シェフラージャパン株式会社 代表取締役 マネージング・ディレクター 田中昌一氏
シェフラージャパン株式会社 技術開発部門 ヴァイスプレジデント 山下智弘氏
燃料電池の推進は欧州に共通するものだが、燃料電池技術において核のひとつとなるバイポーラプレートの製造にはシェフラーの得意とする精密プレス技術が応用可能とあって、同社では量産に向けた研究開発を積極的に進めている。
再生可能エネルギーで水素を生成、燃料電池で使う:風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギーで水素を生成して貯蔵すれば、燃料電池車に利用できることはもちろん、変動を吸収するバッファーとしても有効に利用することができる。
さまざまな電動化技術に対応:48Vのマイルドハイブリッドから高電圧のフルハイブリッド、さらにはEV用までを網羅するモーターのラインアップをはじめ、ハイブリッド専用エンジンを効率的に運用するための可変動弁機構など、電動化を支える技術を多角的に揃える。モーターのローターやステーターコアに用いられる精密プレスの技術は、ベアリングの保持器の製造を通して培われてきたもので、新たに採り入れた巻線技術との組み合わせにより、高い出力密度を実現している。
自動運転用ステアバイワイヤー:最大の特徴といえるのが冗長性の高さで、制御系の回路は3重の構成を持つ。小型化が図られた最新世代ECU(下)の採用により、制御応答性などといった性能面でも大きく進化を遂げている。今後は自動運転の高レベル化にともないステアリングの格納というニーズも視野に入ってくるとのことで、そういった意味でもバイワイヤー化が加速していくはずだ。
生産ラインのトラブルを未然に防ぐ:SmartCheckと呼ばれるコンパクトなセンサーユニットを生産ラインのモーターや軸受などに取り付けることで、振動を検出、FFTなどの手法を用いながら解析することで故障を検出するという、ベアリングの開発で培われた振動パターン解析技術の応用から生まれた製造オートメーション向けのシステム。
補修用サプライ部品とサービス:クラッチやベアリングなどの補修用のサプライ部品が日本でもより入手しやすくなるよう、新たな販売ルートの構築が進行中。欧州ではそれらの交換手順などの整備情報を参照することのできるオンラインのソフトウェアも用意されており、日本語化などのローカライズも検討中とのこと。今後はシェフラー製品がよりいっそう身近になりそうだ。
シェフラージャパン株式会社 代表取締役 マネージング・ディレクター 田中昌一氏
シェフラージャパン株式会社 技術開発部門 ヴァイスプレジデント 山下智弘氏
燃料電池の推進は欧州に共通するものだが、燃料電池技術において核のひとつとなるバイポーラプレートの製造にはシェフラーの得意とする精密プレス技術が応用可能とあって、同社では量産に向けた研究開発を積極的に進めている。