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これが新型油冷エンジンか。話題のスズキジクサーSF250に乗ってみた!

  • 2020/05/03
  • 後藤武
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スズキGIXXER SF250……36万9000円

力強いトルクが特徴の油冷エンジン

安定性が高く落ち着いたハンドリングが魅力

ディテール解説

主要諸元

ディテール解説

フロントブレーキはシングルディスクでスライとピンタイプの片押し2ポットキャリパーの組み合わせ。タッチがリニアでとても扱いやすい。ABSを装着して安全な制動を補助している
フロントタイヤは110/70-18でラジアルタイヤを標準装備。
新開発の油冷エンジン。国内仕様よりわずかにパワーが高く26.5ps/9000rpm,22.6Nm/7500rpm(国内仕様はそれぞれ26ps,22Nm)。低中速から太いトルクを発生する為、ストリートを楽しく走ることができる。
エンジン下に大型のサブサイレンサーを装備。消音だけでなく環境対策も万全だ。
大型のサイレンサーはパワーを犠牲にすることなく高い消音効果を発揮。
ステップ位置は激しいスポーツライディングではなく、ストリートでの乗りやすさを考えたポジション。
リアショックはリンク式のシングル。ストリートでも良く動く設定になっている。
リアのスイングアームはスチールの角パイプ。
リアブレーキは穴開きのディスクに片押しシングルピストンキャリパーを組み合わせABSを装着している。
2つのヘッドライトを組み合わせた個性的デザインのフロントマスク。
テールランプはテールカウルのラインに沿ってデザインされている。
スポンジの肉厚も十分で乗り心地の良いシート。
タンデムシートを開けると書類を入れるくらいのスペースがある。
ハンドル位置はストリートからツーリング、スポーツまでこなせるよう極端に低くされていない。
デジタルのメーターはスピードとタコが中心になったシンプルなデザイン。
左スイッチボックスはパッシング、ディマー、ウインカー、ホーンボタンを配置。
右スイッチボックスはキルスイッチとセルスターターボタンを配置。
軽い前傾姿勢となり膝の曲角もきつくない。ロングツーリングにも対応できるポジションだ。
身長178cmのライダーの場合はかろうじて両足のカカトがつく程度。

主要諸元

全長・全幅・全高:2010 × 740 × 1035mm
シート高:800mm
ホイールベース :1345mm
最低地上高:165mm
車重:161kg
エンジン型式:油冷単気筒4ストロークSOHC 4バルブ
排気量:249cc
ボア✕ストローク:76.0 ×54.9mm
最大出力 :26.5 PS/ 9000 rpm
最大トルク:22.6 Nm / 7500 rpm
燃料タンク容量:12L
燃料供給方式:インジェクション
始動方式:セルフスターター
変速機:6 速
フロントタイヤサイズ:110/70R-17M/C–Radial Tubeless / 150/60R-17M/C– Radial Tubeless

後藤武

自動車関係の実験職を経て渡米。飛行機、ヘリコプターの事業用ライセンス取得後に帰国。バイク雑誌クラブマン、航空雑誌シュナイダーなどの編集長を務める。現在はフリーランスとしてバイク、クルマ、飛行機、アウトドア、食などの記事を執筆。2ストロークマガジン編集長。日本工学院八王子専門学校講師。

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