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今、トヨタ・ハイラックス×TRDが熱い!【東京オートサロン2018】

  • 2018/01/13
  • MotorFan編集部 大橋 俊哉
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東京オートサロン2018TRDブースで最も存在感を示したのは、ピックアップトラックのトヨタ・ハイラックスだった。海外のラリーを走った競技車両に加え、TRDのパーツを装着した車両も展示されていたのだからさもありなん。この2台まさにハイラックスのタフさとクールさの象徴といえる存在だろう。

アジアクロスカントリーラリー2017

TRDブースでまず目に飛び込んでくるのが、ハイラックスのラリーカー。これは2017年のアジアクロスカントリーラリーに出場した車両そのものだ。

アジアクロスカントリーラリーはタイで開催されるクロスカントリーラリーで、昨年大会で22回を迎えた。毎年お盆の時期に開催され、多くの日本人エントラントを集めている。TRDもトヨタクロスカントリーラリーチーム・タイランドとして2016年より出場し、2016年、2017年と連続で2位入賞を果たしている。

展示車両は新堀選手がドライバーを務めた2号車(ゼッケン102)で、まさにその2位入賞車両である。2か年計画でスタートし、参戦初年度2位を得ただけに2年目となる2017年は優勝を!と意気込んだもののパンクなどのトラブル、また難易度の高いコースがミスコースもあり惜しい結果となった。2018年は雪辱を期待したいところだが、果たして……。

荷台にはスペアタイヤに加えてウインチを装備。クロスカントリーラリーらしい装備だ。
スペアタイヤの上には2台のラジコンが。非売品のようだが……?

気になったのが荷台のスペアタイヤに載せられた2台のラジコン。どうやら、アジアクロスカントリーラリー2017に出場したハイラックスのようだ。左のファルケンカラーが1号車(ゼッケン119)、右が2号車(ゼッケン102)つまり実車と同じモノ。

ただ、よく見ると「非売品」の文字が……。

これについて尋ねてみると、タイのメーカーで作られたものだとか。これは日本での販売を期待せざるをえない。ちなみに、タイではラジコンが大人気なんだそうだ。

TRD仕様のハイラックスが超クール!

TRDハイラックス

2017年、13年ぶりに日本市場にハイラックスが導入され話題を呼んだ。TRDブースにはそのハイラックスをTRDのパーツでカスタマイズした車両が展示されいた。エクステリアをメインとしたパーツにより、タフなピックアップトラックながら乗用車ライクなデザインのハイラックスが、よりクールさを増したように感じられる。
装着されているパーツは以下のとおり。

フロントグリル:4万5000円
フロントバンパーカバー:3万5000円
フロントアンダーカバー:4万円
サイドステップ:10万円
キャノピー:36万円
オーバーフェンダー:8万円
TRDロゴデカール:5300円
17インチアルミホイール「JAOS トライブクロウ」:18万円
ドアハンドルプロテクター:6000円

ハイラックスは登場以来トヨタの予想を超える人気を博しており、TRDのパーツ装着率も高いという。特に人気なのが、今回の展示車両には装着されていないハードトノカバー。やはりユーザーからは荷台をクローズドにしたいという要望が多いという。

ハードトノカバーは荷台のゲートの高さに蓋をするのだが、展示車両に装着されている写真のキャノピーであればワゴンとして使うことも可能だ。

ハードトノカバーもキャノピーもピックアップの使い方を広げてくれるアイテムと言えそうだ。