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シート高が65mmも低い! 足着き良好のCRF250ラリーType LD(ローダウン)は安心感も絶大 日本人の身長にはCRF250ラリーよりもLDが良い。 安心のオフ走行に惚れた!|ホンダ

  • 2019/10/02
  • 佐藤恭央
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●ディテール解説

スリムなシートはクッション性が高くサイドカバーとの一体感もあり、足着き性の良さにも貢献。前方のライダー乗車位置は厚みがあり、やや硬めだが弾力性に富む。
サスペンションをショートタイプとすることでシート高を65mm下げるとともに、ホイールベースも25mm短くなった。ブロックパターンのタイヤとスポークホイールは、オフロードマシンであることを強調する。
フロントブレーキには、ウェーブ状のΦ296mmフローティングディスクを採用。シングルディスクでも強力でコントローラブル!
リヤのシングルディスクブレーキにもフロント同様ウェーブタイプを採用。対向2ポットキャリパーの組み合わせは制動力も十分。
ベースとなったCRF250L/Mのサイレンサー内部構造を一新。3室構造から2室構造とすることで、歯切れの良い排気サウンドと小型・軽量化を実現。
シュラウドからアンダーカバーに繋がるスリムでコンパクトなデザインは、飛び石や泥から車体を守るほか、優れたウインドプロテクションも発揮。
大型のウインドスクリーンはCRF450RALLYと同形状のフローティングタイプ。ハンドリングへの影響を抑えるため、ヘッドライトとともにフレームマウントされている。
ナックルガードは林道の木々の枝や走行風から手を守るだけでなく、整風効果に優れたデザインで、走行性能とスポーティな外観を両立。
ハンドルバーやメーター上部などアクセサリーパーツの増設で、ラリースタイルをさらに極めることもできる。タンクキャップはエアプレーンタイプを採用。
ラリーマシンのコクピットを思わせる多機能フルデジタルメーターを装備。燃料計や時計のほか、後輪ABSオフを示す警告灯なども配置。

ABS仕様はオンオフ切り替え可。ABSオフのスイッチを作動させるとリヤのABSがカットされる。ABSモードは、メインスイッチオフからオンにすると常にオン状態に戻る。

斜め後方に跳ね上がるシャープなテールランプは専用設計。クリアレンズ採用のウインカーはLEDを採用。
キー穴カバーが付いたプッシュタイプのヘルメットホルダーを装備。積載性を考慮して荷掛けフックポイントも左右4か所に配置。
シートレール左下には工具や書類などが収納できる、大型ツールボックスを装備。メインキーで開閉できるキーロック付き。

■主要諸元■

※【 】内はType LD

車名・型式:ホンダ・2BK-MD44
全長(mm):2,210〔2,175〕
全幅(mm):900
全高(mm):1,425〔1,360〕
軸距(mm):1,455〔1,430〕
最低地上高(mm):270〔205〕
シート高(mm):895〔830〕
車両重量(kg):157〔156〕
乗車定員(人):2
燃料消費率*1(km/L):
 国土交通省届出値定地燃費値 (km/h)…44.3(60)〈2名乗車時〉
 WMTCモード値(クラス)…33.1(クラス 2-2)〈1名乗車時〉
最小回転半径(m):2.3
エンジン型式:MD38E
エンジン種類:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
総排気量(㎤):249
内径×行程(mm): 76.0×55.0
圧縮比: 10.7
最高出力(kW[PS]/rpm):18[24]/8,500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):23[2.3]/6,750
燃料供給装置形式:電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉
始動方式:セルフ式
点火装置形式:フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式: 圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L):10
クラッチ形式:湿式多板コイルスプリング式
変速機形式:常時噛合式6段リターン
変速比:
 1速…3.333
 2速…2.117
 3速…1.571
 4速…1.304
 5速…1.103
 6速…0.967
減速比(1次/2次):2.807/2.857
キャスター角(度):28° 05′〔27° 35′〕
トレール量(mm):114〔113〕
タイヤ:
 前…3.00-21 51P
 後…120/80-18M/C 62P
ブレーキ形式:
 前…油圧式ディスク
 後…油圧式ディスク
懸架方式:
 前…テレスコピック式
 後…スイングアーム式(プロリンク)
フレーム形式:セミダブルクレードル

■製造事業者/本田技研工業株式会社

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