アンシス・ジャパン株式会社 カントリーマネージャー 大谷修造氏
アンシス・ジャパン株式会社 APAC自動車事業部 チーフエバンジェリストオートモーティブ 専務執行役員 芳村貴正氏
次世代のユースケースを見越したシステムオブシステムの考え方:Ansysのコア技術は、PHYSICS BASED SIMULATIONと書いてある物理ベースのシミュレーションソフトウェアだ。左から流体、構造、電気、半導体、光学、3Dデザイン、光工学である。これらをマルチフィジックスで使っていくのに加え、ソフトウェアを生成していく技術も提供する。新たに力を入れていく領域が、最上位にあるシステムオブシステムだ。2020年12月のAGIの買収により強化した(右はシミュレーションのイメージ)。
開発初期段階での評価・見極めを実現するプロセスへ移行:左のグラフは横軸が時間、縦軸はコスト。右下がりの緑のラインは、コストを削減するのに有効なフェーズ。二次曲線を描く赤いラインは手直しコストを表す。開発の初期段階ほどコスト削減効果があり、開発の後段階になるほど手直しコストが増大することを示している。試作レスによって評価実験に関わるコスト削減と期間短縮を図るだけでなく、市場品質の対策費についても考えておきたい。Ansysはこの領域のソリューションも用意する。
道路環境におけるバッテリー発熱をシミュレーション:道路環境によるバッテリー温度の変化をシミュレーションできる。地図データから実際の道路環境をバーチャルに再現。その環境のなかで車両モデルを走らせる。上り坂に差し掛かると負荷が高くなるため、一部のバッテリーセル温度が上昇する。どの列のどのセルの温度が高くなるかなどを検証することが可能。日本だけでなく海外の道路環境を再現することも可能で、現地に出向かなくても再発防止のための再現テストを行なうことができる。
自動運転や運転アシストの安全を担保するセンサーの精度向上:三次元データで作成した道路データのなかでAD/ADAS系に必要な各種センサーの機能をシミュレーションできる。Ansysは熱画像カメラの設計と製造を専門とするFLIR Systemsと共同開発し、赤外系センサーのシミュレーションができるようになった。LiDARに関してはVelodyneとパートナーシップを組んでいる。ヘッドライトの配光に対する被写体のぶれを再現したり、植栽のような立体物に対してどんな反応をするか検証したり、といった具合。
アンシス・ジャパン株式会社 カントリーマネージャー 大谷修造氏
アンシス・ジャパン株式会社 APAC自動車事業部 チーフエバンジェリストオートモーティブ 専務執行役員 芳村貴正氏
次世代のユースケースを見越したシステムオブシステムの考え方:Ansysのコア技術は、PHYSICS BASED SIMULATIONと書いてある物理ベースのシミュレーションソフトウェアだ。左から流体、構造、電気、半導体、光学、3Dデザイン、光工学である。これらをマルチフィジックスで使っていくのに加え、ソフトウェアを生成していく技術も提供する。新たに力を入れていく領域が、最上位にあるシステムオブシステムだ。2020年12月のAGIの買収により強化した(右はシミュレーションのイメージ)。