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【気になる一台】51PSフルパワー! インドネシア仕様のカワサキNinja ZX-25Rに乗った。

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カワサキ・Ninja ZX-25R(インドネシア仕様)

話の物種に一度試乗してみると良いネ!

足つき性チェック(身長168cm)

ディテール解説

◼️主要諸元◼️

⚫️試乗後の一言!

ディテール解説

メタフレークの輝きを放つブラックのフロントマスクもまた精悍。デザインは全て共通だが、標準仕様なのでスクリーンはクリアタイプが装着されていた。
リムサイドにカラーリボンの無いブラック・ホイールには、ダンロップ製スポーツマックスGPR300を履く。ショーワ製のフロントフォークはφ37mmの倒立式。ディスクブレーキローターはφ310mm、モノブロック対向4ピストン式油圧キャリパーがラジアルマウントされている。
搭載エンジンは国内仕様と基本的に共通。圧縮比も同じなので、考えられるのは吸排気系とECUに書き込まれたプログラムが異なるのみだろう。
φ30mm4連装のスロットルボディ。フライバイワイヤーによる電子スロットルが採用されている。
パワーモードは「フル」と「ロー」の選択が可能。ローパワーを選択すると20%減の穏やかな出力特性になる、白いラインで示されているのがローパワーモードだ。
一般論で考えるとマフラーも国内仕様とは異なると思われるが、現時点で正確な情報は把握できていない。
プリロード調節機構付きのリヤショックが水平近く前傾されてレイアウト。その後端部分にリンク機構を備えている。
ホリゾンタルバックリンク式サスペンションの作動イメージ。ホイールの上下動に対してリンク機構を介す事で、プログレッシブな作動特性が得られる。
搭載されているアシスト&スリッパークラッチの概念図。斜めに切られた部分の働きで、クラッチ操作力の軽減と、減速時にクラッチを滑らすことでバックトルクを逃す機能がある。
外からわかる明確な違いは、写真(ハブ)の向こう側にあるドリブンスプロケットが、国内仕様の50丁から48丁に小さくなり、ギヤ比が高められている。あくまで机上論だが最高速度は4%ほど伸びる計算になる。
ハンドル周りはメーターも含めて国内仕様、そしてSEとも共通。撮影車両にはETCのアンテナとアクセサリー取り付け用のバーが中央に装備されていた。
ハンドル左側スイッチ。下から順に、ホーンボタン、プッシュキャンセル式ウインカースイッチ、ディマースイッチ、裏側には人差し指で扱うパッシングスイッチ。そして右側にあるのは下がハザードスイッチ、上がマルチファンクションボタン。これはメーター表示やKTRC、パワーモード、そしてオプションで装着できるクィックシフターの切り替えに使用する。
ハンドル右側のスイッチはグレーの上下スライドスイッチが一つ。上にするとエンジンキルスイッチ。中央が標準位置で、下に下げるとエンジン始動用のセルスタータースイッチとして機能する。ちなみにスイッチボックス内にはスロットルセンサーが有り、「磁石等を近づけると影響を与える可能性がある」と取扱説明書には明記されている。
基本的に国内仕様と共通と思われるメーター周り。アナログ表示式タコメーターも、レッドゾーンは17,000rpmからで同じ。意外だったのは、走行時に燃料消費の少ない状態である事を知らせてくれるECOマーク表示もある。ギヤポジションの上に点灯するシフトアップインジケーターの点灯タイミングは、5,000〜17,000rpmの範囲で、250rpm刻みに任意設定できる。
段付きのダブルシートには、セパレートタイプのクッションを採用。尻の後方がワイドにデザインされた前席は厚みもあって、なかなか座り心地が良い。
テールカウル左脇にあるキーロックを解錠するとリヤクッションは簡単に脱着できる。ETC機器も難なく入れられるスペースがある。
シュッと細く絞られたスマートなテールエンド。もちろんデザインは国内仕様と共通だが、カラーリングの違いかよりシャープにフィニッシュしている様に見える。

◼️主要諸元◼️

型式:2BK-ZX250E
全長×全幅×全高:1,980mm×750mm×1,110mm
軸間距離:1,380mm
最低地上高:125mm
シート高:785mm
キャスター/トレール:24.2°/99mm
エンジン種類/弁方式:水冷4ストローク並列4気筒/DOHC 4バルブ
総排気量:249.8cm³
内径×行程:50.0mm×31.8mm
圧縮比:11.5:1
最高出力:36.8kW(50PS)/15,500rpm(ラムエア加圧時37.5kW(51PS)/15.500rpm)
最大トルク:22.9N・m(2.3kgf・m)/14,500rpm
始動方式:セルフスターター
点火方式:バッテリ&コイル(トランジスタ点火)
潤滑方式:圧送式ウェットサンプ
エンジンオイル容量:2.9L
燃料供給方式:フューエルインジェクション(φ30mm×4)
トランスミッション形式:常噛6段リターン
クラッチ形式:湿式多板
ギヤ・レシオ:
 1速…2.928(41/14)
 2速…2.055(37/18)
 3速…1.619(34/21)
 4速…1.333(32/24)
 5速…1.153(30/26)
 6速…1.037(28/27)
一次減速比/二次減速比:2.900(87/30)/ 3.429(48/14)
フレーム形式:トレリス
懸架方式(前/後):テレスコピック(倒立・インナーチューブ径φ37mm)/スイングアーム(ホリゾンタルバックリンク)  
ホイールトラベル(前/後):120mm/116mm
タイヤサイズ(前/後):110/70R-17M/C (54H)/ 150/60R-17M/C (66H)
ホイールサイズ(前/後):17M/C×MT3.50/ 17M/C×MT4.50
ブレーキ形式(前/後):シングルディスクφ310mm /シングルディスクφ220mm
ステアリングアングル(左/右):35°/ 35°
車両重量:180kg
使用燃料無鉛:プレミアムガソリン
燃料タンク容量:15L
乗車定員:2名
最小回転半径:2.6m

⚫️試乗後の一言!

違いは明らか、でも実用域で感じられる差は僅か。どちらも本当の感想です。

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