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牧野茂雄さんのTECHツアー、大盛況で終了!【東京モーターショー2019】

  • 2019/11/04
  • Motor Fan illustrated編集部
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東京モーターショーをもっと深く楽しく理解するための「牧野茂雄・東京モーターショーTECHツアー」が大盛況のうちに終了しました。ご参加の皆さん、どうもありがとうございました。

 Motor Fan illustratedとmotor-fan.jp/techが開催した「東京モーターショーTECHツアー」は、ジャーナリスト牧野茂雄さんの解説によるブースガイドです。部品・機械器具/モビリティ関連サービスが展示されている南展示棟4階/西展示棟4階をめぐり、各ブースにおける展示の見どころ、各社の業務内容と自動車産業における貢献、将来技術の展望などを紹介しました。

 10月26日(土)、11月2日(土)、11月3日(日)の3日間、各2回ずつ開催。およそ90分の所要時間でおよそ20のブースをめぐり、現物を前に詳しく説明するという内容でした。参加費は無料です。

W4202:デンソーのブース。自動運転時代にクルマはどんな姿になっていくか、社会はどのように受け入れていくべきかを解説。
W4203:豊田自動織機。トヨタ・グランエースに搭載されるディーゼルエンジンの特長とターボの必要性を説きました。
W4206:日立オートモティブシステムズ。家電メーカーのイメージが強い日立が、自動車産業でどのようにプレゼンスを発揮しているのか、システムを前に解説しました。
W3503:曙ブレーキ。流体ブレーキという不思議なシステムの仕組みと効能を解き明かします。ほかにも電動ブレーキの意義を解説。
W3403:ジェイテクト。左右独立のステアバイワイヤが、これからのクルマにどのようなメリットをもたらすのか、実際の走行シーンに当てはめて考えました。
W3202:アイシングループ。同グループの幅広い製品ラインアップを紹介し、それぞれの役割と意義を説明。横にあったスポーツ800も話題にしました。
W3201:日本発条。ばねというシンプルな部品は、じつは奥深いことを説きました。CFRP製のばねを持ち上げてみて、次世代フラッグシップを体感しました。
W3404:自動車事故対策機構。普段目にすることの少ない(ない?)事故車両の姿をクラッシュテスト済みの車両で目の当たりに。いまのクルマはどのようにぶつかる設計なのかを理解しました。
S3203:SCHAEFFLER。中間シャフトのないステアバイワイヤーが実現するとクルマはどんなふうに形を変えるのか、皆で考えながらデモ機を楽しみました。
S4301:八千代工業。さりげなく置いてあるフル樹脂製バックドアモジュールの何がスゴイのか、何が大変なのかを解説しました。
S3401:コンチネンタル・オートモーティブ。発電するタイヤ? その不思議な装置の仕組みと将来のタイヤの姿を思い描きました。
S3302:マーレグループ。CO2を削減するためのエンジン技術・プレチャンバーとは一体何か。リーンバーンとは何が得られるのかを解説しました。

 ご参加の方々の多くは事前告知をご存じで、この日この時間と決めていらっしゃったようでしたが、中には通りすがりで急遽ご参加された方も少なくなく、たくさんの方に楽しんでいただけたようです。終了後の質問も寄せられ、自動車の技術に対する興味がとても深いことがよく伝わりました。ご参加の皆様、どうもありがとうございました。

 また自動車の技術関連の展示会が開催された際には、同様の催しを開催する予定です。ぜひ次回もお越しください。

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