トヨタ トヨタ ピクシスエポック 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格
- 2025/09/01
トヨタ ピクシスエポックの新型モデル情報を紹介します。トヨタ ピクシスエポックの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。トヨタ ピクシスエポック新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。
トヨタ ピクシスエポック新型モデルの概要
トヨタ ピクシスエポックは、5ドアHBのセダンタイプの軽自動車で、ダイハツ ミライースのOEMモデル。ここに紹介する2代目は、2017年にデビューした。
軽自動車枠いっぱいの全長と全幅を持ち、全高は1500mm程度のプロポーションで、オーソドックスなボディスタイル。長く続いてきた一般的な軽自動車としてのフォルムを踏襲している。
また2017年のデビュー以来、改良による進化を重ね、2024年9月(発売は10月)、寒冷地仕様を4WD車に加えて2WD車にも標準化するなどの一部改良を実施。ここでは、この改良時のモデルを中心に、ピクシスエポックの特徴を見ていこう。
エンジンは自然吸気のみで、トランスミッションはCVT。グレード構成は、G“SA Ⅲ”、X“SA Ⅲ”、L“SA Ⅲ”、B“SA Ⅲ”の4グレードで、それぞれに4WDも設定する。グレード名にある“SA Ⅲ”は、安全装備の「スマートアシストⅢ」を採用することを示す(以降、グレード名は、G、X、L、Bで表記していくこととしたい)。
では、さっそく、ピクシスエポックの魅力を、デザインや実用性、走行性能などといったポイントごとに、見ていきたい。
トヨタ ピクシスエポックの外観・内装デザイン
軽自動車の本質である「低燃費・低価格」に加え、「安全・安心」を追求したミライース。その魅力をOEMモデルとして受け継ぐのが「トヨタ ピクシスエポック」だ。まずは、外観と、内装デザインの注目ポイントにスポットを当てて、ピクシスエポックの注目点を見ていこう。
ボディ各部で空力抵抗を低減
4枚のヒンジドアとバックドアで構成する5ドアHBボディを採用。シャープな印象のヘッドライトが目を引き、ノーズの長さを感じさせるフロントセクションだ。リアまわりは、バンパーの造形を工夫するなど、低重心でワイドなルックスを目指した。
ボディ各部では、空力改善を最大限織り込んだ。フロントアンダースポイラーとバンパー下端形状でフロア下に流れ込む風をコントロールし、バックドア一体成型のルーフスポイラーとガーニシュの採用でリアへの空気の流れを制御するなど、空力抵抗を大幅に低減。先代モデルに比べて、Cd値は約3%減を達成した。
上級グレードはツートンのインパネ
左右に広がる水平基調のインストルメントパネルを採用。GグレードとXグレードは、ブラックとライトグレーによるツートンのインパネ。LグレードとBグレードはモノトーン(ブラック)のインパネとなる。
自発光式デジタルメーターを採用し、GグレードとXグレードがブルーイルミネーションで、LグレードとBグレードはアンバーイルミネーションとなる。どちらも、燃費のいい運転をすると、イルミネーションがグリーンに変化して、エコドライブをサポートするエコドライブアシスト照明を採用する。
シートのカラーは、各グレード共通で、フロントシートがツートン、リアシートがブラックだ。
トヨタ ピクシスエポックのサイズ・室内スペース
トールワゴンのような背の高さは求めず、かねてから受け継がれてきた軽自動車の姿を踏襲するトヨタ ピクシスエポック。暮らしに寄り沿ってくれるような使いやすさをイメージできるが、全高など実際のサイズは注目したいポイントだ。また、快適性や使い勝手を左右する室内スペースと、収納についてもチェックしていこう。
狭い道も安心の取りまわしのよさ
ボディサイズは、全長3395㎜×全幅1475㎜×全高1500㎜(4WDの全高は1510mm)。全長と全幅は軽自動車枠いっぱいながら、全高は1500mmという一般的なHBモデルで見られる高さに抑えられている。
全高を他の軽自動車と比較すると、ダイハツの新型ムーヴより155mm低く、タントより255mm低い数値。また、スズキのアルトと比べても25mm低い。こう書くと、ピクシスエポックの全高の低さはウイークポイントに見えてしまうが、全高を高くしないことが軽さや空気抵抗の少なさをもたらし、燃費のよさに結びついているはずだ。
最小回転半径は4.4m。軽自動車ならではの取り回しのよさによって、入り組んだ路地などでも緊張を伴わず運転できるのはうれしい限りだ。
自然な姿勢にこだわった運転席
フロントシートはヒップポイントを下げ、頭上空間のゆとりや前方視界を拡大。また、従来よりステアリングを上体に近づけ、ペダルは逆に少し遠ざけることで、無理のない自然なドライビングポジションを実現した。Gグレードでは運転席シート上下アジャスターやチルトステアリングを採用し、より体格に合った運転姿勢をうみだす。
コンパクトなボディながら、長さや高さにもゆとりを感じられる室内スペースを創造。後席のヒザ前のスペースをしっかり確保している点も注目ポイントだ。
スイッチ式バックドアオープナーを採用
小物収納のスペースは必要最小限といった印象。運転席と助手席のためのドリンクホルダーをインパネ左右に配置し、後席はドアポケットにボトルホルダーの機能を持たせている。
そのほか前席まわりでは、助手席からセンター部まで繋がるインパネロングアッパートレイを採用。運転席と助手席の間のインパネ下には、ボックスティッシュも置けるセンターフロアトレイを用意している。
樹脂製のバックドアの採用で軽量化。電気スイッチ式のオープナーを採用し、バックドアの開閉はイージーだ。なおリアシートの機構は、シートバックの一体可倒のみにとどまる。
トヨタ ピクシスエポックの性能・燃費・装備
自然吸気エンジンのみというシンプルなパワートレインを採用するトヨタ ピクシスエポック。軽量高剛性ボディや樹脂パーツの採用なども注目のポイントだ。ここでは動力性能に加えて、ランニングコストに関連する燃費や、安全性能、装備・機能についても見ていこう。
徹底した軽量化で発進・加速をスムーズに
搭載するエンジンは、658cc直列3気筒DOHC12VのKF型。最高出力は36kW(49ps)/6800rpm、最大トルクは57Nm/5200rpmを発揮する。気筒別燃焼制御で、気筒ごとの点火タイミングをコントロールし燃焼状態を最適化する。トランスミッションはCVT。CVTフルードを低粘度化し、フリクションを低減している。
軽量かつ高剛性のボディや、バックドアやフロントフェンダーへの樹脂パーツの採用、内外装部品の合理化・薄肉化などを行うことで軽量化を徹底。最大約80kgの軽量化は、スムーズな発進や加速にも貢献する。
スマアシⅢを全グレードに採用
デビュー当初は、予防安全機能であるスマートアシストⅢを、一部グレードにオプション設定し、上級グレードに標準装備していたが、最新のラインアップでは全車に標準装備する。
街中での走行では、衝突警報機能(対車両・対歩行者)/衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者)、衝突警報機能、緊急ブレーキ、先行車発進お知らせ機能などがサポート。高速道路では、車線逸脱警報機能が車線からのはみ出し防止をサポートしてくれる。
そのほか、誤発進抑制制御機能(前方・後方)、コーナーセンサー(フロント2個/リア4個、接近お知らせ表示付き)といった駐車支援のほか、オートハイビームも標準で備える。
WLTCモード燃費25.0km/Lを達成
ガソリン車トップレベルのJC08モード燃費30.0km/L(2WD)を達成して登場した初代モデルの燃費性能をさらに磨き上げてデビューした2代目ピクシスエポック。
シェルボデイの軽量化をはじめ、樹脂外板パネルや樹脂製タンク、内装部品の軽量化、足回りの軽量化を実施。初代モデルに対して約80kgの軽量化で燃費性能に繋げている。そのほか空気抵抗の低減や、メカニカルロスの低減なども実施した。
JC08モード燃費はLグレードとBグレードで35.2km/L、GグレードとXグレードで35.2km/L。WLTCモードでは25.0km/Lという優れた燃費データを実現した(いずれも2WDの数値)。
最上級グレードはプッシュボタンスタート採用
タイヤ&ホイールは、GとXの上位グレード2機種が14インチ、LとBが13インチ。Gはアルミホイールを標準装備し、XとLはフルキャップとなる。
GとXの上位2グレードは、LEDヘッドライト、車速感応式間欠ワイパー、内装のメッキ加飾(インナードアハンドル、シフトレバーボタンなど)、エアコンパネルまわりのシルバーアクセント、フロントUVカットガラス、リア3面のスモークガラスなどを標準装備。
加えて、最上級のGでは、キーフリーシステム、プッシュボタンスタート、オート格納式ドアミラー、オートエアコン(プッシュ式)、運転席/助手席シートヒーター、サイドエアバッグなども標準装備となる。
トヨタ ピクシスエポックおすすめポイント要約
ピクシスエポックは、暮らしに寄り添い、低価格と低燃費を実現したベーシックな軽自動車。スマートアシストⅢを標準装備し、スタンダードモデルのLグレードで102万5200円、最上級モデルのGグレードでも132万円というプライスを実現している(いずれも2WDの価格)。
燃費性能は、非ハイブリッドのシンプルなエンジンながら、WLTCモード燃費25.0km/L(2WD)を達成し、コストを抑えられるという軽自動車の本質をしっかり追求。燃費がよく、運転しやすくて、安全性も備えるなど、トヨタの軽自動車として、シンプルなモデルを求めるには検討したい1台だ。
ピクシスエポックの中古車はあまり多く出ていないので、近隣でお気に入りのものに出合えなければ、OEM元のダイハツ ミライースや、スバル版のプレオプラスも合わせてチェックしてみたい。
トヨタピクシスエポック 2024年10月発売モデル
G SAIII
| 価格 | 132万円 |
|---|---|
| 排気量 | 660cc |
| 駆動方式 | FF |
| 最高出力 | 49 ps(36 kW)/6800rpm |
|---|---|
| 最大トルク | kg・m(5.8 Nm)/5200rpm |
| 乗員 | 4名 |
| 燃費 | - |
X SAIII
| 価格 | 118万円 |
|---|---|
| 排気量 | 660cc |
| 駆動方式 | FF |
| 最高出力 | 49 ps(36 kW)/6800rpm |
|---|---|
| 最大トルク | kg・m(5.8 Nm)/5200rpm |
| 乗員 | 4名 |
| 燃費 | - |
L SAIII
| 価格 | 103万円 |
|---|---|
| 排気量 | 660cc |
| 駆動方式 | FF |
| 最高出力 | 49 ps(36 kW)/6800rpm |
|---|---|
| 最大トルク | kg・m(5.8 Nm)/5200rpm |
| 乗員 | 4名 |
| 燃費 | - |
B SAIII
| 価格 | 99万円 |
|---|---|
| 排気量 | 660cc |
| 駆動方式 | FF |
| 最高出力 | 49 ps(36 kW)/6800rpm |
|---|---|
| 最大トルク | kg・m(5.8 Nm)/5200rpm |
| 乗員 | 4名 |
| 燃費 | - |
G SAIII
| 価格 | 145万円 |
|---|---|
| 排気量 | 660cc |
| 駆動方式 | フルタイム4WD |
| 最高出力 | 49 ps(36 kW)/6800rpm |
|---|---|
| 最大トルク | kg・m(5.8 Nm)/5200rpm |
| 乗員 | 4名 |
| 燃費 | - |
X SAIII
| 価格 | 131万円 |
|---|---|
| 排気量 | 660cc |
| 駆動方式 | フルタイム4WD |
| 最高出力 | 49 ps(36 kW)/6800rpm |
|---|---|
| 最大トルク | kg・m(5.8 Nm)/5200rpm |
| 乗員 | 4名 |
| 燃費 | - |
L SAIII
| 価格 | 115万円 |
|---|---|
| 排気量 | 660cc |
| 駆動方式 | フルタイム4WD |
| 最高出力 | 49 ps(36 kW)/6800rpm |
|---|---|
| 最大トルク | kg・m(5.8 Nm)/5200rpm |
| 乗員 | 4名 |
| 燃費 | - |
B SAIII
| 価格 | 112万円 |
|---|---|
| 排気量 | 660cc |
| 駆動方式 | フルタイム4WD |
| 最高出力 | 49 ps(36 kW)/6800rpm |
|---|---|
| 最大トルク | kg・m(5.8 Nm)/5200rpm |
| 乗員 | 4名 |
| 燃費 | - |
トヨタピクシスエポックの歴代モデル
Motor-Fan厳選中古車物件情報
トヨタ ピクシスエポック
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