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フレーム一新&ディメンション見直しで、引き起こすと俄然“軽い” 排気量アップで車重は増えているのに、跨って実感する“軽い”ワケ…ドゥカティ「ディアベル1260/S」のヒミツ

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メーターまわりも一新!!

新型「ディアベル1260」のメーターまわり。

ハンドルバーにマウントされる3.5インチTFTカラーディスプレイも一新されています。先代ではスピード&タコメーターをLCD液晶、タンク上部に設置されるマルチメーターはTFT液晶としていました。

初代「ディアベル」のメーター。

エレクトロニクスも充実

 そして「テスタストレッタDVT」と呼ばれる1262ccの排気量を持つエンジンは、可変式バルブタイミング機構を搭載し、力強い加速と低回転域での滑らかさを両立。最大出力152PS/9000rpm、最大トルク12.5kg-m/8000rpmを発揮し、「スポーツ」「ツーリング」「アーバン」といった3つを設定できるライディングモードによって、パワーデリバリーを電子制御します。

 実際にモード設定をしてみましたが、メーターディスプレイを見ながらハンドル左のスイッチを操作すると、直感的にできました。
 マッツさんによると、設定の変更はスロットルをオフにすればいつでも可能とのことです。

 トラクション・コントロールは8段階の介入レベルを設定し、レベル1と2はリアホイールのスピンを高い次元で許容してスポーツライディングを意図します。レベル3〜6は、ドライコンディションでの優れたトラクションをもたらし、レベル7と8ではウェット路面でもスリップせず安全に走れるよう介入度を強めるといった具合です。

そして、新型ディアベル1260には上級グレードの“Sバージョン”もラインナップされます。ドゥカティではよりスポーティな装備を持つ“S”はお馴染みですが、これまでのディアベルにはなく今回が初登場です。次回は『ディアベル1260S』の詳細を見てみようと思います。

レポーター:青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。最新バイク情報をビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説し、休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持されている。現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアにて執筆中、バイク関連著書もある。

■ドゥカティ「ディアベル」のスタイルが独特すぎるワケ。新型1260発表会で初代誕生秘話が明らかに!!

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