トヨタ トヨタ ルーミー 新型情報｜グレード/性能/新車・中古価格

• 2022/03/29

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トヨタ ルーミーの新型モデル情報を紹介します。トヨタ ルーミーの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。トヨタ ルーミー新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

トヨタ ルーミー新型モデルの概要

トヨタ ルーミーは、ダイハツの小型ワゴン「トール」のOEMモデルにあたり、2016年より販売がスタート。そして2020年秋にマイナーチェンジをして現在販売中のモデルとなっている。

英語で「広々とした」を意味するその名と綴りにちなみ、そのコンセプトは「動く部屋」。自宅の部屋の様に居心地がいい車を目指し、コンパクトながらも5人乗りでも余裕の室内空間を実現。

その広さを活かして前・後席を繋ぎ、車中泊も可能なフルフラットシートをセッティングしたり、収納力の高さで買い物から家族でのレジャーまでこなせる懐の深さが魅力の一台となっているのだ。

トヨタ ルーミーの外観・内装デザイン

トヨタ ルーミーの面白いところは、フロントの外観や内装デザインの細部が異なる二つのモデルが用意されている点。柔らかなカジュアルもいいけど、メッキを多用したちょいワルな感じも捨てがたい？

外観：シャープとカジュアルの二つのルックス

外観の面白いポイントは、2種類のフロントフェイスなどが異なるグレードが用意されている点だ。

ファミリーカー的なフロントフェイスの「STANDARD」と、メッキを施したフロントグリルやガーニッシュにエアロバンパーを装着し、専用のツートーンからが3パターン用意された「カスタム」の2タイプが選択可能。

ミニバンの攻めたカスタマイズは車好きの間では定番となっているだけに、メーカー純正モデルでそういう遊びが楽しめるというのはユニークかも。

内装：自宅の様に過ごせる落ち着きの内装

内装はブラックやブラウンなどを使った落ち着きのあるカラーリングで彩られていて、その広さと合わせてまさに部屋の様な落ち着きの空間を演出している。外観のところで「STANDARD」「カスタム」の外観の違いを説明したが、実は内装も両モデルでは違いがある。

「カスタム」の内装は「STANDARD」のものをベースにしつつ、本革巻き＆シルバー加飾付きのステアリングホイールや、ピアノブラック塗装＆シルバー加飾のセンタークラスター、メッキのドアハンドルに撥水ファブリックを使ったシートなど、外観同様に攻めた仕様となっているのだ。

トヨタ ルーミーのサイズ・室内スペース

コンパクトカークラスのサイズに大きな室内スペースと収納を備えて、従来のミニバンとは違った魅力を生み出したトヨタ ルーミー。自分の部屋感覚で使いこなす今までにない楽しみ方ができる一台だ。

ボディサイズ：5人乗りとは思えないコンパクトさ

全長3705㎜×全幅1670㎜×全高1750㎜とサイズは5ナンバーのコンパクトカーの標準クラスなので、狭い道やショッピングモールの立体駐車場などでも困ることなくスムーズに運転が可能。

車高は乗り込み高さ366㎜と低めにしてあるので、子どもやお年寄りでも安心して乗り降りできるのもファミリーカー的な使い方をするなら嬉しいポイントだ。

室内スペース：家族でのんびり過ごせる広々空間

車体サイズはコンパクトだが、箱形ボディのデザインを活かして、室内長2180㎜×室内高1355㎜の広々とした空間をキープ。

後席でも足元は余裕の広さをキープできるのでゆったりと座れ、運転席と助手席の間には後席との行き来が楽なフロントシートウォークスルーも備わっている。

停車中に後席の子どもをあやしに行ったりなど、部屋を行き来する感覚で車内での時間を過ごせるのだ。

収納スペース：多彩な収納スペース＆シートアレンジ

車内には14種類の収納スペースを装備。その多くはオーブンタイプになっているので、子どものためのお菓子や飲み物をすぐに出したり、車内を散らかさない様にすぐ片づけたりと、家で過ごす様な感覚で車内時間を過ごせたりもするのだ。

さらにシートアレンジをすれば大人二人が寝転がって昼寝や車中泊も余裕だし、自転車などの大きな荷物も積んで遠くの公園まで出かけたりもできるので、まさに動く家族のくつろぎ空間だ。

トヨタ ルーミーの性能・燃費・装備

トヨタ ルーミーは走りを競うタイプの車ではないので、走行性能は特筆するほどではない。だがファミリーカーで重要な燃費性能や日常使いで役立つ装備・機能は充実しているのだ。

走行性能：高トルク＋ターボで安定した走りを実現

ルーミーの走行性能で注目すべきなのは、日常使いでの走りを快適にする部分に力を注いでいる点だ。

搭載している1.0L 1KR-VET VVT-iターボエンジンは、1.5Lクラスのパワーを発揮。登り坂での加速・追い越し性能を磨く形で調整され、ストレスなく坂を駆け上がり坂道発進もヒルスタートアシストコントロールで不安無くこなせる。

ターボエンジン搭載車なら高速道路でも安定走行が可能なので、子ども達との遠出も楽しいものと鳴るはずだ。

安全性能：14のスマートアシストで安全をキープ

走行状況を常にカメラでモニターし、歩行者や車両との衝突や重要な標識の見落とし、居眠り運転などでの車線逸脱などの事故に繋がりかねない動きを未然に防ぐ「スマートアシスト」を搭載。14種類に及ぶ予防安全機能で車と歩行者を事故から守ってくれるのだ。

さらにオプションのパノラミックビューモニターを搭載すれば、対応している純正カーナビに車を真上から見たような映像を生成・表示してくれるので、路地からの発進や駐車場での車入れも安全にこなすことができる。

燃費性能：最大18.4㎞/Lの低燃費

ハイブリッドには対応していないものの、アイドリングストップ機能の搭載や燃料の効果的な燃焼、高い剛性を備えたボディとサスペンションによる安定した走行や、CVTや電動パワーステアリングによる効率的な走行動作によって無駄を無くすなどした結果、WLTCモードで最大18.4㎞/Lというガソリンエンジン車としては極めて高い燃費性能を達成。

ターボエンジン搭載グレードでも最大16.8㎞/Lと高い数字を記録しているので、ルーミーの燃費対策はかなりの効果を発揮している。

装備・機能：スマホ連動でドライブを快適に

最近は車載カーナビの代わりにスマホのマップアプリのナビ機能を使う人が増えているが、それを効率良く使えるオプションとして9インチディスプレイオーディオが用意されている。

Apple CarPlayやAndroid Autoなどのスマホと車載システムの連携機能に対応。USBケーブルで自身のスマホを接続し、車両からアプリを操作することができるのだ。

ナビゲーションはもちろん音楽やハンズフリー会話も利用できるので、新たにナビを覚えるより使い慣れたアプリを使いたい人は、ぜひこのオプションを検討しよう。

トヨタ ルーミーおすすめポイント要約

コンパクトな車体なのに車内は広くてゆったりしていて、まるで自宅の部屋の様な感覚でリラックスできるトヨタ ルーミー。

子どものいる家庭のファミリーカーとしての使い勝手もいいが、車内泊も可能なシートアレンジを利用してソロ用キャンピングカーに仕立ててみたり、スマホの充電などが可能なUSB端子やDC12V・120W対応のアクセサリーソケットも標準装備されているので、移動可能なリモートワークスペースにもできる。

こんな具合に様々な活用法が考えられるのもトヨタ ルーミーの魅力だろう。自分ならルーミーという「場所」をどう使うか、思い浮かんだならば思いきって買ってみても良いのでは？