Motor-Fan[モーターファン]|自動車最新ニュース・速報、試乗記など、クルマとカーライフを楽しむサイト

  • Motor-Fan[モーターファン]
  • モーターファンテック
  1. TOP
  2. バイク
  3. ニューモデル

なぜ楽しい? 無性に市街地を走りまくりたくなってしまう! アプリリア・SX125試乗レポ

このエントリーをはてなブックマークに追加

⚫️ディテール解説

スッキリとデザインされたフロントマスクの手法はオーソドックスな印象。ライト類もいわゆる電球式だ。
フロントフォークはφ41mmの倒立式、240mmストロークを誇る。シングルディスクブレーキはφ300mmのステンレスローターをリジッドマウント。油圧キャリパーは2ピストンのピンスライド方式だ。
抜群に気持ちの良い吹き上がりを発揮するエンジンはオーバースクエアタイプ、水冷ツインカムの4バルブ単気筒。
右側に出された艶消し黒のアップマフラーは張り出しが少なく綺麗にデザインされている。
スチールのロングスイングアームにはボトムにプログレッシブリンクを持つモノショックを組み合わせる。220mmのホイールトラベルを誇る。
ブラックアウトされたロングスイングアームはスチール製。リヤブレーキはφ200mmのステンレスディスクローターにピンスライド式油圧キャリパーを採用。タイヤは中国製MAGSPORTを履く。
すっきりとしたハンドル周りはいわゆるオフロード系で見られる軽量シンプルなデザインで仕上げられている。
オーソドックスなハンドル左側スイッチ。使用頻度の多いウインカースイッチを下に配置。赤いのはホーンボタン。
右側もシンプルな2スイッチ式。上の赤いのがエンジンキルスイッチ。下の黒く四角いボタンが始動用のスタータースイッチ。
いたってシンプルなモノクロ液晶メーター。回転計はないが、特に必要性も感じられなかった。
ロング・ダブルシートは一体構造の脱着式。クッションはやや硬めでスリムなデザインだ。
後席下部のフレームデザインがユニーク。アシストグリップに使える構造で、シートクッションは浮いている様に見える。
ほっそりとスマートなフィニッシュを見せるリヤビュー。ウインカーはクリアレンズにオレンジバルブ、テールはLED式だ。

◼️主要諸元◼️

SX125 【RX125】
エンジン:4ストローク 水冷単気筒 DOHC 4バルブ
総排気量:124.2cc
ボア×ストローク:58mm×47mm
最高出力:11kW(15HP)/10,700rpm
最大トルク:11.3Nm/8,000rpm
燃料供給方式:電子制御燃料噴射システム、マレリ製Φ32mm スロットルボディ
点火方式:電子制御イグニッションシステム
潤滑方式:ウェットサンプ
始動方式:セルフ式
トランスミッション:6速リターン
変速比:
 1速…11/33(3.000)
 2速…15/30(2.000)
 3速…18/27(1.500)
 4速…20/24(1.200)
 5速…25/27(1.080)
 6速…23/22(0.957)
一次減速比:29/69(2.739)
最終減速比:13/62(4.769)【13/69(5.308)】
クラッチ:湿式多板
フレーム:ツインチューブスチール
懸架方式(前/後):
 テレスコピック倒立フォーク/スチール製スイングアーム
ホイールトラベル(前/後):240mm/220mm
ブレーキ(前/後):φ300mmステンレスディスク/φ220mmステンレスディスク
         【φ260mmステンレスウェーブディスク/φ220mmステンレスウェーブディスク】
ABS:ボッシュ製9.1ML
ホイール(前/後):2.50 ×17/3.50 ×17【1.85×21/2.15×18】
タイヤ(前/後):100/80-17/130/70-17【90/90-21/120/80-18】
全長/全幅/全高2,055mm/820mm/1,140mm【2115mm/820mm/1170mm】
シート高:880mm【905mm】
車両重量:134Kg
燃料タンク:6.2L

生産国:中国

◼️ライダープロフィール

元モト・ライダー誌の創刊スタッフ編集部員を経てフリーランスに。約36年の時を経てモーターファン バイクスのライターへ。ツーリングも含め、常にオーナー気分でじっくりと乗り込んだ上での記事作成に努めている。

おすすめのバックナンバー

バイク|令和元年(2019年)のトピックおさらい!

バイク|令和元年(2019年)のトピックおさらい! 一覧へ

解決します! 交通ルールの素朴なギモン

解決します! 交通ルールの素朴なギモン 一覧へ

3分でわかる! クルマとバイクのテクノロジー超簡単解説

3分でわかる! クルマとバイクのテクノロジー超簡単解説 一覧へ