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ボッシュ:2022年後半から日本で電動ブレーキブースター「iBooster」の製造を栃木で開始

  • 2021/06/17
  • Motor Fan illustrated編集部
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ボッシュは2022年後半から日本で電動ブレーキブースター「iBooster」の製造を開始することを、年次記者会見にて発表した。

 2021年は、ボッシュが日本で事業を開始してから110周年にあたる。「当社は今後も、変革期において魅力あふれるクルマ作りを国内外で追及する日本の自動車メーカーを、全力で支援してまいります」と、取締役副社長を務めるクリスチャン・メッカー氏は年次記者会見で語った。

 日本市場への強いコミットメントを示す一例として、ボッシュは2022年後半から日本で電動ブレーキブースター「iBooster」の製造を開始することを発表した。

 iBoosterは、無負圧への対応、ペダルフィーリングのカスタマイズ、衝突被害軽減ブレーキの性能向上、そして自動運転下における冗長性など、高性能なブレーキ機能を実現する現代のブレーキシステムで、ボッシュでは、電動ブレーキブースター市場が、今後2027年まで年率20%以上で拡大すると予測している。

 また、上記のiBoosterの主な利点は、自動化および電動化に対する先進的な取り組みを進める日本の自動車メーカーとの親和性が高いとボッシュでは見ている。日本でiBoosterの製造を開始することで、他のグローバル製造拠点に加え、国内においても、ものづくりの文化の浸透している日本の自動車メーカーからの要望に対応することが可能。

 加えて、ボッシュでは、日本の自動車メーカーの小型車への要望に対応した派生製品iBooster Compactの開発を進めている。量産開始は2022年の予定で、現在、複数の自動車メーカーとの導入の検討を進めている。なお、iBooster Compactも日本での製造を予定している。生産は栃木になる予定。

 iBoosterおよび同Compactの機能差については、「エンドユーザーにとって違いはわかりません」とクロスドメインコンピューティングソリューション事業部の事業部長であるドウィン・リーベマン氏は質疑応答で回答、iBooster Compactは全長が短くコンパクトな自動車に好適だという。ESPと冗長性を持たせることによって自動運転機能にも寄与すると説明した。

 ボッシュでは、iBoosterの搭載車両の増加に伴い、より多くの車両が緊急時に迅速に停止できるようになることから、より安全な道路環境につながると期待している。ボッシュは次世代の主力製品となるiBoosterの日本での製造開始にあたり、30億円の製造設備投資を予定している。

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