極東開発工業:自動吸水式 新型「スーパー散水車」を発売
- 2020/06/18
- Motor Fan illustrated編集部
極東開発工業はこのたび、タンク内への吸水をスイッチひとつの操作で自動化した新型「スーパー散水車」を開発し、2020年6月30日に発売する。
新機種は、タンク内に水を吸水する作業時のバルブの切換えやエンジン回転数の調整をスイッチひとつで自動制御することにより、従来機種では手動で行っていたバルブやボリュームスイッチ(エンジン回転数調整スイッチ)の操作が不要となった。これにより、吸水作業の準備から完了までの工程を約1/2(同社従来比)で行うことが可能。
また、吸水作業完了後は切換弁を自動で「排出」(散水準備)に切換えるため、車から降りて切換弁の操作をする必要がなく、スムーズに散水作業を行える。
視認性と操作性に優れた専用のスイッチパネルや、吸水時に必要な呼水注水作業を不要※とするタンク内に設定した呼水室など、より効率的な自動吸水を実現するオリジナル装備を搭載している。
※ 呼水室内に水がある場合
前後散水装置のきめ細やかな散水量調整機能を新たに追加したキャブ内操作スイッチや、簡単にタンク・配管内の水抜きが可能な水抜きスイッチなど、使用する現場や地域を問わないオールマイティーな作業を実現する装備で、さらに使いやすさが高まった。
販売価格は240万円(希望小売価格、シャシ・消費税抜き)、販売目標台数は年間100台。
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