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バケットタイプでありながらも優れた快適性を実現 レカロRMSのノウハウが落とし込まれた超スタイリッシュなコンフォートシート【東京オートサロン2019】

  • 2019/01/11
  • MotorFan編集部
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レカロブースでひと際目を引くのがコンセプトシート「RCS」だ。快適性とスタイリッシュさを両立させた、魅力的なシートに仕上がっていた。

 究極のホールド性と剛性を実現したスポーツシートレカロ「PRO RACER RMS」の開発ノウハウを落とし込んだスタイリッシュなコンフォートシートが、コンセプトモデル「RCS」だ。

 RMSで培った理想的な着座位置を落とし込んだため、RCSはリクライニング機構を持たないシンプルな設計となっているのが特徴だ。さらに高密度のウレタンフォームを採用する分割式パッドを着座面側のバックレストと座面、サイドサポートに採用することで長時間の運転でも疲れにくい快適性を実現しているという。

ホワイトに彩られたシェルが美しい。

 もうひとつの大きな特徴が、そのデザイン性だろう。ブルーとグリーンの分割式パッドに、ホワイトに彩られた流線的なシェル。「デザインは機能の追求から」というレカロの哲学をまさに体現したシートだろう。

 フルバケットタイプでありながらも、乗降性や快適性、デザイン性に優れたRCS。あくまでもコンセプトモデルとのことだが、市販化が待ち遠しいシートだ。

デモカーのスマートフォーツーカブリオとのマッチングも抜群だった。