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スズキ スズキ アルトラパン 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2025/09/01

スズキ アルトラパンの新型モデル情報を紹介します。スズキ アルトラパンの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。スズキ アルトラパン新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

スズキ アルトラパン新型モデルの概要

スズキ アルトラパンは、2002年に初代が登場し、ここに紹介のモデルは2015年にデビューした3代目。キャビンを強調した箱型のエクステリアを踏襲しつつ、丸みを加えた「まる しかくい」をイメージしたフォルムに生まれ変わった。

女性のクルマに対するニーズを調査・分析。企画からデザイン、装備、アクセサリーの設定にいたるまで女性の視点をふんだんに盛り込んで登場した。

デビュー以来、改良を重ね、2022年には最上級グレードにメッキフロントグリルや360°プレミアムUV&IRカットガラスを採用するなど、魅力をいちだんとアップ。最新のラインアップは、NAエンジンとCVTを、X、L、Gの3グレードに搭載し、それぞれにFFと4WDを用意する。

では、さっそく、アルトラパンの魅力を、デザインや実用性、走行性能などといったポイントごとに、見ていきたい。なお、「ラパン」と呼ばれることも多いが、ここでは、正式名称の「アルトラパン」を用いて進めていこう。

スズキ アルトラパンの外観・内装デザイン

デュアルカメラブレーキサポートも全車に標準装備し、新ボディカラーを投入するなど、2022年6月の仕様変更で魅力をアップしたスズキ アルトラパン。ここでは、外観と内装デザインの注目ポイントにスポットを当てて、その個性を見ていこう。

ぬくもりのあるカタチを追求

「ラパンらしさ」を継承した箱型のフォルム。それをベースにして、カドを丸く、手作りのような温かみを感じさせる「まる しかくい」プロポーションを追求している。

広いガラスエリアも特徴で、ラパンらしい魅力。それが明るく開放感のある空間を演出し、十分な視界を確保することで実用性にも繋がっている。また、丸型のヘッドランプやドアミラー、リアコンビネーションランプを採用。丸いモチーフのディテールもエクステリアのポイントとなっている。

最上級のXグレードが2022年6月にメッキフロントグリルを採用したものの、そのほかのLとGの2グレードはデザインを踏襲し、シルバーのパネルタイプのフロントグリルを引き続き採用している。

「わたしの部屋」デザインコンセプト

女性のニーズを重視して開発。インテリアも、女性にうれしいデザインをふんだんに採用した。テーブルや置時計、フォトフレームといった「部屋」の雑貨類などをモチーフとしたデザインを採用したうえ、ぬくもりのある明るいトーンの内装カラーとしていて、くつろげる空間を創造した。

インパネは、天面の高さを抑えるなど、見晴らしがよいデザイン。Xグレードには光沢のあるホワイトのカラーパネルを正面に採用し、LとGの2グレードはファブリックのイメージで凹凸の型押しを施したパネルを採用した。

またXグレードでは、木目調(グレージュ)のテーブルをイメージしているのも注目のポイント。LとGの2グレードではドット調(ブラウン)のオーナメントとなる。

メーターは、置き時計のフォルムで、文字盤は腕時計をモチーフに。目盛や文字などのインデックスのたぐいも凝ったデザインで仕上げた。加えて、フォトフレームのような大型のナビゲーションパネルも採用した。

シートはソファを連想させるデザイン。Xグレードはキルティング柄のシート地で、ボディカラーに応じてライトグリーンとライトブラウンを用意。アクセントとなるパイピング加飾にも注目だ。LとGの2グレードは、ナチュラルな風合いのシート地で、ベージュのインテリアを楽しませてくれる。

また、細かなところまでおしゃれに仕上げ、天井にもキルティングをイメージしたパターンを採用しているのも見逃せないポイントだ。

スズキ アルトラパンのサイズ・室内スペース

オーソドックスな5ドアボディながら、丸をモチーフにした外観ディテールや、女性ニーズに応える雑貨小物風のインテリアアイテムなどを採用するスズキ アルトラパン。軽自動車のサイズを生かし、最小回転半径も抑えた取り回しに加えて、凝ったデザインを施した室内スペースの使い勝手や、収納についても、ここでチェックしていこう。

ホイールベース延長も回転半径は維持

ボディサイズは、全長3395㎜×全幅1475㎜×全高1525㎜。スリーサイズはいずれも、アルトとまったく同じ数値だ。ダイハツのミライースのFFモデルと比較して、全高が25mm高いサイズとなっている。

ホイールベースは旧型に比較して60mmロングの2460mmに延長したが、最小回転半径は4.4mのまま。インパネの高さを抑え、奥行きも短いため、たっぷりとした視界で、取り回しの不安をさらに軽減してくれる。また1550mmの高さ制限のある機械式パーキングや、高さによって利用料の異なるパーキングで、1525㎜の全高をメリットと感じるケースは少なくないだろう。

全方位モニター用カメラパッケージ装着車を、XグレードとLグレードに設定している。

前後シートの距離を60mm拡大

新プラットフォームを採用してデビュー。先代モデルと比べて60mmロング化したホイールベースも貢献し、室内長は105mm長いゆとりの2020mmだ。前後乗員間距離も60mm伸びて900mmに。前席の左右乗員間距離も30mm広がり、620mmに拡大された。

チルトステアリング調整量を拡大し、シートリフター調整量を28mm増の60mmとして、最適な運転ポジションを調整可能。

前席のベルトラインを35mm下げるなど広いガラスエリアを実現。低く抑えたインストルメントパネル天面高なども奏功して、良好な視界とともに開放感ある室内が生み出された。

また、狭い駐車場での乗り降りをスムーズにする、中間2段ストッパー(フロントドア)の採用もうれしいポイント。

気の利いたポケッテリア

小物収納は、うれしい内容。インパネドリンクホルダーを運転席と助手席に用意し、運転席は500mlの紙パックも置けるデザイン。

助手席の前は、上段がインパネボックス、下段がグローブボックスで、上段はボックスティッシュも入る容量。インパネアンダートレー(運転席)、センターロアトレー、センターロアポケット、ペットボトルホルダー付きリアドアポケットなども装備している。

運転席と助手席の間にあるアームレストは、Xグレードでは、シート地と同じファブリック張りとなっているうえ、開けると中は収納ボックスで小物を入れておける。

荷室の開口部地上高を、先代モデルに比べて30mm低い680mmに下げて、荷物の出し入れを容易に。また、荷室の容量(4名乗車時)も30L増やして115Lに拡大した。リアシートは分割可倒式。フロントシートはフルフラット状態にできるため、長い荷物を積み込むこともできる。

スズキ アルトラパンの性能・燃費・装備

先代モデルに比較して120kgもの大幅な軽量化や、効率を高めたパワートレインを採用し、走行性能に磨きをかけて登場した3代目のスズキ アルトラパン。エンジン出力といった性能のほか、ランニングコストに関わる燃費など、気になるポイントをチェックしていこう。合わせて、安全性能や、装備・機能についてもここで見ていこう。

キビキビとした走りのNAエンジン

搭載するエンジンは1種類で、658cc直列3気筒DOHC12VのR06A型ユニット。2011年の3代目MRワゴンから搭載されたエンジンで、低燃費とキビキビとした走りを実現した。耐ノッキング性能の向上や、フリクションの低減を実施したほか、軽量に仕上げているのも特徴となっている。

吸排気VVT機構も採用し、最高出力は38kW(52ps)/6500rpm、最大トルクは60Nm/4000rpmを発揮する。トランスミッションは、全車にCVTを組み合わせた。

タイヤサイズは全車155/65R14で、Xグレードにはアルミホイールを、ほかの2グレードにはフルホイールキャップを装備している。

デュアルカメラブレーキサポートを全車装備

最新のアルトラパンは、ステレオカメラ方式のデュアルカメラブレーキサポートを全車に標準装備。前方の車両や歩行者を検知し、ブザー音や表示によって警告を行い、衝突の可能性が高まると自動で弱いブレーキを作動。さらに衝突の可能性が高まると、自動で強いブレーキをかけてくれる。

誤発進抑制機能や後退時ブレーキサポート、ふらつき警報機能、車線逸脱警報機能、先行車発進お知らせ機能なども全車に装備。ステレオカメラが標識を認識し、最高速度や車両進入禁止を知らせてくれる標識認識機能も装備する。

クルマを真上から見たような映像などをモニターに映してくれる全方位モニターは、全方位モニター用カメラパッケージ装着車として、XとLグレードに用意している。

WLTCモード燃費26.2km/Lを実現

低燃費とキビキビした走りを両立するR06A型エンジン。そこに、エネチャージを採用していて、減速時のエネルギーで発電し、リチウムイオンバッテリーに充電して電装品に供給。発電に必要なガソリン消費を抑えてくれる。これにより2WDでWLTCモード燃費26.2km/Lの優れた燃費を実現(4WDは24.6km/L)。

メーター上部には、ランプの色で運転状況を知らせてくれるステータスインフォメーションランプを装備。エコドライブの目安になり、燃費を意識して走ることができる。

運転席シートヒーターを標準装備

Xグレードは、すべてのガラスにプレミアムUV&IRカットガラスを採用。日焼けの原因となる紫外線(UV)は約99%カットしてくれ、ジリジリとした暑さをもたらす赤外線(IR)も60〜80%カット。強い日射しから肌を守る。Lグレードでは、フロントドアにこのプレミアムUV&IRカットガラスを採用する。

エアコンは、XとLグレードが、フルオートエアコンで、XグレードにはナノイーXを搭載。運転席シートヒーターを全車に標準装備。助手席シートヒーターは、Xグレードに標準装備したほか、LとGでは4WD車に装備した。また4WD全車にリアヒーターダクトも備える。

ヘッドライトは、XとLグレードがLEDタイプ。ハイビームアシストは全車に装備した。ドアハンドルはXグレードがメッキタイプで、ほかの2グレードはボディ同色。

また、Xグレードは、本革巻きステアリングや、バニティミラーの照明、6スピーカーも標準装備する。

スズキ アルトラパンおすすめポイント要約

フランス語でうさぎという意味の「Lapin」を車名に取り入れ、女性ユーザーを意識したデザインや装備を持つアルトラパン。Xグレードのシート地にキルティング柄を採用し、おしゃれ雑貨の雰囲気を連想させるデザインをインテリアの随所に用いている。メーターのマルチインフォメーションディスプレイの表示にも、うさぎのキャラクターが現れるなど、女性を意識したこだわりは徹底している。

装備を考えると、メッキフロントグリルを備える最上級グレードのXをまず検討したい。シートのパイピングや、本革巻きのステアリングに加えて、グレージュの木目調で仕上げられたテーブルを思わせるインパネ面も、オーナーの満足を引き上げてくれる。いっぽうナチュラルな雰囲気を求めるなら、Lグレードが候補になってきそうだ。オートエアコンやLEDヘッドライトを装備している。

中古車を検討するなら、まず安全装備に注目して年式を検討したい。2019年6月の改良で、「スズキ セーフティ サポート」の機能を充実。2022年6月の改良では、夜間の歩行者も検知するデュアルカメラブレーキサポートを採用している。また、特別仕様車を検討するのも、個性的なクルマ選びができそうだ。2018年12月に登場した「モード」は、大人が似合う落ち着いた印象に仕立てた特別仕様車。ネイビーでコーディネートしたインテリア、ブラックパールのガーニッシュやヘリンボーン模様の木目柄を取り入れたインパネのほか、メッキフロントグリルなどが魅力的だ。

スズキアルトラパン 2025年8月発売モデル

ハイブリッドX

価格 172万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 49 ps(36 kW)/6500rpm
最大トルク kg・m(5.9 Nm)/5000rpm
乗員 4名
燃費 -

ハイブリッドX

価格 182万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 49 ps(36 kW)/6500rpm
最大トルク kg・m(5.9 Nm)/5000rpm
乗員 4名
燃費 -

ハイブリッドL

価格 160万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 49 ps(36 kW)/6500rpm
最大トルク kg・m(5.9 Nm)/5000rpm
乗員 4名
燃費 -

ハイブリッドL

価格 171万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 49 ps(36 kW)/6500rpm
最大トルク kg・m(5.9 Nm)/5000rpm
乗員 4名
燃費 -

ハイブリッドG

価格 151万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 49 ps(36 kW)/6500rpm
最大トルク kg・m(5.9 Nm)/5000rpm
乗員 4名
燃費 -

ハイブリッドG

価格 163万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 49 ps(36 kW)/6500rpm
最大トルク kg・m(5.9 Nm)/5000rpm
乗員 4名
燃費 -

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