アイシン、デンソー:電動化の普及に向けた駆動モジュール開発・販売の合弁会社を設立
- 2018/12/26
- Motor Fan illustrated編集部
アイシン精機とデンソーは、2018年8月27日に発表した通り、電動化のための駆動モジュールの開発および販売を行う合弁会社設立に向け検討を進めてきた。その結果、合弁会社を設立することに両社で正式合意した。新会社の社名は「BluE Nexus (ブルーイー ネクサス)」で、2019年4月*に設立する予定。
自動車の電動化の実現には、電動車両の駆動に不可欠な、トランスアクスル、モータージェネレーター、インバーターというキーコンポーネントが一つのパッケージになった、駆動モジュールが必要になる。今回の合弁会社では、電動化におけるアイシンとデンソーの強みを結集し、国内外の自動車メーカー向けに駆動モジュールを開発、ラインナップする。さらに、ハイブリッド(HV)、プラグインハイブリッド(PHV)、電気自動車(EV)など、求められる性能、地域事情等に合わせた適合までを含めて対応できる体制を構築することで、世界各地域への幅広い普及を目指し、持続可能な社会の実現に貢献する。
1.社名 株式会社 BluE Nexus (ブルーイー ネクサス)
2.設立年月 2019年4月(予定)
3.所在地 愛知県 安城市
4.資本金 5,000万円
5.社長 山口 幸蔵(現 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 副社長)
6.出資比率 アイシン50%、デンソー50%
7.従業員数 約200名 (2019年4月)
8.事業内容 電動化のための駆動モジュールの開発、適合、販売
なお、本合弁会社の設立は所要の独禁法当局の承認を条件とする。
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