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マツダ マツダ フレアワゴンカスタムスタイル 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2025/03/12

マツダ フレアワゴンカスタムスタイルの新型モデル情報を紹介します。マツダ フレアワゴンカスタムスタイルの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。マツダ フレアワゴンカスタムスタイル新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

マツダ フレアワゴンカスタムスタイル新型モデルの概要

マツダ フレアワゴンカスタムスタイルは、軽スーパーハイトワゴンで、スズキ スペーシアカスタムのOEMモデル。両側スライドドアの高い機能性に加え、スペーシアカスタム同様、後席に「マルチユースフラップ」を導入している。

スペーシアのOEMモデルに当たるフレアワゴンもラインアップするが、ここでは、上質さを追求したカスタムスタイルを中心に紹介しよう。

NAエンジンのマイルドハイブリッド仕様のみのフレアワゴンに対して、カスタムスタイルはターボ版も用意。NA版がXSグレード、ターボ版がXTグレードとなり、どちらも4WDモデルを設定する。

では、さっそく、フレアワゴンカスタムスタイルの魅力を、デザインや実用性、走行性能などといったポイントごとに、見ていこう。

マツダ フレアワゴンカスタムスタイルの外観・内装デザイン

大容量のコンテナをモチーフにエクステリアを仕上げながら、「上質感」と「存在感」を追求したマツダ フレアワゴンカスタムスタイル。まずは、外観と、内装デザインの注目ポイントにスポットを当てて、ルックスの魅力を見ていこう。

外観:もっと自由に、もっと使いやすく

エクステリアは、大容量の「コンテナ」をイメージしてデザイン。ボディサイドに、コンテナのプレス面を連想させるビード形状なども取り入れ、しかも、メッキと艶のあるブラックを組み合わせた大型のフロントグリルやメッキフロントバンパーガーニッシュ、メッキバックドアガーニッシュなどにより、特別な存在感を獲得した。スポーティで精悍な印象が、カスタムスタイルの魅力となる。

ヘッドライトまわりは、内部をブラック化した薄型フルLEDヘッドランプとLEDシーケンシャルターンランプが特徴。フロントバンパーやリアバンパーがエアロタイプとなるほか、サイドアンダースポイラー、ルーフエンドスポイラーを装備した。

ボディカラーは、NA版のXSグレードとターボ版のXTグレードのどちらも、2トーンルーフ仕様車を含めて、全6色を用意。「ピュアホワイトパール」「スチールシルバーメタリック」の2トーンルーフ仕様車は、ブラックルーフを採用している。

内装:ブラックとボルドーの配色で上質に

フレアワゴン同様、インパネや前席ドアのアッパー部分に立体的なデザインを施し、カップホルダーやインパネボックスにビード形状を採用する。

インテリアのカラーコーディネートは、ブラックを基調としながら、セミマットな質感のボルドーと光沢のあるピアノブラックの加飾を用いて、上質で落ち着いた雰囲気を演出。シートサイド部は、艶のあるパイピングを施したレザー調で、より上質感を高めたデザインを施している。

スピードメーターをデジタル化。同時に、マルチインフォメーションディスプレイには 4.2インチカラーTFT液晶を全車に標準装備し、視認性を向上している。また、ヘッドアップディスプレイも装備した。

マツダ フレアワゴンカスタムスタイルのサイズ・室内スペース

マツダ フレアワゴンカスタムスタイルは、サイズを軽自動車の枠に収めながらも、全高をたっぷりとったスーパーハイトワゴンならではのボディ。そのフォルムを活かして、室内スペースもゆとりに満ちた空間を作り上げた。また、随所に施したポケッテリアなど収納が充実しているのも魅力だ。

ボディサイズ:全高もホイールベースも先代モデルと同値

全長3395㎜×全幅1475㎜×全高1785㎜のボディサイズのほか、ホイールベースも先代と同じ2460mm。ホンダN-BOXカスタムと比較すると、全高は5mm低く、ホイールベースは60mm短い数値となっている。

軽自動車ならではのコンパクトなボディで、最小回転半径はFF/4WDともに4.6mだから、狭い路地が連続する住宅地や、スペースにゆとりのない駐車場でも安心して取り回しができるだろう。

室内スペース:マルチユースフラップは便利で快適

リア乗降用ステップは地上高345mmで乗り降りのしやすい設定。そのほか、開口幅600mm、開口高1250mmのスライドドアも、後席の乗降性に貢献する。

電動スライドドアはどちらのグレードにも装備し、閉めている途中にドアロックを「予約」できる予約ロック機能も採用した。これは、アドバンストキーやフロントドアとバックドアのリクエストスイッチから操作可能だ。

リアシートに装備したマルチユースフラップは、くつろげるオットマンモードや、走行中の姿勢の安定をもたらすレッグサポートモードのほか、荷物の落下を予防する荷物ストッパーモードに切り替えできる。後席の左右独立式センターアームレストも採用した。

室内長×室内幅×室内高は、2170×1345×1415mm。先代と比較して、15mm長くなり、高さも5mm広がった。ホンダN-BOXカスタムと比較してみると、幅は5mmマイナスなものの、45mm長く、15mm高さのある室内寸法となっている。

収納スペース:充実の小物収納で便利な室内

運転席オープントレイ、助手席ビッグオープントレイ、フロントドアアッパーポケット(両側)を装備。加えて、助手席シートアンダーボックス、折り畳み式シートバックテーブル(後席左右)、シートバックアッパーポケット(運転席/助手席)なども備える。パーソナルテーブルは、カップホルダーのほか、格納時も使えるショッピングフックを採用する。

助手席は背もたれの前倒し機能を装備。リアシートは左右独立スライド、ワンタッチダブルフォールディング機能を装備し、荷物に応じてアレンジが可能だ。また、フラットで低床な荷室空間を実現。開口部に設置した自転車の積み下ろしガイドで、自転車を積む時もラクに行える。

マツダ フレアワゴンカスタムスタイルの性能・燃費・装備

マツダ フレアワゴンカスタムスタイルは、全車マイルドハイブリッドシステムを搭載し、エンジンはNAとターボをグレードによって搭載。それぞれの走りの性能はぜひチェックしたい部分だ。またどれほどの燃費性能を有するのかも気になる。安全面など装備・機能についてもここで見ていこう。

走行性能:NA版は新エンジンを搭載

NAモデルの搭載エンジンは、従来のR06A型から、R06D型に切り替えた(657cc直列3気筒DOHC)。このR06D型は熱効率のよさが魅力で、ロングストローク、高圧縮比、デュアルインジェクションシステムなどを採用。そこに、マイルドハイブリッドシステムを組み合わせる。

最高出力は36kW(49ps)/6500rpm、最大トルクは58Nm(5.9kg・m)/5000rpm。組み合わせるモーターのパワースペックは、1.9kW(2.6ps)/1500rpm、40Nm(4.1kg・m)/100rpmとなっている。

ターボユニットは、先代と共通のR06A型ターボ。最高出力は47kW(64ps)/6000rpm、最大トルクは98Nm(10.0kg・m)/3000rpmで、NAより40Nm高い最大トルクを低い回転数で発生する。組み合わせるモーターもパワフルで、スペックは2.3kW(3.1ps)/1000rpm、50Nm(5.1kg・m)/100rpmだ。

さらに、新設計のボディ構造により、操縦安定性や静粛性も向上。環状骨格構造や構造用接着材の採用により、ボディ剛性や操縦安定性を磨き上げ、アンダーボディ接合面への減衰接着剤の採用などで室内の高い静粛性も実現した。

安全性能:先進安全技術と広い前方視界

フロントピラーを細くして前方視界を拡大し、右左折時の歩行者や交通状況に対する視認性を向上。

ミリ波レーダーと単眼カメラの組み合わせにより、検知対象を車両や歩行者、自転車、自動二輪車とし、交差点での検知にも対応した衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を、マツダの軽自動車として初めて採用してデビューした。

フレアワゴンと異なり、カスタムスタイルは全グレードに、アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能・停止保持機能付き)を装備。先行車の追従走行や定速走行に加え、カーブ手前で速度を自動で抑制するカーブ速度抑制機能や、車線変更時の加減速を補助する機能、割り込みなどに対する接近警報機能なども搭載している。そのほか、車線中央付近の安定した走行をサポートする車線維持支援機能も採用する。

発進お知らせ機能は、先行車の発進だけでなく、信号の切り替わりも知らせてくれ、標識認識機能も標準で装備する。

燃費性能:ターボでもWLTC燃費21.9kmLを実現

NAモデルは、燃焼効率を高めたR06D型エンジンに、マイルドハイブリッドを組み合わせ、さらにCVTも刷新。CVTは高速域での回転数を抑えるなど燃費対策を徹底していて、これにより23.9km/Lの低燃費を実現した。また、ターボモデルも21.9km/Lの燃費性能を実現した(どちらも2WDモデルの数値)。

ターボモデルは、エンジン、モーターともにパワースペックは従来と同値。だが、燃費は、従来の19.8km/Lから21.9km/Lへ向上していて、2.1km/Lアップを実現している。トランスミッションは、NA版同様、CVTを搭載する。

装備・機能:利便性を高める装備を採用

電動パーキングブレーキを、マツダの軽自動車で初めて採用。パーキングブレーキの作動、解除の操作を指先で確実に行うことができ、また、オートホールド機能も設定している。

本革巻きのステアリングとシフトノブを装備。冬の寒い日にも快適な運転をサポートするステアリングヒーターや、運転席と助手席のシートヒーターを採用。静粛性を高めたスリムサーキュレーターなども、心地よさにひと役買ってくれそうだ。

ナビは、スマートフォン連携メモリーナビゲーションをターボ版のXTグレードに標準装備し、NAのXSグレードではメーカーオプションで設定している。

そのほか、XTグレードは、インパネと後席運転席側にUSBチャージャー(USBタイプA、タイプCを各1個)を標準装備する。

マツダ フレアワゴンカスタムスタイルおすすめポイント要約

精悍なルックスや、ブラックとボルドーでカラーコーディネートしたインテリアを採用するフレアワゴンカスタムスタイル。優れた使い勝手を存分に堪能できるうえ、カスタムスタイルだからこそ追求できる充実のカーライフが味わえるのが魅力だ。

安全装備も充実していて、アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能・停止保持機能付き)や、車線維持支援機能も全車に標準で採用する。

新車プライス(2WDの価格)は、NA版のXSグレードで200万6400円、ターボ版のXTグレードで228万0300円。NAを選ぶかターボを選ぶかという点では、やはりパワフルな走りを求めるならターボがおすすめだが、価格差は28万円近い。しかし、価格差がすべてパワートレインの差ではなく、XTグレードではナビがこの価格に含まれていて、そのほか2WDのフロントブレーキがディスクになるなど多少なりとも仕様のアップグレードがある。

ここに紹介のモデルは2023年12月のデビューからまだ1年少々ということを考えると、中古車を検討する際、走行距離も少ないクルマに出会える可能性があるだろう。OEMモデルなので、スズキのスペーシアカスタムの中古車も合わせて見てみるのもよさそうだ。

マツダフレアワゴンカスタムスタイル 2023年12月発売モデル

XS

価格 201万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 49 ps(36 kW)/6500rpm
最大トルク kg・m(5.9 Nm)/5000rpm
乗員 4名
燃費 -

XS

価格 213万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 49 ps(36 kW)/6500rpm
最大トルク kg・m(5.9 Nm)/5000rpm
乗員 4名
燃費 -

XT

価格 228万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 64 ps(47 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(10.0 Nm)/3000rpm
乗員 4名
燃費 -

XT

価格 240万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 64 ps(47 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(10.0 Nm)/3000rpm
乗員 4名
燃費 -

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