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スズキ スズキ ワゴンRスティングレー 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2025/05/02

スズキ ワゴンRスティングレーの新型モデル情報を紹介します。スズキ ワゴンRスティングレーの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。スズキ ワゴンRスティングレー新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

スズキ ワゴンRスティングレー新型モデルの概要

スズキ ワゴンRスティングレーは、2007年に登場したワゴンRの派生モデル。基本コンポーネンツをワゴンRと共用するが、フロントマスクの印象を迫力あるものに仕立てているのが特徴だ。

ここに紹介するモデルは、ワゴンRスティングレーとしては4代目で、2017年2月にデビュー。ワゴンRならではのパッケージングと使い勝手の良さを持ちながら、スポーティな内外観を採用した。

2019年にNA(自然吸気)モデルのエンジンを変更し、2022年に安全装備のさらなる拡充を図るなど、デビュー以来、改良を重ねている。ここでは最新の仕様を中心に、ワゴンRスティングレーの魅力を、デザインや実用性、走行性能などといったポイントごとに、見ていこう。

ちなみに最新仕様では、ターボモデルのみのラインアップとなっている。

スズキ ワゴンRスティングレーの外観・内装デザイン

スズキ ワゴンRスティングレーは、ワゴンR標準モデルとは異なる迫力あるルックスが魅力。とくにヘッドライトの個性あふれる表情が特徴だ。まずは、独自性を追求したその外観と、内装デザインの注目ポイントにスポットを当てて、ワゴンRスティングレーの魅力を見ていこう。

外観:ヘッドランプに宿した個性

フロントマスクを異なったデザインとしてモデルごとの個性を際立たせているワゴンRだが、スティングレーは、ヘッドランプの形状が特徴的。上部をボディ後方へ伸ばした形状のLEDヘッドランプが、強い存在感をアピールし、ひと目でスティングレーだと認識できる独創的なデザインとなっている。

メッキ加飾とブラックパール塗装によるフロントグリルや、大きな開口部を持つ専用マスクが、個性的なアピアランスをさらに引き立てている。前後バンパーはエアロ形状で、サイドアンダースポイラー、ルーフエンドスポイラー、メッキドアハンドルを標準装備する。

内装:センターメーターを採用

シンプルで、使いやすい心地よさがベースのインテリア。デザイン性や、楽しく自由に使えるユーティリティを特徴とする。センターメーターを採用したうえ、左右に広がる横長のインパネカラーパネルにより、運転席からの開放的な視界を確保し、広々とした室内空間の演出も行っている。

カラーコーディネーションは、ブラックを基調としながら、インパネカラーパネルやフロントドアアームレストにダークバイオレットパールのアクセントを施し、上質さを表現している。

スズキ ワゴンRスティングレーのサイズ・室内スペース

スズキ ワゴンRスティングレーは、軽自動車のサイズの中で高さに余裕を持たせたハイトワゴンのボディが特徴。そのフォルムがもたらすパッケージングによって、ゆとりある室内スペースを構築した。また、随所に配置したポケッテリアなど収納も使いやすいものになっている。

ボディサイズ:全高1650㎜のハイトワゴン

ボディサイズは、全長3395㎜×全幅1475㎜×全高1650㎜。ハッチバックスタイルのアルトより125mm高いいっぽう、スーパーハイトワゴンのスペーシアと比較すると135mm低い全高だ。言うなれば、軽ハイトワゴンらしい全高で、そのパイオニアとして磨き上げてきた実用性の高さが光る存在だ。

ホイールベースは2460mm。最小回転半径はFF/4WDともに4.6mで、車庫入れや狭い路地など多くのシーンで軽自動車ならではの圧倒的な扱いやすさを体感できる。

室内スペース:大人4人でもゆとりを感じる空間

ホイールベースは先代モデルより35mm延長した。室内長2450mm×室内幅1355mm×室内高1265mm。室内長のほか、後席足元スペースも広めに設定するなど、大人4人でもゆとりを感じる室内空間を実現している。前席のヒップポイントの高さを見直して、よりスムーズに乗り降りできるようにしたのもポイントだ。

フルフラットや、助手席の前倒し機能、左右独立リアシートスライド&リクライニングなど、ワゴンRの使い勝手の良さを継承する。

収納スペース:室内の随所に小物収納を完備

フロントシートまわりには、助手席オープントレー、助手席シートアンダーボックス、インパネアッパートレー(運転席)、インパネアンダートレー(運転席)、ショッピングフック(インパネ)などを用意。インパネドリンクホルダー(運転席、助手席)のほか、ドアポケット(前後/左右)にペットボトルホルダーを設置する。

また、雨で濡れたままの傘を収納可能なアンブレラホルダーを採用。リアドア両側に設置していて、傘についた水滴が、車外に排出されるという仕組みになっている。

リアシートは、左右独立スライドのほか、ダブルフォールディング機能も持つ。バックドア側からもワンタッチでリアシートを倒すことが可能だ。

スズキ ワゴンRスティングレーの性能・燃費・装備

最新仕様では、ターボ版マイルドハイブリッドのみのラインアップとなったスズキ ワゴンRスティングレー。パワフルな走りが期待できるその性能はぜひチェックしたい部分だ。また燃費がどれくらいの数値となっているのかも気になるポイント。安全面など装備・機能についてもここで見ていこう。

走行性能:パワフルなターボ版ユニット

2017年2月にデビューした4代目のワゴンRスティングレー。当初は、NA(非ハイブリッド)、NA版マイルドハイブリッド、ターボ版マイルドハイブリッドと、合わせて3つの仕様をラインアップした。

2019年12月の改良(発売は2020年1月)でNA版マイルドハイブリッドのエンジンをR06D型に変更するなどラインアップは変更され、最新のモデルはターボ版マイルドハイブリッドのみとなっている。

ターボモデルは従来同様、R06A型エンジンにターボを組み合わせ、マイルドハイブリッドシステムも採用。エンジンの最高出力は47kW(64ps)/6000rpm、最大トルクは98Nm/3000rpmを発揮し、モーターのスペックは2.3kW(3.1ps)/1000rpm、50Nm/100rpmだ。

アンダーボディ構造を合理的でシンプルな形状としたプラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用し、ボディ、足まわりなども軽量化。サスペンションを新設計して乗り心地も向上させたのも注目ポイントだ。

安全性能:デュアルカメラブレーキサポート標準

Aピラーのスリム化を行い、ドアミラーを小型化し下方に配置。右左折時の視界を大きく向上させた。また、リアワイパーの位置変更や、リアクォーターガラスの新設で後方の視認性も高めている。

最新モデルは、夜間の歩行者も検知するデュアルカメラブレーキサポート、後退時ブレーキサポートに加え、誤発進抑制機能(前方、後方)、車線逸脱抑制機能、先行車発進お知らせ機能などを標準装備。全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロール(ACC)も装備する。

また、前席サイドエアバッグ、カーテンエアバッグも標準で備えている。なお、全方位モニター用カメラや、ヘッドアップディスプレイはセットオプションで設定している。

燃費性能:ターボながらWLTCモード燃費22.5km/L

低燃費をアシストするマイルドハイブリッドや、アイドリングストップシステム、可変バルブタイミングなどを採用し、2WDでWLTCモード22.5km/Lの優れた燃費性能を実現(4WDは20.9km/L)。NA版マイルドハイブリッドには劣るものの、軽ワゴンターボ車として最も優れたデータを実現している。

走行中、燃費効率がよい状態になると、メーターパネル内のランプがブルーからグリーンに変化するうえ、マイルドハイブリッドの減速エネルギー回生時はホワイトに変化して、エコな運転をサポートしてくれるステータスインフォメーションランプを採用する。

装備・機能:上級グレードの装備を多数採用

エアロ形状の前後バンパー、サイドアンダースポイラー、ルーフエンドスポイラーなどのほか、エクステリアは、LEDヘッドランプ、LEDフロントフォグランプ、15インチアルミなどを標準で装備。

インテリアは、シルバーステッチ付きの本革巻きステアリング、本革巻きシフトノブ、パドルシフト、オートエアコン、リアヒーターダクト、キーレスプッシュスタートシステム、運転席シートヒーター(4WDは助手席にもシートヒーター装備)などが標準だ。

コネクテッドサービス「スズキコネクト」に対応する、全方位モニター付きディスプレイオーディオをメーカーオプションとして設定している。

スズキ ワゴンRスティングレーおすすめポイント要約

個性的なヘッドライトデザインや、専用のフロントマスクを採用するなど、内外観をスポーティで上質なムードで仕立てたワゴンRスティングレー。ひと味違うルックスの軽ハイトワゴンを考えるなら検討してみたいモデルだ。

現状のラインアップは、ターボ版のみ。パワーを求めないで予算を抑えられるNA仕様を選びたいなら、ワゴンR標準モデルやワゴンRカスタムZを検討するのもよさそうだ。

かつては、ワゴンRスティングレーにもNA仕様を用意していたので、NAを希望なら中古車を見てみるのもいい。なお、2022年8月に実施された改良でいちだんと安全装備が拡充しているが、そのときにはすでにターボ版のみのラインアップに。そのため、ワゴンRスティングレーのNA版はそれ以前の年式になる。その点を考慮しながら希望にぴったりの中古車を探してみたい。

スズキワゴンRスティングレー 2023年10月発売モデル

ハイブリッドT

価格 177万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 64 ps(47 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(10.0 Nm)/3000rpm
乗員 4名
燃費 -

ハイブリッドT

価格 189万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 64 ps(47 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(10.0 Nm)/3000rpm
乗員 4名
燃費 -

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