トヨタ トヨタ クラウンクロスオーバー 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格
- 2023/03/23
トヨタ クラウンの新型モデル情報を紹介します。トヨタ クラウンの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。トヨタ クラウン新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。
トヨタ クラウン新型モデルの概要
トヨタ クラウンはトヨペットの名を冠し、1955年に初代モデルがデビュー。歴代モデルにおいてその高級感と実力で高い人気を集めてきた。「いつかはクラウン」というフレーズとともに、その存在は、経済の発展や社会の豊かさの象徴とも言えるものになった。
16代目となった今モデルで、クラウンは大きく変貌。キャッチフレーズは「DISCOVER YOUR CROWN.」だ。日本市場だけでなく海外でも販売されるグローバルモデルとなり、「クロスオーバー」「スポーツ」「エステート」「セダン」の発売を予定し、4つのボディバリエーションを持つ一大シリーズへと発展した。
ここでは、まずは発売の始まった「クロスオーバー」の魅力をチェックしていこう。
トヨタ クラウンの外観・内装デザイン
これからのクラウンをゼロから考え、飾り立てない上質なデザインを目指したトヨタ クラウン。フラッグシップモデルの在り方を再定義した外観、上質な時が流れる空間を作り上げる内装デザインについて最初に見ていこう。
外観:踏ん張り感が走りの良さを予感させる
これまでのクラウンに対する認識を一変させるスタイリッシュなクーペスタイルを採用。流麗なスタイルには風格も漂い、ヘッドランプ、テールランプはともに、左右が一直線につながる先進デザイン。キャラクターラインに頼らず、面の抑揚で質感を求めたサイドビューには力強さがみなぎっている。
タイヤは大径タイプ(21インチもしくは19インチ)を採用し、ボディ側面近くまでタイヤを外側に持ってきたセッティング。さらにボディとタイヤの隙間のバランスも吟味し、踏ん張り感あるエクステリアを手に入れた。
内装:全席特等席を目指した居心地のよさ
外観のダイナミックな個性と打って変わってインテリアはシンプルなラインで構成。ディスプレイや操作スイッチを水平方向に集約している。しかし、温かみを感じさせる金属加飾や、思わず触れたくなる造形のシフトノブなど細部には入念なつくりを施した。
もちろん、各所の質感は、さすが高級車と思わせるもので、本物感にあふれるインテリアは共感を呼びそうだ。乗り心地はもちろん、スペースのゆとりや眺めの良さなど「全席特等席」を目指した快適な移動空間は、国産車のレベルを超えた高い完成度を誇っている。
トヨタ クラウンのサイズ・室内スペース
クロスオーバーがまずは販売スタートとなったトヨタ クラウン。セダンより全高のあるスタイリングがもたらすメリットに注目したい。ボディのサイズ、そして室内スペース、収納の面についてここで確認してみよう。
ボディサイズ:全高1540mmに注目の迫力ボディ
トヨタ クラウンは、全長4930×全幅1840×全高1540mmという大きさの堂々としたボディを持つ。全長と全幅はレクサスESより45mm短く25mmスマート。メルセデスのEクラスとほぼ同じ大きさだ。しかしクロスオーバーという名の通り、全高は一般的なセダンより高く、レクサスESより95mmも背が高い。迫力ある姿を見せつけるが、この全高の恩恵によって乗客は見晴らしのいい移動を味わえる。
1540mmの全高は絶妙な数値で、高さに制限のある立体パーキングもクリアするスペック。昨今のSUVで駐車場の不便さを感じるケースでも、クラウンクロスオーバーは全高によるデメリットを感じないで済みそうだ。また後輪操舵(DRS)を採用。最小回転半径も5.4mで、優れた取り回し性を実現している。
室内スペース:眺めも乗降性も良好の着座位置

堂々したフォルムのおかげで、室内は広さにあふれる空間を創造している。前席と後席の着座位置の距離を表すカップルディスタンスは1000mmに拡大。また、大径タイヤと全高のあるボディによってヒップポイントを高い位置にすることを可能にし、ヒップポイントは前席が630mm、後席が610mm。見晴らしの良さに加えて、高めの着座位置が、腰の上下移動が少ない乗り降りのしやすさに繋がっている。
収納スペース:ゴルフバッグ3個を収納できる広さ
4ドアスタイルのため、ラゲージスペースはトランクリッドを備えた独立した空間。450Lの容量を持ち、ゴルフバッグを下に2個、上に1個を重ねるように積み込めるだけの高さがある(計3個のゴルフバッグを収納可能)。後席中央に長尺ものを積み込めるトランクスルーを採用。スマートキーを携帯しリアバンパーの下に足を出し入れすれば、トランクリッドが自動開閉するハンズフリーパワートランクリッドも採用した。
トヨタ クラウンの性能・燃費・装備
大胆なスタイリングを獲得し、同社のフラッグシップモデルというポジショニングを受け継ぐトヨタ クラウン。ゆとりと品格を感じられる走りの性能や、ハイブリッドシステムのもたらす燃費、そして進化した装備・機能についても注目点を確認していこう。
走行性能:2タイプのハイブリッドシステムを採用
2.4Lデュアルブーストハイブリッドと2.5Lシリーズパラレルハイブリッドの2タイプの先進パワートレインを用意。2.4Lデュアルブーストハイブリッドはトヨタ初採用のシステムで、低回転からの力強いトルクをもたらす直列4気筒ターボエンジンと、高い駆動力を発揮する電動パワートレーン「eAxle」、新開発のバイポーラ型ニッケル水素電池を組み合わせる。
駆動方式は、前後にモーターを備え、全車が4WD。サスペンションは、フロントがマクファーソンストラット式、リアが新開発マルチリンク式。どっしりとした直進安定性、もっと走りたくなる軽快さ、一体感のあるダイレクトなステアリングフィールを目指している。フラット感を向上したうえ、振動の少ない落ち着いた乗り心地などによって、リラックスできる優れた快適性も獲得した。
安全性能:最先端システムが高い安全性をもたらす
機能を向上させた最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を全車標準装備。その内容は多岐にわたり、ぶつからないをサポートする「プリクラッシュセーフティ」や、高速道路のクルージングをサポートする「レーントレーシングアシスト」などはもちろんのこと、出会い頭の事故防止をサポートする「フロントクロストラフィックアラート」や、後方からの自転車を含む接近車両などを検知する「安心降車アシスト」も設定。グレードに応じて装備の差やオプションでの展開などがあるものの、安全装備の充実度は目を見張る内容だ。
また、渋滞時の安全運転を支援する「アドバンスト ドライブ」や、駐車シーンでスムーズな入庫・出庫を自動で行えてリモート操作も可能な「アドバンストパーク」など高度運転支援技術の「トヨタ チームメイト」は、上級グレードのRS系にオプションで用意する。
燃費性能:2.5LハイブリッドはWLTC燃費22.4km/L
過給機と2モーターを搭載しパワフルな走りを生む2.4Lターボハイブリッド車(デュアルブーストハイブリッド)は、トランスミッションにダイレクトシフト6ATを組み合わせ、WLTCモード燃費は15.7km/L。
一方、効率と燃費を重視した2.5Lハイブリッド車(シリーズパラレルハイブリッド、2モーター)は、電気式無段変速機を組み合わせて22.4km/Lという優れた燃費性能を誇る。
ちなみに、2.4Lターボハイブリッド車の指定ガソリンはプレミアム、2.5Lハイブリッド車ではレギュラーとなる。
装備・機能:上級グレードは4眼LEDヘッドライト
フラッグシップモデルだけに装備や機能についても充実した内容だが、グレードに応じて設定は細かく異なる。アルミホイールは、2.4Lターボハイブリッド車のRS系は切削光輝+ブラック塗装の21インチ。2.5Lハイブリッド車ではレザーパッケージ装着車がダークプレミアムメタリック塗装の21インチを装備する。
そのほか、RS系とレザーパッケージ装着車では、4眼LEDヘッドライトや、ヒーター付き本革巻きステアリング(RS系はパドルシフト付き)、本革シートなどを標準装備。そのほかのグレードのヘッドライトはBiビームLEDで、シートはファブリック+合成皮革のコンビタイプとなる。
ディスプレイオーディオは12.3インチで、RS“Advanced”が10スピーカー。そのほかのグレードは6スピーカーになるが、最も価格の低い(とは言っても400万円代前半の)Xグレードではディスプレイオーディオレスの仕様になる。
コネクティッド機能の内容も大いに進化。スケジューラ連携の機能は、スマホアプリ「moviLink」を介して、普段のスケジュールアプリとクルマが連携。moviLinkを開くと、自動で予定の場所までの移動時間(おでかけプラン)を作成してくれる。
専用アプリ「デジタルキー」でスマートフォンをクルマのキーの代わりに使えたり、「My TOYOTA+」アプリではドアロックの施錠忘れやハザードランプの消し忘れなどを離れた場所から確認・操作したりできて便利だ。乗り込む前にクルマのエアコンの起動もできる。
トヨタ クラウンおすすめポイント要約
2タイプのパワートレインを搭載したクラウンクロスオーバー。パワフルでスポーティな走りを求めるなら、まず検討したいのは、ターボエンジンとモーターを直結させ、リアに大型モーターを備えたデュアルブーストハイブリッド(2.4Lターボハイブリッド車)のRS系グレードだ。
RS系は、パワートレインの力強さに加え、足回りも魅力を備え、コーナリング時に安定感をもたらす「NAVI・AI-AVS」や、スポーツSなど5つのモードで構成するドライブモードセレクト、225/45R21タイヤ、切削光輝+ブラック塗装アルミなどを装備。さらに、本革シートがブラック/イエローブラウンのツートン仕様になり、エクステリアでは漆黒メッキのエンブレムを採用するなど、内外観のコーディネートも印象的だ。
燃費を優先したグレード選びなら2.5Lハイブリッド車。なかでもレザーパッケージ装着車は21インチタイヤや4眼LEDヘッドライト、本革シートなど装備の面でも多くの魅力を持つ。
トヨタクラウンクロスオーバー 2023年1月発売モデル
RS
価格 | 605万円 |
---|---|
排気量 | 2400cc |
駆動方式 | フルタイム4WD |
最高出力 | 272 ps(200 kW)/6000rpm |
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最大トルク | kg・m(46.9 Nm)/2000〜3000rpm |
乗員 | 5名 |
燃費 | - |
Gレザーパッケージ
価格 | 540万円 |
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排気量 | 2500cc |
駆動方式 | フルタイム4WD |
最高出力 | 186 ps(137 kW)/6000rpm |
---|---|
最大トルク | kg・m(22.5 Nm)/3600〜5200rpm |
乗員 | 5名 |
燃費 | - |
G
価格 | 475万円 |
---|---|
排気量 | 2500cc |
駆動方式 | フルタイム4WD |
最高出力 | 186 ps(137 kW)/6000rpm |
---|---|
最大トルク | kg・m(22.5 Nm)/3600〜5200rpm |
乗員 | 5名 |
燃費 | - |
X
価格 | 435万円 |
---|---|
排気量 | 2500cc |
駆動方式 | フルタイム4WD |
最高出力 | 186 ps(137 kW)/6000rpm |
---|---|
最大トルク | kg・m(22.5 Nm)/3600〜5200rpm |
乗員 | 5名 |
燃費 | - |
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