SMT チーフエンジニア アレックス・タイリー(Alex TYLEE)氏
SMT テクニカルスペシャリスト 冨成 敬史 (Takafumi TOMINARI)氏
MASTAが得意とする振動周波数解析に新たに加わった機能がタイムステッピング解析。周波数の源となるギヤの歯当たりにともなう振動を時間単位で区切りながら解析していくことで、プラネタリーギヤの複雑な振動現象をより高精度で捉えることが可能となった。
タイムステッピング解析結果を帯域ごとの振動の大きさと回転数の関係を示したもの。プラネタリーギヤで主バンドの両脇に発生するサイドバンドと呼ばれる特徴的な振動も正確に計算されている。
きわめてスピーディなモデル作成はMASTAにおける特徴のひとつだが、バージョン11ではこれがさらにパワーアップ。Ansysの3Dダイレクトモデラー、SpaceClaim(スペースクレーム)と直接連携する“CADリンク”機能により、ジオメトリーデータの受け渡しからFEM解析用のモデル作成までがシームレスかつ容易に行なえるようになった。一般の3D CADで作成したSTLファイルのインポートも可能だ。
モーターの小型化にはプラネタリーギヤやサイクロイド減速機などの高減速機構が必要不可欠とされる。そういったニーズに対応すべく、MASTAバージョン11ではこれらの要素についての解析に特化した新機能を追加。どちらも簡単な入力や、CADツールとの連携により容易かつ迅速にモデルを作成することができる。サイクロイド減速機の複雑な挙動についても、製造公差まで見越した高度な解析が可能だ。
SMT チーフエンジニア アレックス・タイリー(Alex TYLEE)氏
SMT テクニカルスペシャリスト 冨成 敬史 (Takafumi TOMINARI)氏
MASTAが得意とする振動周波数解析に新たに加わった機能がタイムステッピング解析。周波数の源となるギヤの歯当たりにともなう振動を時間単位で区切りながら解析していくことで、プラネタリーギヤの複雑な振動現象をより高精度で捉えることが可能となった。