ホンダ ホンダ N-VAN 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格
- 2023/02/21
ホンダ N-VANの新型モデル情報を紹介します。 ホンダ N-VANの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。 ホンダ N-VAN新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。
ホンダ N-VAN新型モデルの概要
ホンダ N-VANは、「N-BOX」に代表されるホンダの「N」シリーズ第5弾として2018年に登場。「for WORK」と銘打たれているだけあって、基本的にはNシリーズ初の商用バンだ。
とはいえ、収納スペースも軽ワンボックスとしては広く、車中泊やキャンプユースでも注目されている。アウトドア派にはミニバイクやキャンプ用品も積める機動性が魅力的だ。荷室はリヤシートを倒すとフルフラットになり、助手席も倒して長尺に対応する。
トランスミッションには6速MTもラインナップ。10色のカラーバリエーションも用意されており、単に商用にとどまらないユーザーも想定している。モデルはG、L、+STYLE FUN、同ターボがあり、2WDと4WDを用意。価格帯は127万~187万円。
ホンダ N-VANの外観・内装デザイン
ホンダ N-VANがどういうクルマなのか、まずは外観から受ける印象と内装デザインから見ていこう。商用バンとはいえ、パーソナルユースでも注目されている理由がそこからわかるはずだ。
外観:商用バンでもカラーバリエーションは豊富
ホンダ N-VANは、シンプルなフロントマスクが印象的な箱型のワンボックススタイルだ。サイドパネルにはフロントからリアに3本のビードラインが流れ、テールゲートにも同様のラインが施されている。
これが+STYLE FUNだとヘッドライトが丸形になり、フロントマスクの印象はより可愛らしくなる。同モデルはカラーバリエーションが豊富で、選ぶ色によってフロントマスクの印象が微妙に変わるのも面白い。ほかのモデルにはない明るいカラーもある。
フロントガラスは大きく、視認性の良さが外観からもうかがえる。なにより四角いボディは荷物の積載量に期待感を持たせてくれるだろう。
内装:軽自動車らしいシンプルな水平基調デザイン/h3>
ホンダ N-VANの内装デザインは水平基調で、軽自動車らしくレバーはステアリング横に配置されている。インパネには様々なものを置いたり収納したりできるようになっていて機能的だ。
G、Lモデルではリヤシートにヘッドレストがなく、補助椅子的な印象だ。+STYLE FUNではインパネ回りに質感を持つ素材を使用し、リヤシートにもヘッドレストが備えられている。
これらを踏まえると、G、Lモデルは商用での1人か2人乗りでリヤシートを倒して荷物をフル搭載する商用向き。+STYLE FUNはリヤシートを倒してアウトドアなどの遊びから、ふだん使いにも使えるパーソナルユースとしての要素も兼ね備えられている。
ホンダ N-VANのサイズ・室内スペース
ホンダ N-VANは軽ワンボックスカーだ。ではその概要を外観サイズと室内スペース、そしてこのクルマでもっとも重要な収納の能力について数字をもとに見ていこう。商用バンとしての実力をチェックする。
ボディサイズ:たっぷり積めて小回りが効く大きさ
ホンダ N-VANのボディサイズは、モデルによって全高が変わる。FFモデルは1,945mm、4WDモデルは1,960mmだ。それ以外は共通で、全長3,395mm、全幅1,475mm。最低地上高は155mm、ホイールベースは2,520mmで最小回転半径はFFモデルが4.6m、4WDモデルは4.7m。
ワンボックスということで全高は十分にとられており、ライバル車に負けていない。
室内スペース:荷室スペースはリヤシートを倒して拡大
ホンダ N-VANの売りは荷室スペースだ。室内長は1,510(左)/1,330(右)mm×室内幅1,235mm×室内高1,365mm。荷室のサイズは助手席も倒すと2,635mmの長尺を確保できる。
商用で使うときはリヤシートを倒してフルフラットにすることで1,510mmの荷室長になる。荷室幅は1,390mmで荷室高は1,365mmでたっぷり荷物を搭載可能だ。
収納スペース:長尺物もらくらく積み下ろし
収納スペースを利用するための軽ワンボックスN-VANは、最大積載量が350kg。これは軽貨物車の最大積載量でもあり、ビールケース40個を搭載できる。
大量の荷物を積み下ろしするときに便利なよう、テールゲートは1,890mmの高さまで開く。
床面も低めで、重い荷物の積み下ろしも楽。さらに後部スライドドアと助手席側のドアの間にピラーがなく、両ドアを開くと、大きな間口が現れるのも魅力だ。
ホンダ N-VANの性能・燃費・装備
ホンダ N-VANは商用バンという位置付けだが、それだけにとどまらない幅広い使い方ができるクルマだ。その走行性能や燃費、また独自の装備・機能は充実しているのかをチェックしていこう。
走行性能:ターボエンジンと4WD、6MTで幅広い対応
ホンダ N-VANは荷物を最大限積載して走り回ることを想定、停止と発進をスムーズに繰り返す使用に効果的な低・中速域での加速を追求したDOHCエンジンを搭載する。ターボ車では最高出力と最高トルクがともに向上、よりパワフルな走りを実現した。
また、ホンダの軽バンでは初のCVTを採用。静かでシームレスな変速で快適な運転ができる。また、6MTも軽バンでは初の採用。駆動力が必要な場所での走りや、高速道路の走行にも対応する。さらに4WDモデルも用意されており、寒冷地、山間部、降雪地帯でも安心して走ることが可能だ。
安全性能:「Honda SENSING」で安全運転を支援
N-VANは安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備する。衝突軽減ブレーキ、誤発進抑制、歩行者事故軽減ステアリング、車線維持、追従機能、標識認識など10のサポート機能で事故を未然に予防できる。
車両や歩行者は夜間でも検知、緊急時は強いブレーキを自動的にかけて衝突回避・被害軽減をサポート。さらに、フルLEDヘッドライトは遠くまで明るく照らし、点灯忘れをふせぐ「オートライトコントロール機構」、霧のときに役立つLEDフォグライトも搭載する。
燃費性能:FF・ノンターボでWLTC19.2km/L
ホンダ N-VANの燃費は、ターボ車以外のFF/CVTモデルでWLTCモード19.2km/L。市街地モード17.9km/L、郊外モード20.5km/L、高速モード19.0km/Lだ。JC08モードでは23.8km/Lで、まずまずといったところだ。
燃費向上のためアイドリングストップシステムのほか、エアコンなど車全体を自動制御する「ECONモード」が備えられている。スイッチのオン・オフだけで切り替えられるので、積極的に使用したい。
装備・機能:DIYと組み合わせてオリジナリティを追求
公式サイトではSPECIALコンテンツとして、+STYLE FUNの楽しみ方を紹介。キャンプや釣りでの使い方を動画で紹介している。キャンプではバックドアと助手席側のドアを前後とも全開にして、カフェ風にアレンジするボード、カウンターテーブルをDIYで作って紹介。作り方も紹介されていて参考になる。
車中泊では床から一段高くするマルチボードが用意されており、テールゲートを開けたままにして虫などが入らないようにしたいときはテールゲートメッシュがやはりオプションで用意されていて便利だ。
ホンダ N-VANおすすめポイント要約
ホンダ N-VANは、ホンダNシリーズの1台。車内の広さを受け継いだ商用バンだ。とはいえカラフルな+STYLE FUNと同ターボもラインナップされ、こちらは趣味のアウトドア遊びを思い切り楽しむクルマ、移動する秘密基地的にカスタマイズすることも可能だ。収納や車中泊に便利なオプションも多数用意されている。商用の利用でも役立つオプションも多いので、チェックしておくといいだろう。
N-VANは四角く背の高いボディが特徴で、最大の売りは収納力になる。リヤシートを倒せば広大な収納空間が出現し、最大積載量は350kg。軽自動車でもたっぷり積めるのだ。商用ユースで住宅街やオフィス街の狭い路地もらくらく走れる機動性は実用的だ。商用での利用はもちろんだが、アウトドアや車中泊を楽しみたい人にとっても楽しめるクルマと言えるだろう。
ホンダ N-VAN バックナンバー
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