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三菱 三菱 eKスペース 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2024/11/21

三菱 ekスペースの新型モデル情報を紹介します。三菱 ekスペースの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。三菱 ekスペース新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

三菱 ekスペース新型モデルの概要

三菱 ekスペースは、高さのある室内を実現する背高のボディとスライドドアを持つ軽スーパーハイトワゴン。三菱自動車と日産自動車の合弁会社であるNMKVが企画・開発マネジメントし、2代目モデルが2020年に登場した。日産のルークスと姉妹モデルとなる。

パワートレインは、自然吸気エンジンにモーターを組み合わせたマイルドハイブリッド。ターボユニットも設定してデビューしたが、2023年の改良で自然吸気のみとなった。

以降のラインアップは、Mグレードと、上級仕様のGグレードの計2グレードの構成で、駆動方式は2WDと4WDを設定する。

ここでは、2023年以降の改良後のモデルを中心にして、ekスペースの魅力を、デザインや実用性、走行性能などといったポイントごとに、見ていこう。

三菱 ekスペースの外観・内装デザイン

親しみやすいデザインもキーワードにして登場した2代目の三菱 ekスペース。2023年の改良でフロントマスクのデザインを変更した。まず、の進化した外観と、内装デザインの注目ポイントにスポットを当て、ekスペースの個性を見ていこう。

外観:上級感漂うフロントマスク採用

高輝度ブラック塗装にメッキ加飾を組み合わせた立体的なデザインのフロントグリルを採用。上質感のあるフロントフェイスは、いわば「高見え」しそうなポイントだ。フロントバンパーは、特徴的な縦型スリットのモチーフ。先進性と親しみやすさを表現したという。

ヘッドライトからボディサイドへと連続するキャラクターラインが、伸びやかでスタイリッシュなルックスを創出。ヘッドライトは、LEDプロジェクターを全車に標準装備する。足元は、14インチホイールカバーだ。

電動スライドドアは、上級仕様のGグレードに採用。助手席側を標準で装備し、運転席側はオプションで設定する。なお、Mグレードはオプションでも電動機能がないので、電動スライドドアを求めるならGグレードを選ぶ必要がある。

内装:機能と心地よさを融合したインテリア

明るい内装色でリラックス感あふれる室内空間。自分の部屋のように、心地よく過ごせる空間を追求している。シート生地は幾何学的でモダンなパターンの柄で、内装色にはライトウォームグレーを採用。Gレードでは、撥水機能のあるシート地となる。

インパネまわりは、水平基調のすっきりとした形状で良好な前方視界と開放感を確保した。メーターパネル中央にレイアウトされた液晶ディスプレイ(マルチインフォメーションディスプレイ)には、アクセルペダルの踏み加減を表示する「エコペダルガイド」や、駐車時の前進/後退を繰り返す際にタイヤの向きや角度を表示する「タイヤアングルガイド」など、多様な情報をカラフルに表示。ステアリングの左側スイッチで情報を切り替えられる。

フルオートエアコンを装備するGグレードではタッチパネル式、マニュアルエアコンのMグレードではダイヤル式を基本にした空調操作パネルを持つ。

三菱 ekスペースのサイズ・室内スペース

軽スーパーハイトワゴンとして全高を生かした室内が魅力となる三菱 ekスペース。高さが特徴であることはイメージできるが、実際のボディのサイズや室内スペースが、軽ハイトワゴンのekワゴンとどれだけ違うかなどは気になるポイントだ。また、使い勝手を左右する収納についても見ていこう。

ボディサイズ:ekワゴン比130mm高い全高1780㎜

ボディサイズは、全長3395㎜×全幅1475㎜×全高1780㎜(4WDモデルの全高は1800mm)。軽自動車ならではのコンパクトボディによる取り回しの良さは、路地が入り組む住宅街でも安心して運転できる。最小回転半径も4.5mだから小回りも効く。ヒップポイントが高く、視界の広さも魅力だ。

軽ハイトワゴンであるekワゴンのボディサイズは、全長と全幅は共通だが、全高は1650㎜(4WDモデルの全高は1670mm)となる。ekスペースは、ekワゴンよりも130mm高い全高を持っている。

室内スペース:子どもが立って着替えOKの室内高

天井が高く、室内の高さは1400mm(後席)。小さな子どもが立ったまま着替えることができる。これは、ekワゴンと比較した際の大きなアドバンテージとなりそうだ。

後席のシートは、320mmのロングスライド。前方にスライドすれば、フロントシートに座ったままリアシートの子どもに手が届きやすい。また、後ろにスライドすれば後席の足元が広がり、大人もゆったりくつろげる。リアサーキュレーター(プラズマクラスター付き)を、Gグレードに標準装備する。

スライドドアの開口幅は650mm。子どもを抱いたまま乗り込むときにも肩がぶつかりにくい広さだ。スライドドアの下に足先をスッと入れてサッと引くだけで自動で開閉するハンズフリーオートスライドドアを、Gグレードの電動スライドドアに装備する(電動スライドドアはGグレードの助手席側に標準で、運転席側はオプションで用意)。

収納スペース:小物収納は各所にしっかり用意

インパネまわりの収納は充実していて、センタートレイは引き出し式で、しかもカップホルダー付き。インパネ左右にドリンクホルダー(運転席&助手席)も用意する。そのほか、アッパーグローブボックス、アッパーオープントレイ(助手席側)、センターロアボックスを備えた。

ボトルホルダーを各ドアに装備(フロント両側、リア両側)。助手席シートアンダートレイ、シートバックポケット(助手席、モバイルポケット付き)を装備し、Gグレードでは助手席シートバックテーブル(コンビニエントフック付き)も標準装備する。

荷室は、5:5分割スライド&可倒式&ロングスライド機能を持つリアシートを用いて、荷物に応じたアレンジが可能。リアシートのスライドは、後席側からも荷室側からも操作できるようシート下とシートバックにレバーを設置した。また、ラゲッジアンダーボックスも装備する。

三菱 ekスペースの性能・燃費・装備

基本性能の向上により市街地などでの扱いやすさに磨きをかけた三菱 ekスペース。その走りの性能を導き出すメカニズムや、ランニングコストに関連する燃費など、気になるポイントをチェックしていこう。合わせて、安全性能や、装備・機能についても見ていこう。

走行性能:キビキビと軽快な操舵感を追求

マイルドハイブリッドシステムを搭載し、当初、自然吸気エンジンモデルのほかターボモデルも用意したが、2023年の改良で、自然吸気エンジンのみに絞られた。659cc直3DOHCエンジンのパワースペックは、最高出力38kW(52ps)、最大トルク60Nm。モーターは2.0kW、40Nmのスペックを持つ。

CVTと組み合わせることで、力強く滑らかな加速性能と優れた燃費性能を両立した。また、ステアリングの操舵力とショックアブソーバーの減衰力を最適化。低速時はキビキビと軽快で、高速時はしっかりと安定したハンドリング性能を実現している。

安全性能:マイパイロットはGグレードのオプション

高速道路において、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作を支援する、高速道路同一車線運転支援技術「MI-PILOT(マイパイロット)」は、Gグレードにオプションで設定。

下記の三菱e-Assist(運転支援機能)は、全グレードに標準で装備した。

●標準装備するe-Assistの機能
・衝突被害軽減ブレーキシステム(歩行者検知付き)
・踏み間違い衝突防止アシスト
・車線逸脱警報システム&車線逸脱防止支援機能
・オートマチックハイビーム
・前方衝突予測警報
・先行車発進通知
・ふらつき警報
・標識認識システム

燃費性能:WLTCモード燃費は20.9km/L

オートストップ&ゴー(コーストストップ機能付き)を採用する。停車またはブレーキを踏んで減速(約13km/h以下)すると、エンジンが停止して、ガソリンの無駄な消費をカット。加速時にモーターがアシストするマイルドハイブリッドとともに、低燃費に貢献する。

WLTCモード燃費は20.9km/L(4WDは19.0km/L)をマーク。ekワゴンとデータを比較すると、1割ほど数値は劣るが、高さのある室内やスライドドアなどekスペースの軽スーパーハイトワゴンとしての魅力を持つ。

装備・機能:シンプルな装備内容

LEDヘッドライト(光軸調整機構付き)や、リアビューモニター付きルームミラー、助手席側スライドドアのイージークローザー、6スピーカーのナビ取り付けパッケージ、ウレタンタイプのステアリングホイール、フルホイールキャップなどを全車に標準装備。Gグレードは、助手席側電動スライドドア、ハンズフリーオートスライドドア、フルオートエアコンなどのほか、キーレスオペレーションシステム&エンジンスイッチも標準で装備した。

ナビは、全車でオプション設定。また、Gグレードには、マルチアラウンドモニター(移動物検知機能付き)やデジタルルームミラーもオプションで用意している。

三菱 ekスペースおすすめポイント要約

全グレードにマイルドハイブリッドエンジンを搭載。軽スーパーハイトワゴンならではの高さのある室内空間など、使い勝手のいい基本機能が魅力のekスペース。デビュー当初、ボディ同色のグリルなどでシンプルさや親しみやすさを追求したフロントフェイスを持っていたが、2023年の改良で、高輝度ブラック塗装にメッキ加飾をあしらった立体的なグリルを採用して上級感をアップした。

この改良時、ラインアップの見直しを行い、ターボユニット搭載モデルは姿を消している。力強いパワーを発揮するターボのekスペースを望むとなると、中古車から探すという方法があるだろう。台数があまりないこともあり、中古車でお気に入りの1台を探すなら、デリカミニに新車ラインアップのポジションを譲ったekクロススペースを、検討するという手もある。RV的な仕様な魅力なだけに、合わせてチェックしてみたい。

三菱eKスペース 2024年6月発売モデル

価格 169万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 52 ps(38 kW)/6400rpm
最大トルク kg・m(6.1 Nm)/3600rpm
乗員 4名
燃費 -

価格 158万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 52 ps(38 kW)/6400rpm
最大トルク kg・m(6.1 Nm)/3600rpm
乗員 4名
燃費 -

価格 183万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 52 ps(38 kW)/6400rpm
最大トルク kg・m(6.1 Nm)/3600rpm
乗員 4名
燃費 -

価格 171万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 52 ps(38 kW)/6400rpm
最大トルク kg・m(6.1 Nm)/3600rpm
乗員 4名
燃費 -

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