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スポーティーなセダンでピックアップって矛盾してません!? 【東京オートサロン2018】
- 2018/01/14
- Dee’s Club
NATS(日本自動車大学校)の学生がトヨタ・カムリ(AVV50)をベースに仕上げたピックアップ。矛盾しているように思えるテーマ「スポーティ・セダンピックアップ」は、実車を見れば納得の完成度です。
はじまりは、ベースに選んだAVV50カムリがおっさんセダンのイメージがありすぎたから。ちょうどその時期にフルモデルチェンジになったので、こっちよりもカッコイイ北米版カムリのフロントフェイスを移植しようと考えたそうです。
名前はおなじクルマですが、ヘッドライトのカタチや角度はまったく別。その固定で困ったすえに思いついた秘策は、新旧のコアサポートをふたつ並べて合体できるか調べることでした。
そのためボンネットも10cm近く延長され、フェンダーも作り直す必要がありましたが、プレスラインを工夫するなどして違和感ない見た目に。
逆に違和感満載なのがリヤ側。オーストラリアのピックアップ、ホールデン・コモドアユートが好きなメンバーがいて、それをイメージして製作しました。
ルーフとBピラーの内側だけ残して後ろ側をカット。ハイブリッドのバッテリーシステムなどがあった後部座席とトランクになんとかピックアップとしてのスペースを確保。
これで世にも奇妙なセダンピックアップができたわけですが、最後はレーシングカーのようなバイナルステッカーで仕上げ。最終的なテーマである「スポーティ・セダンピックアップ」が完成したというわけでした。