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トヨタ トヨタ ヴェルファイアPHEV 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2025/08/18

トヨタ ヴェルファイアPHEVの新型モデル情報を紹介します。トヨタ ヴェルファイアPHEVの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。トヨタ ヴェルファイアPHEV新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

トヨタ ヴェルファイアPHEV新型モデルの概要

トヨタ ヴェルファイアPHEVは、2.5Lプラグインハイブリッドシステムを採用。システム最高出力は225kW(306ps)を誇り、満充電状態でのEV走行換算距離73kmを達成する。

アルファードPHEVとともに2024年12月に発表され、2025年1月31日に発売。これによってヴェルファイアのラインアップは、ガソリンモデル、ハイブリッド、PHEV(プラグインハイブリッド)の3系統で構成されるようになった。

2WDと4WDを用意するガソリンモデルやハイブリッドモデルと異なり、PHEVは4WDのみ(E-Four)。グレードは「Executive Lounge」(エグゼクティブラウンジ)1タイプで、キャビンはセカンドシートが左右独立のエグゼクティブラウンジシートを備える。サードシートは既存モデルと異なり、2名掛けだ。

PHEV専用の仕様を施しながらも、アルファードと一線を画す独自キャラクターをキープ。より力強さ漲るフロントマスクや専用内装色など、ヴェルファイアユーザーの期待に沿ったデザインをこのヴェルファイアPHEVは踏襲する。

なお、アルファードPHEVでは、ショーファードリブンに特化した2列シートの特装車「Spacious Lounge」(スペーシャスラウンジ)も発売されたが、ヴェルファイアでは設定がない。

では、さっそく、ヴェルファイアPHEVの魅力を、デザインや実用性、走行性能などといったポイントごとに、見ていこう。

トヨタ ヴェルファイアPHEVの外観・内装デザイン

ショーファーユースにおける日常移動の多くでEV走行を可能とするトヨタ ヴェルファイアPHEV。アルヴェルのシリーズがテーマに掲げる「快適な移動の幸せ」をさらに深化させ、デビューした。まずは、外観と、内装デザインの注目ポイントにスポットを当てて、ヴェルファイアPHEVの個性を見ていこう。

アルミはシルバースパッタリング塗装

他のヴェルファイアと同様、スリットデザインで構成した力感あふれるフロントグリルを採用。突進するような力強さを生み出すよう、エンブレム部分が最先端になる逆スラントフェイスも共通するフォルムだ。グリルまわりのカラーは、ハイブリッド版の「Executive Lounge」と同じで、ガンメタ塗装とスモークメッキで仕上げた。

サイドパネルのダイナミックな形状もシリーズ共通の注目ポイント。最も外に張り出した部分と最も内側に入った部分でその凸凹の差が最大44mmにもなるというのは、デザインの作り込みの徹底ぶりを物語る部分だろう。

ボディカラーは3色展開で、プラチナホワイトパールマイカ、ブラックは、アルファードと共通。ヴェルファイアにのみ設定したカラーとして、プレシャスメタルを用意している。

ヴェルファイアの魅力的なエクステリアを踏襲するPHEVモデル。アルミホイールのデザインは、他のグレードと異なり、品格をアピールするシルバースパッタリング塗装のタイプを標準装備する。

ルーフはウルトラスエード貼り

ドライバーズスペースは、クルーザーをイメージ。大型モニターをトップにしてセンターコンソールへとつながる、左右へのダイナミックな動きと重厚さが特徴で、細部までこだわり抜いた質感も特筆レベルだ。そのうえ、PHEVモデルは、本杢ステアリングホイールを採用し、「最上級ヴェルファイア」としての格をアピールする。

シート地は、プレミアムナッパレザー。既存のヴェルファイアと同様、内装カラーは、ブラックのほかサンセットブラウンを設定する。アルファードのニュートラルベージュに対して、サンセットブラウンを採用するのは、ヴェルファイアの重厚なイメージを反映させたものだ。

後席は、プライベートジェットのイメージで、スーパーロングオーバーヘッドコンソールを配し、そこから繋がる大胆な配色構成と、すっきりとした天井まわりによって、上質な体験価値をもたらしてくれる。

ハイブリッドモデルの「Executive Lounge」同様、最上位の席となる2列目は、エグゼクティブラウンジシートによって“くつろぎ”と“もてなし”が提供され、特別感にあふれる。加えて、PHEVモデルは、ウルトラスエード貼りの天井により、さらに上質な室内空間を演出した。

トヨタ ヴェルファイアPHEVのサイズ・室内スペース

圧倒的な存在感を放ってきた既存モデルのエクステリアを踏襲するトヨタ ヴェルファイアPHEV。取り回しに関わる実際のサイズもぜひチェックしたい部分。またスペシャルな空間に仕立てられた室内スペースや、乗降性も気になる。収納の面も合わせて、それらを見ていこう。

全幅1850㎜を継承して取り回しを維持

ボディサイズは、全長4995㎜×全幅1850㎜×全高1945㎜で、他のヴェルファイアと共通。3000mmのホイールベース、5.9mの最小回転半径も同様の数値となっている。

先代のヴェルファイアと全幅は共通で、一般的な機械式駐車場の制限サイズ(全長5000mm×全幅1850mm以下)に収まる全長と全幅を維持。ただ、やはりビッグサイズのミニバンだけにスペースのない駐車場や狭い路地では、大きさを改めて認識する場面があるだろう。

また、PHEVモデルであるから、ガソリンの給油口のほかに充電ポートを備える(ボディ左が給油口、右に充電ポート)。充電ポートを全開にした際、ボディ全幅から最大30cm以上(310mm)出っ張るかたちだ。充電コネクターをさし込む動作をするためのスペースも必要だから、充電を行う駐車スペースでは、それらを考慮することが大切だ。

3列目シートは2名掛け

余裕の空間に3列シートを配置して、2列目は、機能性と操作性にこだわった快適なVIPシート(エグゼクティブラウンジシート)。

上質な肌触りのプレミアムナッパレザーをシート表皮に使用したうえ、安楽姿勢を追求したパワーリクライニング、パワーオットマン(伸縮機構付き)、パワーロングスライド、大型アームレストのほか、疲れを癒すリフレッシュシート、快適温熱&ベンチレーションシート、回転格納式テーブルなど至れり尽くせりの装備内容だ。また、操作を行うための脱着式マルチオペレーションパネルも備えている。

3列目はハイブリッドモデルの「Executive Lounge」が3名掛けなのに対して、こちらは2名掛け。中央席をトレイに変更して、2名がゆったり座れるようにした。3列目の使われ方のイメージとしては、VIPの秘書がスムーズに乗り込み、手持ちのものをさっとトレイに置けるようなシーンを想定したようだ。結果、乗車定員は6名となる。

快適な乗降性を追求した点もポイントで、デュアルパワースライドドアの開口幅は約820mm(旧型比40mmのプラス)。ドアの開閉に連動して地上から約220mmの位置にステップが現れるユニバーサルステップをオプションでの設定した(左右)。また、センターピラー(左右)に配置したロングアシストグリップは旧型比135mm長い620mmのグリップ長だ。

バックドアの開閉は車両のサイドで可能

前席に大型のセンターコンソールを備えるなど各所に使いやすいポケッテリアを配置。インパネ左右のカップホルダー、センターコンソールカップホルダーのほか、助手席コンソールサイドトレイなどを採用する。

セカンドシートはバニティミラー付き回転格納式テーブルのほか、大型アームレストにカップホルダーや小物入れを備える。

荷室まわりの機能も充実。パワーバックドアは、開閉スイッチを車両サイド両側に配置するから、スイッチ操作のあとに後方で後ずさりする必要がないのもありがたい。しかも、任意の位置で停止させることが可能だ。

トヨタ ヴェルファイアPHEVの性能・燃費・装備

静粛性や乗り心地を高め、さまざまなシーンでさらなる「快適な移動の幸せ」を追求したトヨタ ヴェルファイアPHEV。その走りの性能を実現するために投入された機能や、ランニングコストに関連する燃費など、気になるポイントをチェックしていこう。合わせて、安全性能や、装備・機能についても見ていこう。

フロントパフォーマンスブレースを装備

2.5Lプラグインハイブリッドシステムを採用。出力密度の高い駆動用モーターを搭載し、システム最高出力は225kW(306ps)を発揮。モーターを最大限活用することでスムーズな加速を実現した。ヴェルファイアは、アルファードにないガソリンターボ(2.4L)をラインアップするが、そちらの最高出力は205kW(279ps)。ターボガソリンモデルを上回る動力性能を誇っているのだ。

大容量リチウムイオンバッテリーを車体中央の床下に搭載。室内空間はそのままに、ハイブリッドモデルに比べて35mmのさらなる低重心化を図った。そのうえ、ボディ骨格の最適化も実施して、揺れの少ない快適な乗り心地と安定した走りを追求しているのも注目ポイントだ。

「走りのヴェルファイア」のキャラクターを踏襲。他のヴェルファイア同様、フロントパフォーマンスブレースを装備する。これはアルファードにはないもので、フロントの応答性を向上し、走り出しから車両がしっかり動く、走りの気持ち良さを実現。ヴェルファイアならではの走りをPHEVでも追求している。

また、アルファードPHEV同様、停止間際のノーズダウンを抑制する「スムーズストップ」制御を新たに採用。乗員の姿勢を安定させることで上質な乗り心地を実現した。

モーターアシスト領域を増やしてエンジン回転数を抑制することで、エンジンノイズを低減。インストルメントパネルやドアなどの内装材への遮音材の追加や、ボディ骨格内へのウレタンスポンジ追加など、ロードノイズも低減して、静粛性をアップした。

走りのテーストを踏襲しながら、「快適な移動の幸せ」のためにこだわった基本性能のクオリティアップが、ヴェルファイアPHEVの魅力だ。

高度運転支援技術を採用

最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を搭載。また、高度運転支援技術「トヨタ チームメイト」の渋滞時や駐車時のサポートは、ミニバンにとって非常にありがたい機能だ。

アドバンストドライブ(渋滞時支援)を標準装備し、高速道路・自動車専用道路での渋滞時(0km/h~40km/h)の認知・判断・操作をサポート。ドライバーは疲労の軽減でき、より周囲に注意を払った安全運転が可能になる。また、渋滞時の再発進が、ドライバーの操作なしで行われるのもうれしい(停車後、約3分以内に先行車が発進した場合)。

アドバンストパーク(リモート機能付き)は、バック駐車に加え、前向き駐車、バック出庫、前向き出庫が可能(いずれも並列駐車)。また、専用スマートフォンアプリ「Remote Park」を操作し、車外から遠隔で駐車や出庫ができる。

ハイブリッド燃費16.7km/Lを達成

プラグインハイブリッドシステムを採用するヴェルファイアPHEV。満充電状態でのEV走行換算距離は73kmで、バッテリーに充電した電力だけで、ショーファーユースの日常移動の多くでEV走行が可能という。長距離移動には、エンジンを併用するから安心して遠出ができる。

先読みEV/HEVモード切り替え制御は、目的地までの間、市街地か山岳路か走行負荷を“先読み”。最適な区間でEV走行することで効率的な走りを実現し、低燃費に貢献する。

普通充電に加え、急速充電にも対応。充電時間は約38分(満充電量の約80%)で、大幅に短縮できる。

「マイルームモード」を搭載。充電時に、パワースイッチをONにすると、外部電源の電力を利用してエアコンやオーディオの使用が可能に。エンジンをかけずに車内で快適に過ごせ、テレワークや休憩などに重宝する。

レジャーやアウトドアで役立つ「EV給電モード」のほか、停電や災害などの非常時にクルマを電源として活用できる「HV給電モード」を設定。HV給電モードでは、バッテリーが一定の残量を下回るとエンジンがかかり給電を継続してくれ、バッテリー満充電・ガソリン満タンの状態から約5.5日分の電力が供給可能だ(一般家庭が日常使用する電気量の1日当たり10kWhでの計算)。

空調アイテムでも快適性を徹底追求

センター通信型コネクティッドナビ対応で車載ナビ機能もプラスする大画面14インチHDディスプレイオーディオを採用。15スピーカーのJBLプレミアムサウンドシステムも標準装備する。

快適性を徹底追求した空調システムを採用するのも見逃せないポイントで、運転席・助手席に加えて、後席でも左右独立した温度設定が行える前後左右独立温度コントロールフルオートエアコンを装備。後席の空調を抑制するS-FLOW制御により、快適性と省燃費を両立する。また、リアヒーターの吹出し口を左右のトリムに設定した。ステアリングヒーター、快適温熱シート+ベンチレーションシート(フロント、セカンドシート)、ナノイーX(フロント、リア)も装備する。

照明や各種スイッチ、エアコン吹出し口などを集約するスーパーロングオーバーヘッドコンソールに加えて、LEDルーフカラーイルミネーション、14インチリヤシートエンターテインメントシステム、後席用パワーサイドサンシェード(スライドドアガラス、リアクォーターガラス)も標準で備える。

トヨタ ヴェルファイアPHEVおすすめポイント要約

プラグインハイブリッドシステム採用によって、音や振動の少ないEV主体の静粛性の高い走りが魅力。EV走行換算距離73kmで、ショーファーユースだけでなくパーソナルユースでも、日常使いにおいてEV主体の走行が可能だ。バッテリーの電気だけでエアコンを作動することもでき、ショーファーユースの待機時や、個人使用での送り迎えなどでも、エンジンがかからないまま快適な空間を維持できる。

長距離に出かければ、エンジンの併用で安心してドライブが楽しめるだろう。装備を満載した室内は、快適そのもので、吸音材の追加や遮音材の拡大で、静粛性にもこだわった。また、大容量リチウムイオンバッテリーを床下に搭載した低重心で安定した走りも魅力だ。

またヴェルファイアには、専用のボディ剛性部品(フロントパフォーマンスブレース)を採用。フロントの応答性を向上させ、車両がしっかり動く走りのさらなる気持ち良さは、ヴェルファイアPHEVの特徴となる。シックなインテリアカラーも重厚感にあふれ、本物を知る大人のための移動空間というキャラクターを演出している。

中古車は、ハイブリッドやガソリンモデルと異なり、PHEVは、数が限られそうだ。また、当分、既存のヴェルファイア同様、高値は覚悟しておかなくてはならないかもしれない。

トヨタヴェルファイアPHEV 2025年1月発売モデル

プラグインハイブリッド エグゼクティブラウンジ

価格 1,085万円
排気量 2500cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 177 ps(130 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(22.3 Nm)/3600rpm
乗員 6名
燃費 -

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