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【ホンダ・モンキー アーカイブス♯4】 ホンダ・モンキーのディープな世界。人気に拍車をかけた“6Vモンキー”とは?

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大ヒット&ロングセラーの6Vモンキーはタマ数も多くて価格もお手頃。

じつは6Vモンキーは中古のタマ数も豊富

上記で紹介しているモンキーの大きな特徴は、「ポイント(接点)マグネット式の点火方式」と「6Vの電装」を採用していること。ちなみにスーパーカブの場合、1981年に定期的なメンテナンスが必要なポイントマグネットの点火方式から、メンテナスフリーのCDI点火方式に変更された。

モンキーも1986年には、これまでミニバイクの主流となっていた6V電装から、安定した電力を供給する12Vの電装に大容量化。また、モンキーもカブ同様、技術の進化に伴い1992年にCDI点火方式および12V化に変更。ティアドロップ型タンクを備えたZ50JZ~Z50JJ は「6Vモンキー」、1992年4月発売以降のモデルは「12Vモンキー」と呼ばれ、区別されている。

6Vモンキーはまだまだ現役! ただしウデと知識が必要

6Vモンキーのジェネレーター(発電機)の部分。
6Vモンキーのポイントを調整中の一コマ。

6V電装とポイント式点火の問題点を研究し、改善したのが12V電装とCDI式点火。その結果、12Vは6Vに比べ、点火系のトラブルが減少した。

「6Vは故障が多いのか…」と思う人も多いと思うが、それはちょいと違う。バッテリーやレギュレーターのメンテナンス、定期的にポイントの点火時期調整をしっかりやれば、6Vでも12Vに劣らない性能を十分発揮してくれるからだ。

6Vモンキーは中古車市場のタマ数が非常に多く、全般的に安価で入手できるのが特徴。チューニング用の社外パーツも豊富なので、手軽にモンキーカスタムを楽しめる土壌にあるのが大きなポイントだ。そのため、6Vモンキーをベースにカスタマイズするユーザーが非常に多い。

写真はノーマル49ccから106ccに排気量アップが可能な「SP武川製12Vモンキー用ハイパーSステージ+D ボアアップキット(5万4,864円)」 。

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