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最新250ccスクーター・ライバルインプレッション スキなしの完成度、新型フォルツァを試乗! ライバルXMAXと比較も!【ホンダ・250cc】

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実力は甲乙つけがたし

 まさにガチライバルとも言える2台だが、乗り味としてはそれぞれに個性があると思う。車格は若干XMAXが大きめだが、車重は逆に5㎏軽いためかフットワークも軽く感じた記憶がある。モーターサイクル型のフロントフォークを備えたXMAXはハードブレーキングでの安定感もバツグンだった。
 一方、フォルツァはどっしりとした高速安定性が印象的で、前後サスペンションなどもカチッとしている。そして、実用的で見た目もカッコいい電動スクリーンの魅力はやはり大きい。パワー感などは甲乙つけがたいか。繰り返しになるが同時に試乗していないため、ざっくりとした印象でしかないことをお断りしておく。

 いずれにしても、時代の最先端をゆく2台であることは確かだろう。実際のガチ対決はまたいずれレポートしたい。

新型フォルツァ ライバル比較

フォルツァ
XMAX
フォルツァ
XMAX

ホンダ・フォルツァ……646,920円

ヤマハXMAX ABS……642,600円

■フォルツァ■フロントホイールサイズは従来の14インチから15インチに変更され、直進安定性と走破性が高められている。
■XMAX■フロント15/リヤ14インチの大径ホイールを採用。アッパーブラケットまで貫通した正立タイプを組み合わせたフロントフォークは接地感に優れる。
■フォルツァ■ヘッドライトバルブはLED。その上部にはホンダのウイングマークのような模様が浮かび上がる。
■XMAX■フラッグシップスクーターのTMAXのイメージを継承したスポーティなフロントマスクを採用。
■フォルツァ■エンジンは吸排気系の改良や低フリクション技術などの投入で、より扱いやすくトルクフルな特性になった。ベルコンダクト&カバーの小型化などによりコンパクト化も。
■XMAX■燃費・環境性能を両立するエンジンがスポーティな走りを実現。最高出力は23PSを誇る。
■フォルツァ■エンジンは水冷4ストローク単気筒の248cm3。後輪のスリップ率を算出。そのスリップ率の状況に応じて、燃料噴射にてエンジントルクを制御するHonda セレクタブルトルクコントロールを搭載。
■XMAX■軽量かつ熱強度に優れるアルミ鍛造ピストンや軽量かつ放熱性に優れたDiASilシリンダーを組み合わせた最新の249cm3 “BLUE CORE”エンジンを採用。
■フォルツァ■大型アナログ2連メーターと多機能デジタルディスプレイで構成されたコックピット。とても見やすく情報密度も高い。
■XMAX■アナログ2連メーターの中央に大型LCD多機能ディスプレイを配置。右ハンドルのスイッチで表示を切り替えられる。
■フォルツァ■プッシュ開閉式のインナーボックスは、奥に12V2A出力の電源を装備。
■XMAX■小物を収納できるフロントトランクを左右に設置。右側はワンプッシュ式で開閉する。左側はメインキー下のスイッチで施錠できる仕組みで、奥にスマホなどの充電に便利な12VのDC ジャックを装備。
■フォルツァ■他人による操作を防ぐスマート機能ON/OFFスイッチや自車の位置を知らせるアンサーバックを搭載。給油口やシートの開閉もワンタッチだ。
■XMAX■スマートキー通信エリア内ではステアリング、シート下トランク、左グローブボックス、フューエルリッドのロック解除がメインスイッチで可能。
■フォルツァ■シャープなデザインのLEDテールランプ。左右別体式グラブバーはタンデム時に役立つ。
■XMAX■テールライトはフロントとのイメージ統一を図った2灯LEDタイプを採用。

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