スバル スバル シフォン 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格
- 2024/12/10
スバル シフォンの新型モデル情報を紹介します。スバル シフォンの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。スバル シフォン新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。
スバル シフォン新型モデルの概要

スバル シフォンは、背の高さを生かした室内空間が自慢の軽自動車。ダイハツからOEM供給を受けるモデルで、タントと姉妹車という関係だ。
3代目タントのデビューから3年あまりの2016年12月にシフォンが誕生し、ここに紹介するのは2代目のシフォン。タントが4代目に切り替わったのに合わせて、シフォンもフルモデルチェンジを受け、2019年7月に2代目シフォンが登場した。
タント同様、カスタムもラインアップ。タントファンクロスの姉妹車となるトライを2024年10月に追加している。
では、さっそく、スバル シフォンの魅力を、デザインや実用性、走行性能などといったポイントごとに、見ていこう(トライ登場後の内容を中心に掲載)。
スバル シフォンの外観・内装デザイン

ダイハツ タントと姉妹車という関係にある、軽スーパーハイトワゴンのスバル シフォン。エクステリアのデザインもタントとほぼ共通する。まずは、その外観と、内装デザインの注目ポイントにスポットを当てて、スバル シフォンの魅力を見ていこう。
外観:三者三様のスタイリング

シフォン(標準モデル)、シフォンカスタム、シフォントライ。それぞれの個性を生かしたスタイリングを採用する。まずは、3者の外観を確認していこう。
シフォン(標準モデル)は、シンプルなデザインで、愛着を感じさせるフロントマスクが魅力。フルLEDヘッドランプもフロントグリルと一体感あるフォルムで仕上げた。
カスタムは、精悍なイメージをアピールする大型フロントグリルを採用し、LEDヘッドライトも大型デザインで存在感ある表情を見せる。フロント下部も大型エアロバンパーで仕立てた。サイドまわりも差別化を図り、フェンダーまわりに力感ある造形を取り入れた。
トライは、アウトドアシーンで映えるアクティブ感のあるフロントフェイスと、タフさを表現したバンパーやサイドガーニッシュを採用。ルーフレールも装備して、アクティブ感をさらに強調している。また、専用色として、レイクブルーメタリック、フォレストカーキメタリックの2色のモノトーンに加えて、ブラック/レイクブルーメタリック、ブラック/フォレストカーキメタリック、ブラック/サンドベージュメタリックの3タイプの2トーンを設定している。
内装:インテリアもそれぞれの個性を表現

インパネ最上段にメーター類を薄型かつワイドなスタイルでデザイン。メーター位置のほかステアリングなどのレイアウトも見直し、視線移動量を抑えて運転時の疲労が少なく、安心して運転できるドライビングポジションを実現している。
タントはグレー基調のインパネに、ブルーの差し色でアクセントを加えることで楽しいムードを演出。
カスタムは、ブラック基調の洗練されたキャビンで、メッキ加飾や艶のあるブラックを随所に取り入れて上質なムードも演出している。また、レザー調×ファブリックのコンビシート地も魅力だ。
トライは、差し色のオレンジがアクセント。シート地はカモフラージュ柄で、アウトドアユースによく似合い、ファッショナブルなインテリアを生み出した。アウトドアで汚れたり濡れたりした遊び道具を置いても手入れのしやすい撥水加工のシート地で、後席防水加工シートバックも装備した。
スバル シフォンのサイズ・室内スペース
同社のラインアップのなかで軽ハイトワゴンのステラに対して、全高をたっぷり取った軽スーパーハイトワゴンとして魅力を放つスバル シフォン。取り回しの良い軽自動車の枠に収まるサイズ、快適性や使い勝手を左右する室内スペース、そして収納についてもチェックしていこう。
ボディサイズ:最低地上高も3者で共通
シフォン(標準モデル)とカスタムのボディサイズは共通で、全長3395㎜×全幅1475㎜×全高1755㎜(4WDモデルの全高は1775mm)。ホイールベースは2460mmとなる。
ルーフレールを採用するトライは、全長と全幅は同値だが、全高は2WDが1785㎜、4WDは1805mmとなり、それぞれ他のグレードと比較して30mm高い数値となる。アウトドアシーンを視野に入れたトライだが、最低地上高は他のグレードと共通の2WDが150㎜、4WDは165mmだ。
軽自動車ならではのコンパクトボディによる取り回しの良さによって、細い路地が連続する住宅地やスペースの限られる駐車場でも安心して運転できる。Aピラーを細くしたうえ、インパネデザインも工夫していて、3者とも見晴らしがよく、運転しやすい広い視界がうれしい。
室内スペース:ミラクルオープンドアを採用

室内は、ルーフやフロントガラスまでのゆとりを多くとった開放感のあるキャビンと、機能的な装備や収納で、使いやすさと快適性を初代モデルより大幅に向上した。
また、初代モデルと同じく助手席側のBピラーを助手席側ドアとスライドドアに内蔵させることで大開口に。この「ミラクルオープンドア」は、乗り降りや荷物の積み下ろしがスムーズにできて、シフォンの注目ポイントだ。
運転席で最大540mm、助手席で最大380mmのシートスライドが可能。前席に座った状態での後席へのアクセスや、前後の席をウォークスルーで移動するときの利便性をアップした。例えば、助手席を最も前にし、運転席を最も後ろにスライドすれば、後席で子どもを座らせたあとに、車外に出ることなくそのまま運転席に移れてしまう。これは、雨天時などでとても便利に思うことだろう。
パワースライドドアは、インパネのスイッチで降りる時に予約しておくと、クルマに近づくだけでスライドドアが自動オープン。また、パワースライドドアが閉まる前にフロントドアハンドルのスイッチに触れる操作で、スライドドアが閉まった後の自動ロックを予約できる機能も持つ。これらはシフォンのLグレードは装備されず、Gグレードは左側に装備し右側はオプション。そのほかのグレードは両側に装備する。
収納スペース:荷室の使い勝手のよさは魅力

大型インパネトレイ(助手席)、前席カップホルダー、前席ドアポケット&ボトルホルダー、後席クォータートレイ&ボトルホルダーを装備。シフォンLグレードを除く全車に、運転席インパネアッパーボックスや、格納式シートバックテーブルも装備する。格納式シートバックテーブルは、500mLの紙パックが入るカップホルダーも備える。
リアシートはリクライニングのほか、左右を別々にスライドでき(240mm)、加えて、左右分割で可倒もできるから、荷物の大きさに応じてカーゴルームをアレンジできる。また、スライドは操作レバーでカーゴルーム側からも操作できる。
上下2段調節式カーゴボードも便利だ。カーゴボードの下に収納スペースがあるのは何かと便利で、しかもカーゴボードの脚を立てて、リアシートを倒すとフラットな荷室が生まれる。そのうえ、カーゴボードは取り外してテーブルとして使用できるから、アウトドアシーンなどで便利さをさらに実感しそうだ。
スバル シフォンの性能・燃費・装備
直列3気筒DOHCの自然吸気(NA)エンジンと、ターボエンジンをグレードによって積み分けるスバル シフォン。それらの走りの性能や、ランニングコストに関連する燃費など、気になるポイントをチェックしていこう。合わせて、安全性能や、装備・機能についても見ていこう。
走行性能:標準モデルとトライはNAのみ
直列3気筒DOHCの自然吸気(NA)エンジンは、最高出力38kW(52ps)、最大トルク60Nmを発揮。同ターボユニットでは47kW(64ps)、最大トルク100Nmまでアップする。
ベースとなる姉妹モデルのタントは、標準モデルでも自然吸気とターボをラインアップするが、シフォン(標準モデル)は自然吸気のみ。シフォンカスタムは自然吸気とターボを搭載する。
シフォントライのダイハツ版のファンクロスが自然吸気とターボをラインアップするものの、シフォントライは自然吸気のみ。搭載エンジンがタントの各モデルと異なる点は、検討する際に注意しておきたい部分だ。
トランスミッションは、ベルトとギヤを併用する新開発のスプリットギヤを用いたCVT。高剛性プラットフォームや最適化した足回りなど、走りを支えるメカニズムで、走りと乗り心地の大幅な向上を果たしている。
安全性能:スマートアシストを標準装備
衝突被害軽減ブレーキをはじめとする先進安全機能を備えたスマートアシスト。安心の機能を搭載してデビューしたが、タント同様、シフォンも毎年の改良で進化を重ね、安全性と利便性をアップさせている。
●全車に標準搭載する機能一覧(改良モデル)
・衝突回避支援ブレーキ機能[対車両・対歩行者(昼夜)]
・衝突警報機能[対車両・対歩行者(昼夜)]
・ブレーキ制御付き誤発進抑制機能(前方・後方)
・車線逸脱警報機能/車線逸脱抑制制御機能
・路側逸脱警報機能
・ふらつき警報
・先行車発進お知らせ機能
・サイドビューランプ
加えて、シフォン(標準モデル)とトライにはハイビームアシストを、カスタムにはアダプティブドライビングビームを装備した。
そのほか、シフォンLグレードを除く上級モデルの全車に、標識認識機能(進入禁止/最高速度/一時停止)を装備。
全車速追従機能付きACC(アダプティブクルーズコントロール)とLKC(レーンキープコントロール)、コーナーセンサー(フロント2個/リア4個)は、上級モデルの全車にオプションで採用した。
燃費性能:WLTCモード燃費は22.7km/L
エンジンの吸気ポートのデュアル化や複数回点火(マルチスパーク)の採用、燃焼室サイズの最適化により、燃焼効率を向上し、アクセル操作に対するリニアな加速とともに、燃費アップを実現。
また、ベルトとギヤを併用する新開発のスプリットギヤを用いたCVTを採用。高速走行時にはハイギヤード化し、エンジン回転数を抑えることにより燃費の向上に繋げている。
WLTCモード燃費は、自然吸気(NA)エンジンを搭載するシフォン(標準モデル)が、22.7km/L(4WDは21.4km/L)。トライは、21.9km/L(4WDは21.4km/L)だ。
カスタムは、自然吸気(NA)エンジンのRグレードが21.9km/L(4WDは21.4km/L)で、ターボエンジンを積むRSグレードは21.2km/L(4WDは19.6km/L)となる。
装備・機能:オートエアコンを全車に装備
ルーフスポイラー、キーレスアクセス、プッシュスタート、オートエアコン、ナビ装着用アップグレードパックなどを全車に標準装備。シフォンLグレード以外の上級モデルでは、TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ、電動パーキングブレーキ、運転席&助手席シートヒーター(Lグレードの4WDは装備)を標準で備える。
個性的で存在感あふれる内外観が魅力のカスタムは、大型エアロバンパーのほか、LEDフォグランプ、サイドシルスポイラー、メッキドアハンドル、ピアノブラック調インパネセンタークラスターを装備し、ターボ搭載のRSでは本革巻きステアリングと本革巻きシフトレバーも装備する。
足元は、シフォン(標準モデル)が14インチタイヤとフルキャップ。トライとカスタムのRグレードは14インチアルミ、ターボ搭載のRSでは15インチアルミにアップグレードする。
スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)やパノラミックビューモニターは、シフォンLグレード以外にオプションで設定した。
スバル シフォンおすすめポイント要約
シフォン(標準モデル)、シフォンカスタム、シフォントライで、それぞれ独自の個性を持つ。広く開放感のあるキャビン、ミラクルオープンドアなどが織り成す基本性能は、シフォン(標準モデル)でも採用。ただ、シフォンのLグレードは装備が限られるだけでなく、フロントシートがセパレートタイプで、運転席スライド540mmなども持たないため、プライス重視の割り切ったモデルと言えるだろう。
スポーティさや精悍さを求めるならやはりカスタムだ。自然吸気エンジンのRグレードでも個性的なルックスを持つが、ターボモデルのRSグレードでは、エンジンの動力性能だけでなく、本革巻きステアリングや15インチアルミも魅力となる。
アクティブ感のあるトライは、アウトドアシーンで映える内外観が魅力だ。ただ、タントファンクロスで用意するターボモデルがなく、自然吸気エンジンモデルしかないのは、残念に思う場合もあるだろう。
中古車を検討するなら、2022年10月の改良を経たあとのモデルが魅力的。スマートフォン連携9インチディスプレイオーディオをオプションで用意し、上下2段調節式カーゴボードを採用した。カスタムでは、フロントフェイスを中心にデザインを一新し、シート表皮のレザー面積を拡大するなどインテリアもより上質な雰囲気に進化している。
デビューから間もないトライが中古車で出てくるのはこれからだろう。標準モデルやカスタムを含め、シフォンの中古車は数が少なめだから、姉妹車のダイハツ タントも合わせて探すと、より自分にぴったりのモデルに出会えそうだ。
スバルシフォン 2024年10月発売モデル
L
価格 | 149万円 |
---|---|
排気量 | 660cc |
駆動方式 | FF |
最高出力 | 52 ps(38 kW)/6900rpm |
---|---|
最大トルク | kg・m(6.1 Nm)/3600rpm |
乗員 | 4名 |
燃費 | - |
L
価格 | 161万円 |
---|---|
排気量 | 660cc |
駆動方式 | フルタイム4WD |
最高出力 | 52 ps(38 kW)/6900rpm |
---|---|
最大トルク | kg・m(6.1 Nm)/3600rpm |
乗員 | 4名 |
燃費 | - |
G
価格 | 164万円 |
---|---|
排気量 | 660cc |
駆動方式 | FF |
最高出力 | 52 ps(38 kW)/6900rpm |
---|---|
最大トルク | kg・m(6.1 Nm)/3600rpm |
乗員 | 4名 |
燃費 | - |
G
価格 | 176万円 |
---|---|
排気量 | 660cc |
駆動方式 | フルタイム4WD |
最高出力 | 52 ps(38 kW)/6900rpm |
---|---|
最大トルク | kg・m(6.1 Nm)/3600rpm |
乗員 | 4名 |
燃費 | - |
カスタムR
価格 | 189万円 |
---|---|
排気量 | 660cc |
駆動方式 | FF |
最高出力 | 52 ps(38 kW)/6900rpm |
---|---|
最大トルク | kg・m(6.1 Nm)/3600rpm |
乗員 | 4名 |
燃費 | - |
カスタムR
価格 | 201万円 |
---|---|
排気量 | 660cc |
駆動方式 | フルタイム4WD |
最高出力 | 52 ps(38 kW)/6900rpm |
---|---|
最大トルク | kg・m(6.1 Nm)/3600rpm |
乗員 | 4名 |
燃費 | - |
カスタムRS
価格 | 199万円 |
---|---|
排気量 | 660cc |
駆動方式 | FF |
最高出力 | 64 ps(47 kW)/6400rpm |
---|---|
最大トルク | kg・m(10.2 Nm)/3600rpm |
乗員 | 4名 |
燃費 | - |
カスタムRS
価格 | 211万円 |
---|---|
排気量 | 660cc |
駆動方式 | フルタイム4WD |
最高出力 | 64 ps(47 kW)/6400rpm |
---|---|
最大トルク | kg・m(10.2 Nm)/3600rpm |
乗員 | 4名 |
燃費 | - |
トライ
価格 | 183万円 |
---|---|
排気量 | 660cc |
駆動方式 | FF |
最高出力 | 52 ps(38 kW)/6900rpm |
---|---|
最大トルク | kg・m(6.1 Nm)/3600rpm |
乗員 | 4名 |
燃費 | - |
トライ
価格 | 195万円 |
---|---|
排気量 | 660cc |
駆動方式 | フルタイム4WD |
最高出力 | 52 ps(38 kW)/6900rpm |
---|---|
最大トルク | kg・m(6.1 Nm)/3600rpm |
乗員 | 4名 |
燃費 | - |
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- 2020/12/08