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250cc・アンダー45万円のコスパ系バイク|スズキ・ジクサー250で約280km走った感想。

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スズキ・ジグサー250.......448,800円

乗り手を選ばない気軽に乗れる相棒感覚がイイ。

足つき性チェック(身長168cm)

ディテール解説

◼️主要諸元◼️

⚫️試乗後の一言!

ディテール解説

ヘッドランプにこだわり、なかなか上質なデザインを披露したフロントビュー。スラントした異形ランプは8眼LEDが組み込まれ、通常は上下の5眼が点灯する。ハイビームでは中段の3眼が加わり8眼全灯になる。下段の両脇はLED式のポジションランプ。
細い10本スポークデザインのキャストホイールには、タイランド産ダンロップ製スポーツマックスGPR-300を履く。正立式フロントフォークはφ41mm。リジッドマウントされた孔あきシングルディスクローターはφ300mm、BYBRE製2ピストン・ピンスライド式油圧キャリパーを採用。
ジクサー250の為に専用新開発された4バルブSOHCの油冷エンジン。クランクケースはブロンズ、単気筒のシリンダーはブラック仕上げ。冷却フィンを持たない外観は水冷の様に見えるが、燃焼室周辺の要所に冷却用のオイル通路を設けているのが特徴。
上下2段のデュアル排出口を設けた右出しショートアップマフラー。エンジン下部、後輪直前にも大容量チャンバーを備えている。
マスの集中にも貢献する前方にマウントされたリヤのモノショックは車体とスイングアームを直接支持するシンプルなリンクレス方式。白スプリングは7段階にプリロード調節ができる。
フェンダー機能を3分割構造としたデザイン。写真のバックフェンダーはスイングアームに固定されている。リヤブレーキにはシングルピストンのピンスライド式油圧キャリパーが採用された。
ブラックアウトされたパイプバーハンドルを装備。ジクサーSF250と比較すると、車幅は65mm広い。舵の切れ角は35°と共通。セパハンでカウルのあるジクサーSF250では気にならなかったが、ジクサー250ではもっと切れても良いと思えた。
オーソドックスなデザインで扱いやすいハンドル左側スイッチ。下からベストポジションにあるホーンボタン、プッシュキャンセル式ウインカースイッチ、ヘッドランプの上下光軸を切り替えるディマースイッチ、そして向こう側には人差し指で扱う黄色いパッシングスイッチがある。
ハンドル右側スイッチは、シンプルに二つ。赤いスイッチはエンジンキルスイッチ。下の黒いのはエンジン始動用スタータースイッチ。
ネガ液晶表示を採用したモノクロディスプレー。大きなデジタル速度計はとても見やすい。タコメーターはメーターの上辺を左から右へグラフブロックが積み上がり伸びていく方式。レッドゾーンは10,000rpmから。
前後に段差を設けたセパレートシート。それなりに硬くしっかりしたクッション容量を持っている。
車体左脇のキーロックを解錠すると後席クッションは簡単に脱着できる。左右にはしっかりと持ちやすいグラブバーを装備。ヘルメットホルダー用のフックも二つある。ETC機器の収納も可能である。
リヤビューのデザインはジクサーSF250と共通。LED式ストップランプはテールカウルに綺麗に組み込まれている。クリアレンズのウインカーにはオレンジバルブが採用されている。

◼️主要諸元◼️

型式:2BK-ED22B
全長/全幅/全高:2,010mm/805mm/1,035mm
軸間距離:1,345mm
最低地上高:165mm
シート高:800mm
装備重量:154kg
燃料消費率:45.0km/L(60km/h・2名乗車時)
WMTCモード値:37.7km/L(1名乗車時)
最小回転半径:2.6m

エンジン型式:EJA1
バルブ形式:油冷・4サイクル・SOHC・4バルブ 単気筒
総排気量:249㎤
内径×行程:76.0mm×54.9mm
圧縮比:10.7:1
最高出力:19kW(26PS)/9,000rpm
最大トルク:22N・m(2.2kgf・m)/7,300rpm
燃料供給装置:フューエルインジェクションシステム
始動方式:セルフ式
点火方式:フルトランジスタ式
潤滑方式:ウェットサンプ式
潤滑油容量:1.8L
燃料タンク容量:12L

クラッチ形式:湿式多板コイルスプリング
変速機形式:常時噛合式6段リターン
変速比:
 1速…2.500
 2速…1.687
 3速…1.315
 4速…1.111
 5速…0.954
 6速…0.826
1次減速比:3.086
2次減速比:3.076
フレーム形式:ダイヤモンド
キャスター:24°20'
トレール:96mm
ブレーキ形式(前/後):油圧式シングルディスク(ABS)/油圧式シングルディスク(ABS)
タイヤサイズ(前/後):110/70R17M/C 54H/150/60R17M/C66H
舵取り角左右:35°
乗車定員:2名

生産国:インド

⚫️試乗後の一言!

かつてバイクブームの始まりは、250cc人気が牽引役になった。ジクサー250は間違いなく裾野を広げてくれるバイクである。

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