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アグレッシブなポテンシャルは意外な魅力を発揮してくれる。 【ホンダCBR400R試乗】今ドキのヨンヒャク2気筒は、パワー不足を感じさせない超実用派です!

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⚫️ディテール概要

細い目が左右へつり上がったデザインのデュアルヘッドライトは精悍な印象。光源はLED式。ハイ/ロービーム共に両側同時点灯だ。
フロントのシングルディスクブレーキは、φ320mmのウェーブタイプローターをマッチ。油圧キャリパーはNISSIN製2ピストンのピンスライド方式だ。
一部しか覗けないが前後長を詰めたパワーユニットは水冷ツインカム気筒当たり4バルブの直(並)列ツイン。カウル内を通るエキゾーストパイプは2重管が採用されている。
レーシングマシンのDNAを継承したと言われるフルフェアリング。エンジン前方の両脇にはウイング状のデザインで整流効果も狙ったロワカウルが装着されている。
排気音にこだわって、2本のテールパイプが採用された新作アップマフラーを装備。NISSIN製の油圧シングルピストン・ピンスライド式キャリパーを持つリヤブレーキにはφ240mmウェーブローターを組み合わせる。
角形スイングアームにボトムリンク構造のプロリンク式サスペンションを組み合わせた足まわり。ショックユニットは分離加圧式シングルチューブタイプが採用されている。
セパレートハンドルは、ステアリングトップブリッジの下側で左右それぞれのフロントフォークにクリップオンされている。フォークキャップは青いアルマイト処理が施された。
左側のスイッチボックスは上から順にヘッドランプのハイ/ローを切り替えるディマースイッチ、グレーがホーンスイッチ、一番下にプッシュキャンセル式のウインカースイッチがある。
3色の大きなスイッチがレイアウトされた右側スイッチ。赤はキルスイッチ、中段のグレーはハザードランプ用。下段の黒がスタータースイッチだ。
新設計のフルデジタルメーターを採用。ユニットの共通化で多くのモデルに採用されている。表示文字が大ききくとても見やすい。各種情報表示も多彩。右端には8750rpmで点灯するシフトアップインジケーターも装備。下は5000rpmから250rpm刻みで点灯タイミングを任意設定できる。
段差のつけられたセパレートシートはシートストッパーとしても機能する。リヤのカウルデザインはシャープなフィニッシュを魅せる。
ベルトは車体装着で後席のシートクッションのみが脱着できる。シート下には少しのスペースが空けられている。
ヒップアップされた高い位置のテールエンドに内臓された見やすいテール&ストップランプ。もちろんウインカーも含めてランプはLED式だ。

■主要諸元■

車名・型式 ホンダ・2BL-NC56
全長(mm) 2,080
全幅(mm) 755
全高(mm) 1,145
軸距(mm) 1,410
最低地上高(mm)★ 130
シート高(mm)★ 785
車両重量(kg) 192
乗車定員(人) 2
燃料消費率(km/L) 国土交通省届出値: 
定地燃費値(km/h) 41.0(60)〈2名乗車時〉
WMTCモード値★(クラス) 28.3(クラス 3-2)〈1名乗車時〉
最小回転半径(m) 2.9
エンジン型式 NC56E
エンジン種類 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒
総排気量(cm3) 399
内径×行程(mm) 67.0×56.6
圧縮比★ 11.0
最高出力(kW[PS]/rpm) 34[46]/9,000
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 38[3.9]/7,500
燃料供給装置形式 電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉
始動方式★ セルフ式
点火装置形式★ フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式★ 圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L) 17
クラッチ形式★ 湿式多板コイルスプリング式
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比
 1速 3.285
 2速 2.105
 3速 1.600
 4速 1.300
 5速 1.150
 6速 1.043
減速比(1次★/2次) 2.029/3.000
キャスター角(度)★ 25゜30′
トレール量(mm)★ 102
タイヤ
 前 120/70ZR17M/C (58W)
 後 160/60ZR17M/C (69W)
ブレーキ形式
 前 油圧式ディスク
 後 油圧式ディスク
懸架方式
 前 テレスコピック式
 後 スイングアーム式(プロリンク)
フレーム形式 ダイヤモンド

■道路運送車両法による型式指定申請書数値(★の項目はHonda公表諸元)
■製造事業者/本田技研工業株式会社

■ライダープロフィール

元モト・ライダー誌の創刊スタッフ編集部員を経てフリーランスに。約36年の時を経てモーターファンjpのライターへ。常にオーナー気分になって、じっくりと乗り込んだ上での記事作成に努めている。

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