーシアギアおすすめポイント要約

「10マイルアドベンチャー」と銘打ったデザインコンセプトを取り入れたスペーシアギア。日々の買い物や送り迎えなど、いつもの行動のなかでも気軽にアウトドア気分が味わえる独自のスーパーハイトワゴン像を提示したのが、このスペーシアギアで、毎日に楽しさやワクワクをもたらしてくれそうな1台だ。

「遊びゴコロ」をディテールにも表現したのも魅力。しかも、撥水加工を施したシート(オレンジステッチ付き)、防汚タイプのラゲッジフロア、メッシュタイプでカーキ色を用いたシートバックアッパーポケット(運転席側オレンジタグ付き)、ルーフレールなど、アウトドアシーンで活躍する機能性に富む装備を多く採用した。

上級グレードのみの設定で、装備の充実ぶりは魅力と言えそうだ。自然吸気モデルの新車価格は195万2500円で、スペーシアの上級モデルと比べて25万円ほどのアップ。単純比較になるが、装備が充実する分、それが新車価格に反映されてしまうかたちだ。ただ、カスタムと比較すると4万円ほど安いので、個性的なモデルとしてカスタムを検討するのなら合わせてスペーシアギアを考えてみたい価格設定だ。

先代モデルの中古車を検討するのもいい。各種装備が進化した新型との差はあるが、それ相応の台数が出ているので、価格も含めて、お気に入りの1台を探せそうだ。新車なら自然吸気モデルの価格帯で、高年式のターボがみつかる可能性もあるとなれば、ぜひ比較と検討をしてみたい。

スズキスペーシアギア 2024年9月発売モデル

ハイブリッドXZ ターボ

価格 204万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 64 ps(47 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(10.0 Nm)/3000rpm
乗員 4名
燃費 -

ハイブリッドXZ ターボ

価格 216万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 64 ps(47 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(10.0 Nm)/3000rpm
乗員 4名
燃費 -

ハイブリッドXZ

価格 195万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 49 ps(36 kW)/6500rpm
最大トルク kg・m(5.9 Nm)/5000rpm
乗員 4名
燃費 -

ハイブリッドXZ

価格 207万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 49 ps(36 kW)/6500rpm
最大トルク kg・m(5.9 Nm)/5000rpm
乗員 4名
燃費 -

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