⼤同特殊鋼:「知多第2工場」が稼働、高機能ステンレス鋼ピーリング設備を新設
- 2020/04/09
- Motor Fan illustrated編集部
大同特殊鋼は、2019年9月に取得した愛知県知多市の工場跡地にて新設備導入工事を進め、このほど「知多第2工場」として開所し、一部設備の稼働を開始した。併せて、4月3日には当社関係者による安全祈願祭を執り行った。
大同特殊鋼は、機能材料における競争力の強化策の一つとして高機能ステンレス鋼や高合金などの高付加価値製品の生産能力を増強しており、知多第2工場には、高機能ステンレス鋼の二次加工ラインを新設した。今回稼働を開始したのは、高機能ステンレス棒鋼のピーリング設備(皮剥ぎ設備、1ライン、月産能力1,000トン)。その他、熱処理設備の新設(2020年度中)、ピーリング設備の星崎工場からの移設による増設(2ライン化、同)、超音波探傷機の新設(2021年度)を予定している。一連の生産能力増強により自動車用ステンレス鋼等部品で求められる高い品質と安定した製品の供給にさらに寄与するものと見込む。
■ 知多第2工場の概要
名称:大同特殊鋼株式会社 知多第2工場
所在地:愛知県知多市北浜町11番20(敷地面積 219千㎡)
設備投資額:約30億円(除:土地建物購入費)
稼働開始:2020年3月
今回の設置設備:ピーリング設備(1ライン)
今回の生産能力:1,000㌧/月
今後の設備投資:ピーリング設備・熱処理設備・超音波探傷機など
事業内容:高機能ステンレス鋼の二次加工など
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