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NSRかYSRか、はたまたGAGか…!? いいやGPXデーモンだ!! 速さより安さで選ぶならコレ! タイGPX「DEMON(デーモン)150GR」は 日本の都市圏向けのポテンシャルかも!?

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全域実用に使える扱いやすいエンジン

走りも快活です。最高出力11PS/7500rpm、最大トルク1.18kg-m/7500rpmを発揮するシングルエンジンは、なんとキャブレター式(DENI製)。とはいえ、始動に手こずるなんてことはなく、言われなければ気がつかないかもしれません。冷間時のスタートは、ハンドル左のスイッチボックスにあるチョークレバーを用います。

トコトコと低速域から扱いやすいトルクを明瞭な鼓動を伴いつつ発揮し、高回転域までフラットに回りきって元気溌剌としたライディングが味わえます。アイドリングのすぐ上からレッドゾーンまで、つまり全域が実用域と言えるほどフレキシブルでも、イージーに扱えるのも魅力。ハンドリングもクセがなく、身のこなしが軽いのです。

そして、フルカウルスポーツとしながらハンドル切れ角が広く、どこでもスイスイ入っていけるから面白くなってきます。見た目こそスーパースポーツですが、中身は混雑するバンコクの渋滞路もタフに駆け抜けるオールラウンダー。日本の大都市圏でも使い勝手のよい日常の足となってくれるでしょう。

そこで優位性を感じるのが、排気量が150ccで軽二輪扱いとなること。つまり首都高や阪神高速など都市高速を走ることもでき、急用時はありがたいかもしれません。

強みは低価格!! 店頭で見て決断して欲しい

強力なセールスポイントとなっているのが、フルカウルスポーツでありながら税抜き33万8000円とした車体価格でしょう。もちろん細部の質感を見れば、国産モデルに劣るかもしれません。しかし、このリーズナブルさは強みと言えます。取扱い店は北海道から沖縄まで拡充傾向。気になる人は、店頭でぜひ実車を確かめていただきたいと思います。

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