レクサス レクサス GX 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格
- 2025/09/01
レクサス GXの新型モデル情報を紹介します。レクサス GXの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。レクサス GX新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。
レクサス GX新型モデルの概要
「レクサス GX」は、ラージサイズのSUV。ラダーフレームの「GA-F」プラットフォームを持つ本格的なオフローダーで、レクサスSUVラインアップのトップに君臨する「LX」ともこのプラットフォームは共通する。それだけに全幅は2mにもなり、全高も1.9mを超える堂々たるボディを持つ。
「レクサス GX」の発売は今回のモデルが国内では初。海外ではすでに2つの世代が販売され、ランドクルーザー プラドのレクサス版といった成り立ち。プラドが250へと進化しているが、新「GX」は250といわば兄弟の関係という面があるものの、クラスは別格。搭載エンジンも250とは異なり、3.5L・V6ツインターボだ。
ラインアップは、GX550「OVERTRAIL+(オーバートレイル+)」と、GX550「version L(バージョンL)」。「オーバートレイル+」が通常販売に先立ち、まずは2024年に100台の抽選販売が行われたが、2025年4月に正式デビューし、2つのグレードらラインアップされた。
では、さっそく、「レクサス GX」の魅力を、デザインや実用性、走行性能などといったポイントごとに、見ていこう。
レクサス GXの外観・内装デザイン
レクサスのSUVラインアップにおいて、「LX」に次ぐモデルが、この「レクサス GX」だ。プレミアムブランドのオフローダーとしてのキャラクターが見事に貫かれ、佇まいは堂々とし、高級感も漂う。まずは、その外観と、内装デザインの注目ポイントにスポットを当てて、「レクサス GX」の個性を見ていこう。
本物感あふれるスクエアなボディデザイン
これまでの「レクサス GX」と異なり、フロントピラーを後方にセットしながら角度を立てたデザインなどで、スクエアなボディが完成。冒険心をくすぐるオフローダーとしての力強さがみなぎり、エクステリアは迫力感満点だ。
フロントマスクは、レクサスの象徴とも言えるスピンドルを塊で表現したスピンドルボディに、オフローダーとしてのムードと機能を持ったプロテクター形状を融合させた。サイド部分をグリル開口として、オリジナリティあるフロントマスクをつくり上げた。
張り出した前後のフェンダーによる安定感のスタンスとともに、リアまわりは、一文字のリアコンビネーションランプのシンプルで力強いデザインが注目のポイント。また、リアコンビネーションランプとともにデザインしたLEXUSロゴでブランドの一員であることを明確に主張する。
「オーバートレイル+」では、センタープロテクションや、ブラックのアーチモールに加え、バンパーのコーナー下端を切り上げ、悪路走破性をより向上。本格オフローダーとしての風格に磨きをかけた。
モダンで居心地のいい特別な場所
「森の中にたたずむ、デジタル環境を完備したモダンで快適な別荘」をイメージしてデザインされた、乗員が心から安らげる室内。
他のレクサスモデル同様、コックピットは、より運転操作に集中できる「Tazuna Concept」を採用。インパネ上面を基準にして、水平・垂直基調のシンプルな構成に。また大型の14インチセンターディプレイを低く配置していて、前方の視認性をしっかり確保したのも、オフローダーにふさわしいインパネデザインにひと役買っている。
メーターは、12.3インチTFT液晶式。走行中の視界を確保しながら情報を表示するカラーヘッドアップディスプレイも採用する。
内装色は、ブラック基調のほか、「バージョンL」ではシートメイン部分をサドルタンで、「オーバートレイル+」ではシートメイン部分を明るいアースカラーのシャトーでコーディネートしたパターンを用意した。オーナメントパネルは、鈍く艶のある美しさを感じさせる艶炭と、自然の温かみ感じさせるオークフィルムを内装色に合わせて設定した。
レクサス GXのサイズ・室内スペース
ランドクルーザー250とボディの大きさなど共通項も少なくない「レクサス GX」。250のボディサイズからして、かなりの大型モデルだとイメージすることだろう。取り回しに関係するだけに実際のサイズを、ここであらためてチェックしてみよう。また、快適性や使い勝手を左右する室内スペースと、収納についても確認していこう。
広い駐車スペースの確保が必須
ボディサイズは、GX550「バージョンL」が全長4960㎜×全幅1980㎜×全高1920㎜。外装パーツなどの関係で、GX550「オーバートレイル+」では全長4970㎜×全幅2000㎜×全高1925㎜となる。ランドクルーザー250と比較すると、35mm長く、幅や高さもほぼ同じ数値となる。
レクサスSUVラインアップの頂点に立つ「LX」より、GX550「バージョンL」との比較で全長は140mm短いが、幅や高さに大きな差はない。「オーバートレイル+」では10mmだが幅が「LX」よりもある。
「GX」は「LX」に限りなく近いサイズなのだ。最小回転半径は、同じ6.0m。住宅街などではやはりボディの大きさに気を使うシーンはあるだろう。余裕を持って駐車するには、かなり広い駐車スペースを自宅で確保することが肝心だし、出かけた先でも広めの平置き駐車場を探す必要に迫られることがありそうだ。
「オーバートレイル+」は5名乗り
フロントシートは悪路走行であっても安定した座り心地を目指し、部位に応じてウレタンパッドの厚さを工夫して優れたフィット感を実現。レーンチェンジなどでも上体の姿勢が崩れないような配慮も徹底した。
振動対策をはじめ、タイヤからの放射音やエンジンノイズの侵入を徹底的に抑え、長時間ドライブでの疲労を軽減する静粛性を獲得。アコースティックガラスを採用したウインドシールドガラスで、会話の明瞭さも高めている。
足元やドアトリムに配置して、素材感やリラックスした空間を演出してくれるイルミネーションは、14色のテーマカラーと、好みで選べる50色のカスタムカラーの計64色から選択できる。
GX550「バージョンL」は3列シートの7名乗り、GX550「オーバートレイル+」は2列シートで5名乗り。室内の寸法は、3列シートの「バージョンL」の場合、室内長は2695mm、室内幅は1575mm、室内高は1190mm。シート列の少ない「オーバートレイル+」では、室内長は1940mmとなる。乗り込んでみるとセカンドシートも足元、頭上ともに余裕にあふれる空間だ。
乗り降りをスマートに行えるように、「バージョンL」では、ドアを開けると自動でステップが展開するオート電動格納式ステップを装備する。
使い勝手のいい広い荷室を実現
シフトレバーの左側にリッド付きのカップホルダーを配置。オープン時はカップホルダー、クローズ時はデジタルデバイスを置くトレイとして使える便利な2Way式だ。その後方には「おくだけ充電」も装備する。フロントセンターコンソールには、500mlサイズのペットボトルを4本保冷できるクールボックスを採用した。
GX550「バージョンL」のサードシートは、5:5分割可倒式。電動リクライニング機構を採用し、ラゲージスペースを拡大できる。ヘッドレストが折り畳まれ、座面の沈み込みでフロアがフラットになるダブルフラットシートの採用も見逃せない。
荷室スペースは、ボディの大きさを反映していて、広大なもの。サードシートを格納すると、荷室長が1096mmに拡大。室内幅(最大)は1393mmだ。セカンドシートは、シートバックの前倒しのみのモードと、座面も引き起こすモードが可能で、シチュエーションで使い分けられる。
2列シートのGX550「オーバートレイル+」の荷室は、荷室長が1122mmで、室内幅(最大)は1286mm。「バージョンL」のセカンドシートと同様、後席は2つのアレンジができ、座面も引き起こしたときの荷室長は1494mmまで拡大する。
ハンズフリーパワーバックドアを装備。バックドアを開かずに荷物の出し入れが可能なバックドアガラスハッチも採用するから、後方スペースのない駐車場などで便利だ。
レクサス GXの性能・燃費・装備
市街地やハイウェイクルーズでの快適性を生み出し、タフな走破性も実現した「レクサス GX」。その走りの性能を引き上げるために投入されたメカニズムや、ランニングコストに関連する燃費など、気になるポイントをチェックしていこう。合わせて、安全性能や、装備・機能についても見ていこう。
「オーバートレイル+」は悪路向け装備を満載
搭載エンジンは、3.5LのV6ツインターボガソリンエンジン。最高出力260kW(353ps)、最大トルク650Nm(66.3kgm)を発揮する。組み合わせるトランスミッションはDirect Shift-10ATとなる。
LEXUSが理想とする本格オフローダーは、「オフロード走行はもちろん、オンロードにおいても質の高いドライビングを楽しめるクルマ」だという。
サスペンションジオメトリとコイルスプリングのばね定数の最適化で優れた車両安定性を実現すると同時に乗り心地も追求。伝統のリアリジッドサスペンション方式と長いホイールアーティキュレーションによる高い路面追従性も注目ポイントとなる。
AVS(電子制御式ショックアブソーバー)を装備。衰力切り替え応答性の良いリニアソレノイド式の採用で、路面や走行状態に応じてきめ細かく制御を行ってくれる。
GX550「オーバートレイル+」は、オフロード走行に特化した装備を用意。なかでも、サスペンション制御システムのE-KDSSは、市街地での走行安定性とオフロードの走破性を高次元で両立する。また、オフロード走行性の路面状況に応じた走行支援を、ダート、サンド、マッド、ロック、オートなど6つのモードから選択できるマルチテレインセレクトも装備。車両周辺の状況確認を4つのカメラでサポートするマルチテレインモニターや、クロールコントロール、ダウンヒルアシストコントロールも装備した。
先進の予防安全技術を採用
最新の予防安全技術「Lexus Safety System +」を搭載。「プリクラッシュセーフティ」は、進路上の車両、歩行者、自転車運転者、自動二輪車をミリ波レーダーと単眼カメラで検出。交差点右折時に前方から来る対向直進車(隣接2レーンまで)や、右左折時に横断してくる横断歩行者や自転車運転者も検出する。
交差点での出合頭で車両や自動二輪車に対しての衝突回避の支援や、ドライバーの操舵をきっかけに車線内で操舵をアシストする緊急時操舵支援、低速時の事故予防をサポートする低速時加速抑制などの機能も盛り込む。
高速道路や自動車専用道路でレーダークルーズコントロールの作動時に、車線維持に必要なステアリング操作支援を行う「レーントレーシングアシスト」や、「歩行者の横断」「飛び出してくるかもしれない」など、運転の状況に応じたリスクの先読みを行い、危険に近づきすぎないよう運転操作をサポートしてくれる「プロアクティブドライビングアシスト」も採用する。
WLTCモード燃費は8.1km/L
高速燃焼と高効率ツインターボが力強い低速トルクと優れたレスポンスをもたらす3.5L・V6ツインターボガソリンエンジンを搭載。ワイドでフラットなトルク特性で、動力性能とすぐれた燃費性能を両立している。また、ギヤステップのクロス化や、全体のギヤレシオのワイドレンジ化を実現したDirect Shift-10ATが、気持ち良い加速感などとともに高速燃費の向上を果たしている。
GX550「バージョンL」、GX550「オーバートレイル+」ともに、WLTCモード燃費は、8.1km/L。各モードは市街地モードで5.6km/Lにとどまるものの、高速道路モードでは9.8km/Lをマークする。
プレミアムSUVとしての充実装備
3眼フルLEDヘッドライト、フルLEDリアコンビネーションランプを採用。タイヤとホイールは、GX550「バージョンL」が265/50R22タイヤと切削光輝&ダークグレーメタリック塗装のアルミを組み合わせ、GX550「オーバートレイル+」は265/65R18タイヤとマットグレー塗装のアルミを採用する。
シートヒーター(フロントシート・セカンドシートおよび後席)、シートベンチレーション(フロントシート)を装備。また、エアブラダー(空気袋)を膨張させ、背中から大腿部までを押圧するフロントリフレッシュシートも標準装備だ。
そのほか、レクサス クライメイト コンシェルジュ(3席独立温度調整オートエアコン)、リアドアサンシェード(マニュアル)、コネクティッドナビ(車載ナビ有り)、エージェント(音声対話サービス)、プレミアムサウンドシステムを採用。オプションで、“マークレビンソン”プレミアムサラウンドサウンドシステムを用意した。
また、ガラスサンルーフを全車に装備し、調光機能も付いた爽快なパノラマルーフをGX550「バージョンL」にオプション設定した。
レクサス GXおすすめポイント要約
車両開発コンセプトに「ザ・プレミアム・オフローダー」を掲げ、過酷な悪路から街中の舗装路まで、さまざまなシーンでクオリティの高いドライブ体験を提供してくれる「レクサス GX」。
それぞれの個性が光る2グレード構成だが、どちらを選択するかは、まず3列シートが必要ならGX550「バージョンL」をチョイスすることになる。セミアニリン本革シートなど高級感漂う仕立ても魅力だ。いっぽうGX550「オーバートレイル+」は悪路走破性を高める機能の数々が注目のポイント。実際、悪路走行の機会が多くなくても、専用の外観などといったタフなキャラクターは、これまでとは違う自分の姿をイメージさせてくれるだろう。
メーカーのWebサイトでは納期目処について「詳しくは販売店にお問い合わせください」の表示。中古車は他の超人気SUV同様、高値の傾向が続くことが予想される。ディーラーにまめに問い合わせを行ったり、中古車サイトをチェックしたり、チャンスを待つ必要がありそうだ。
レクサスGX 2025年4月発売モデル
GX550 バージョンL
| 価格 | 1,270万円 |
|---|---|
| 排気量 | 3500cc |
| 駆動方式 | フルタイム4WD |
| 最高出力 | 353 ps(260 kW)/4800〜5200rpm |
|---|---|
| 最大トルク | kg・m(66.3 Nm)/2000〜3600rpm |
| 乗員 | 7名 |
| 燃費 | - |
GX550 オーバートレイル+
| 価格 | 1,195万円 |
|---|---|
| 排気量 | 3500cc |
| 駆動方式 | フルタイム4WD |
| 最高出力 | 353 ps(260 kW)/4800〜5200rpm |
|---|---|
| 最大トルク | kg・m(66.3 Nm)/2000〜3600rpm |
| 乗員 | 5名 |
| 燃費 | - |
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