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ベテランライダー3名による豪華版試乗レポート スーパーカブ50/110試乗|「エンジンが更にイイ」さっそく街で乗ってみた【JA44】

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抜群の完成度に累計1億台も納得

丸型に戻ったヘッドライトが好評

50と110の車重差はわずか3kg

及川ルイ子's Impression

カブ用マフラーでおなじみ、「BRD」代表びとっち's Impression

スーパーカブらしさは継承! エンジンに変更有り!

どこが変わった? スーパーカブ・新旧比較

●外観/JA44・新型スーパーカブ110

●外観/JA10・旧型スーパーカブ110

●エンジン周り/AA09・新型スーパーカブ50

●エンジン周り/JA10・旧型スーパーカブ110

●フロント足周り/JA44・新型スーパーカブ110

●フロント足周り/JA10・旧型スーパーカブ110

●リヤ足周り/AA09・新型スーパーカブ50

●リヤ足周り/JA10・旧型スーパーカブ110

●ヘッドライト/JA44・新型スーパーカブ110

●ヘッドライト/JA10・旧型スーパーカブ110

●メーター/JA44・新型スーパーカブ110

●メーター/JA10・旧型スーパーカブ110

●リヤキャリア/AA09・新型スーパーカブ50

●リヤキャリア/JA10・旧型スーパーカブ110

●メーター/JA44・新型スーパーカブ110

ノーマルだってかっこいい、「スーパーカブ」×「ストリート」 

むむむ、このカブ110。何か変。|わかるかな?

ホンダ・スーパーカブ(タイ仕様)……229,000円

じつはエンジンがちょっと違う

国内仕様とタイ仕様の違い、まだあります

メーター

シートの開閉

イグニッションキー

フロントエンブレム

マフラー

タンデムステップ

タイヤ

タイ仕様のその他特徴

タイ仕様 主要諸元

むむむ、このカブ110。何か変。|わかるかな?

ホンダ・スーパーカブ(タイ仕様)……229,000円

都内某バイクショップで販売中の、こちらのスーパーカブ110。じつはフツーのカブに見かけるカブ110とはちょっと違うんです。

「青色が珍しい?」
半分正解。

じつはこのスーパーカブ110は、バイク館SOXが取り扱うタイ仕様のモデル。なので、この車体色は日本のラインナップには存在しない。

このタイ仕様のスーパーカブ110は2019年モデルながら、すでにテールランプは国内の2020年モデルと同じ形状の二輪車灯火器基準に関する法規に対応済み。(従来は俵のような形だった)
前かごの標準装備やタンデムシートの有無、タンデムステップの取り付け形状といったあたりの見た目も差異がある。

(左:国内仕様/右:タイ仕様)
国内仕様で二人乗りするには純正オプションなどでタンデムシートを購入する必要あり。一方のタイ仕様はライダー用と同カラーのタンデムシートが標準装備。

国内仕様は日本の熊本製作所で組み上げられている!というのも大きな特徴です。エンジン形式は国内仕様の現行モデル・旧モデル、タイ仕様のいずれもJA10Eと表記こそ同じだが、じつは中身が微妙に異なっている(現行モデル・旧モデルでもピストンの処理やスカートの形状、シリンダーの形が違う)ということはあらかじめ知っておきたいポイントだ。

このタイ仕様を輸入販売しているバイク館SOXでの車両価格は229,000円。国内仕様(23,6500円)よりも少し安いにもかかわらず、キー操作によるシート開錠や、イグニッションのシャッターキーの採用など機能面での充実化が図られている。
また、補修部品や消耗品はバイク館SOXが供給しており、ショップ独自の2年間の製品保証を行なっていることも、安心要素の一つといえるだろう。
■取材協力:RCRハングアウト

じつはエンジンがちょっと違う

(左:国内仕様/右:タイ仕様)

エンジン形式はどちらもJA10Eだが、ヘッドカバーの形状が少し異なる。今回の取材ではエンジンを分解したわけではないが、同じエンジン形式でもモデルチェンジの前後や仕向地によって構成パーツの品番や形状が異なっている、というのがスーパーカブ110では知られた話。国内仕様向けのチューニングパーツ(が組み込めたとしても、セッティングが出でるかどうかetc.)との互換性がどこまであるか慎重に考えた方が良いだろう。

国内仕様とタイ仕様の違い、まだあります

メーター

(左:国内仕様/右:タイ仕様)
スーパーカブのロゴが1列or2列で異なるのに加え、タイ仕様はギヤポジションの表記の追加でより便利に。

シートの開閉

(左:国内仕様/右:タイ仕様)
タイ仕様がサイドカバーの鍵穴でシートを開錠するのに対し、国内仕様は鍵がなく、シートは従来通り吸盤で固定される(ガソリンキャップに鍵あり)。
(左:国内仕様/右:タイ仕様)

イグニッションキー

(左:国内仕様/右:タイ仕様)
タイ仕様のイグニッションキーには盗難防止、いたずら防止効果のあるシャッターキーが採用されている。

フロントエンブレム

(左:国内仕様/右:タイ仕様)
国内仕様の方がメッキグリルの採用し豪華。一方のタイ仕様はレッグシールドにカタカナ&欧文のデカールが貼られている。

マフラー

(左:国内仕様/右:タイ仕様)
国内仕様は「GOSHI」の刻印があり、熊本の部品メーカー、合志技研工業製であることを示している。タイ仕様はGOSHIの刻印がなく、サイレンサーエンドの形状、ヒートガードの形状も異なる。スイングアームカバーの有無の違いもあり。

タンデムステップ

(左:国内仕様/右:タイ仕様)
国内仕様のタンデムステップスイングアーム中腹に直接ボルトでマウント。一方、タイ仕様はマフラー側のスイングアームを覆うようにデザインされ、見た目に手が込んでいる

タイヤ

(左:国内仕様/右:タイ仕様)
タイヤサイズはどちらも同じ、前70/90-17後80/90-17だが、国内仕様はCST製。タイ仕様はIRC製 T-SPRC NF63。

タイ仕様のその他特徴

タイ仕様には、ちょっとした荷物の積載に使えるキャリアを標準で装備する。
国内仕様とタイ仕様では部品構成が異なる。そもそも国内仕様のメインフレームのネックパイプ周りには、タイ仕様のようなボルトの受けがない。

タイ仕様 主要諸元

全長:1,858mm
全幅:694mm
全高:1,044mm
軸間距離:1,212mm
最低地上高:135mm
シート高:742mm
車重:101kg
エンジン形式:空冷4サイクルSOHC単気筒
ボア×ストローク:50.0×55.6mm
燃料供給方式:PGM-FI
排気量:109cc
燃料タンク容量:4.2L
ブレーキ:前ドラム/後ドラム
タイヤサイズ:前70/90-17 後80/90-17
ヘッドライト:LED
テールランプ:バルブ

問い合わせ●バイク館SOX https://bs-sox.com/

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