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小径ホイールのメリットは? チューニングの可能性にも注目! グロムは走って遊べるバイクの筆頭! 隠されたスポーツ性能を引き出すべし! /ホンダ

  • 2019/07/09
  • 佐藤恭央
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⚫️ディテール解説

フロントサスペンションはインナーチューブ径Φ31mmの倒立タイプ。フロントブレーキはΦ220mmシングルディスクと、真っ赤に塗装されたニッシン製の2ポットキャリパーの組み合わせ。アルミ製ホイールには、大型スポーツバイクを意識したY字スポークを採用。
エンジンはタイで生産していたWave125iの空冷4スト125ccOHC単気筒を流用。スーパーカブ同様にシリンダーヘッドを横にしたレイアウトは耐久性に定評がある。
リヤサスペンションはシンプルなモノクロスタイプ。スポーティな走りからタンデム走行まで対応する。
リヤブレーキはシングルディスクと、ワンポットキャリパーの組み合わせ。フロント同様、キャリパーが赤く塗装されている。リヤタイヤは130/70-12のワイドサイズを採用。
上下2灯ともLEDを採用したデュアルヘッドライト。ロービーム時は下側のみ点灯。ウインカーにもLEDを採用。
テールランプにはLEDを採用。シートレールが短いデザインは、最新の大型スポーツバイクを連想させる。
タンデム部分と一体型になったシートは、ホールド性や座り心地に優れる。タンデム部分は座面がフラットでクッション性も良好。
シートを外すとバッテリーやヒューズ等にアクセスしやすい。シート下には簡易的な車載工具や書類が収納できる小物入れを装備。

ホンダのバイクでは初となる、フォールディングタイプの「リトラクタブルキー」を採用。キー部分がワンプッシュで飛び出し、持ち運び時は本体に収納できる

グリップ位置をアップさせたパイプハンドルにより、車体サイズに対して思ったより窮屈さを感じさせないライディングポジションがとれる。左スイッチボックスはウインカースイッチの上に灰色のホーンスイッチを置く、ホンダ独自のレイアウト。
液晶デジタル式メーターには、速度計、ラウンド式の回転計、燃料計、各種警告灯のほか、時計も装備されている。
ストリートファイターを彷彿させるタンクカバー。給油口には、フラットな形状のヒンジ付きエアプレーンキャップを採用。

■主要諸元■

車名・型式:ホンダ・2BJ-JC75
全長(mm):1,755
全幅(mm):730
全高(mm):1,000
軸距(mm):1,200
最低地上高(mm):155
シート高(mm):760
車両重量(kg):104
乗車定員(人):2
燃料消費率*1(km/L):
 国土交通省届出値定地燃費値 (km/h)…62.7(60)〈2名乗車時〉
 WMTCモード値(クラス)…67.1(クラス 1)〈1名乗車時〉
最小回転半径(m):1.9
エンジン型式:JC75E
エンジン種類:空冷4ストロークOHC単気筒
総排気量(㎤):124
内径×行程(mm):52.4×57.9
圧縮比:9.3
最高出力(kW[PS]/rpm):7.2[9.8]/7,000
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):11[1.1]/5,250
燃料供給装置形式:電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉
始動方式:セルフ式
点火装置形式:フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式:圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L):5.7
変速機形式:常時噛合式4段リターン
変速比:
 1速…2.500
 2速…1.550
 3速…1.150
 4速…0.923
減速比(1次/2次):3.350/2.266
キャスター角(度):25゜00′
トレール量(mm):81
タイヤ:
 前…120/70-12 51L
 後…130/70-12 56L
ブレーキ形式:
 前…油圧式ディスク
 後…油圧式ディスク
懸架方式:
 前…テレスコピック式
 後…スイングアーム式
フレーム形式:バックボーン

■製造事業者/本田技研工業株式会社

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