クルマのダイナミクスを追求するトヨタC-HRのスタイリングと走りに納得！

2019/09/12

ホンダ・ヴェゼル（207万5000円〜）

日産ジューク（197万5320円〜）

ルノー・キャプチャー（269万9000円〜）

プジョー2008（269万9000円〜）

日産キャシュカイ

1.2ℓ・直4ターボ／ハイブリッドとも、写真の17インチタイヤと18インチタイヤを履く仕様を設定。17インチを基本に走りを作り込み、18インチでも破綻しないようバランスをとった。後席をあまり利用しない層をターゲットにしていることもあり、スタイリングは前席を重視。後席ドアハンドルを目立たない場所に配置したのがその象徴。閉塞感はあるが、後席レッグスペースは十分。

内外装ともにダイヤをモチーフにした造形やパターンが反復されている。ガソリン／4WDとハイブリッド／FFで慣性諸元は異なるが、ばね、ダンパー、EPSをチューニングし乗り味をそろえる方向で開発した。

ハイブリッド仕様。プリウスと同じ、シリーズパラレル方式のハイブリッドパワートレーンを搭載。2ZR-FXE型1.8ℓ・直4自然吸気エンジンと2モーター式トランスアクスルの組み合わせ。プリウスが装備する大型樹脂製カバーは未装着。

1.2ℓ仕様。オーリスが搭載するのと同じ8NR-FTS型1.2ℓ・直4直噴ターボはCVTと組み合わせる。制御はタイトで、いたずらにエンジン回転は上がらない。ガソリンを4WDとしたのはハイブリッドの慣性諸元に近づけるためか。

C-HRとプリウスの変化点、アンダーボディ。FF車は高いヒップポイントに合わせた変更点が主。4WDはファイナルドライブユニットとドライブシャフトを搭載するための対応が主体。フロントはどちらも、大径タイヤを収めるための変更が施されている。

C-HRとプリウスの変化点、サスペンション。基本的にはプリウスと共通だが、高くなった重心高に合わせてジオメトリーは見直している。リヤのロワーアームNo.2はナックル側のみ、しっかり感を出すためにあえてボールブッシュにした（他はゴムブッシュ）。

C-HRとプリウスの変化点、ヒップポイントの高さ。C-HRはプリウスに対し、フロアが40mm高く、フロアからのヒップポイントは55mm高くなっている。重心高はプリウスより60mm高い。高くなった重心高を補正する意味で、ロールセンターを少し下げているという。

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