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東京オートサロン2018
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シルビア×1JZエンジンはもはや定番チューンの域へ【東京オートサロン2018】

  • 2018/01/14
  • Dee’s Club
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シルビアのエンジンといえば直列4気筒のSR20ですが、最近のドリフト業界にはトヨタ車に使われていた直列6気筒の1JZエンジンへの換装例が増えてきているんです。

なぜシルビアにSR20ではなく1JZを載せるのか。それは中古SR20エンジンの価格の高騰と、1JZエンジンの頑丈さが大きな理由としていえます。細かく言えばパワーの問題とかもありますが、とにかくエンジンの高回転をずっと使いたいドリフトでは壊れないエンジンが乗る側にとってすごくありがたいのです。
だけどニッサン車にトヨタのエンジンを載せ換える。もちろんエンジンだけじゃダメだからミッションも同時にとなるわけで、すごーく大変そうに思えますよね? 実際いろんな加工が必要で大変なんです…と思いきやそれが過去の話になりつつあるんです。
それは載せ換え専用キットが手に入りやすくなったり、換装後のエンジンを動かすのに必須なフルコンピュータを導入するコストやハードルがとても低くなったから。

シルビアにトヨタ1JZエンジンとR154ミッションを無加工で搭載するためのマウントキット。従来はマウントのワンオフ加工が必要だった。
オーストラリア発フルコンピュータのLINK(リンク)。制御可能な気筒別のラインナップが中心で導入価格を下げやすい。
セッティング用プログラムは無料でダウンロードできるうえに日本語対応。タブレットへ出力することでメーターにも使用できる。

その集大成とも言えるのが北ホールにあるプレミアムジャパンのブースでした。
展示されていたのはオートマだったS15シルビアへ1JZエンジンとJZX110マークII純正5速ミッションをキットを使い無加工で搭載。市販のエンジン別ハーネスキットがカプラーオンなコンピュータのLINK Kurofuneを利用することでエンジン制御もノートラブルです。

来年のオートサロンでシルビアを見かけたら、エンジンにも注目するとおもしろいかも!