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プリマベーラS150ABS試乗|高速道路も意外とイケるくち。もちろん街での機動力も満点!

  • 2019/10/06
  • MotorFan編集部 隅本辰哉
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ベスパ・プリマベーラS150ABS ディテール解説

新デザインのLEDヘッドランプは、初代プリマベーラ以来続く伝統のクロムメッキ仕上げとされたヘッドライトトリムリングと組み合わされる。
レッグシールド前面の意匠はホーンカバーデザインなどにより、946ゆずりのテイストに満ちている。車幅灯には左右とも、3連でLED球を採用。
デザイン的にはスタンダードなプリマベーラと共通の意匠だが、グッと引き締まった印象を与えるダークブラッシンググレーホイールを採用。
ベスパ伝統の片持ち式フロントサスは現行プリマベーラでも健在。フロントブレーキ操作中のフロントロック時のみに作動するABSを標準で装備。
140km/hまで目盛られた見やすく大きなスピードメーターをセンターに配し、手前には液晶とインジケーター類が並ぶインパネ。ブルーの照明が美しい。
クロムメッキ仕上げのトリムが施され、高級感あふれる仕様のスイッチまわり。上から液晶表示切り替え、スターターの各スイッチを備える。
左グリップ部には上からヘッドライトLo/Hi切り替え、ウインカー、ホーンの各スイッチを配置。グリップにはベスパのロゴ入りタイプを採用。
ヒューズ類が集約されたフロントグローブボックスは、ちょっとしたものの収納に便利で、スマートフォンなどの電子機器の充電が可能なUSB給電ポートも装備。
特別感を演出する専用のグレーステッチブラックシートを採用。腰高なポジションながら、巧みなシート形状によりまずまずな足つき性を発揮。
シート下の16.6L容量メットインスペースに加え、シート前端部に引き出し式の荷物フックも備える。フロントグローブボックスと合わせて収納力は十分。
通称バケツと呼ばれるメットインボックスは脱着式になっていて、外せばご覧のとおりエンジンに容易にアクセスできるので整備性は抜群だ。
シートを開けると前端のヒンジ付近にヘルメットフックを装備しているので、左右2箇所を利用することでシート下スペースを有効に活用することも可能。
高音域がよく抑えられ、歯切れのいい低音を奏でるマフラー。十分な消音性能なのはもちろんだが、パワー&トルクの面でも貢献しているのは間違いない。
パワーユニットには、最新の電子制御燃料噴射システム(PFI)を備えたi-GET/空冷単気筒4ストロークSOHC3バルブエンジンを搭載する。
アクティブセーフティ面で高い効果を発揮する高輝度LEDを採用し、台座部分にメッキをあしらったテールランプがリヤビューを印象付ける。

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主要諸元

全長/全幅/全高:1,852mm/680mm/ーーmm
軸間距離/最低地上高:1,334mm/ーーmm
シート高:790mm
車両重量:130kg
エンジン:4ストローク・空冷単気筒/SOHC・3バルブ
総排気量:155㎤
最高出力:9.5kW〈12.9PS〉/7,750rpm
最大トルク:12.8N・m〈1.3kgf・m〉/6,500rpm
燃料供給装置:電子制御燃料噴射システム(PFI)
始動方式:セルフ式
燃料タンク容量:7L
トランスミッション:自動無段階減変速(CVT)
クラッチ形式:自動遠心クラッチ
フレーム形式:スチールモノコック
ブレーキ形式(前/後):油圧式200mmシングルディスクABS/機械式140mmドラム
タイヤサイズ(前/後):110/70 - 12"、120/70 - 12"
乗車定員:2名

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