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ハーレーなのにアドベンチャーモデル? ストリートファイターも登場って?|ハーレーダビッドソン

  • 2019/11/07
  • MotorFan編集部 北 秀昭
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「PAN AMERICA(写真左)」と「BRONX(写真右)」

ハーレーダビッドソンは「ミラノ国際モーターサイクルショー(EICMA)2019」において、新たなセグメントへの参入となる、ハーレーダビッドソン初のアドベンチャーツーリングモデル『PAN AMERICA』と、ストリートファイターモデル『BRONX』のプロトタイプを初公開。両モデルには、ハーレーダビッドソンの新たな水冷Vツインエンジン「Revolution Max」が搭載される。
REPORT●北秀昭(KITA Hideaki)

2021 Pan America | Harley-Davidson
2021 Bronx 975 | Harley-Davidson

両車とも、新たな水冷60度Vツインエンジン「Revolution Max」を搭載!

 ハーレー初のアドベンチャーツーリングモデル『PAN AMERICA』は、過酷な環境をものともしない耐久性を有する、“冒険家”のためのマルチモデル。排気量1250ccの「Revolution Max」エンジンを搭載し、最高出力は145馬力、最大トルクは90ft.lbs.(12.4kgf・m)以上を発揮。

 『BRONX』は、ミドル級のストリートファイターモデルでありながら、妥協のない卓越したパフォーマンスを発揮。排気量975ccの「Revolution Max」エンジンは、最高出力115馬力、最大トルク70ft.lbs.(9.7kgf・m)以上を発揮する。

 新たな水冷60度Vツインエンジン「Revolution Max」は、幅広いパワーバンドで柔軟なパフォーマンスを提供するように設計。シリンダーが60度のV角度に設計されることで、デュアルダウンドラフトスロットルボディ用のスペースが確保され、空気の流れが最大限になってパフォーマンスがより向上。

 エンジン重量を最小化しながらも、パフォーマンスをアップ。エンジンの振動を緩和してライダーの快適性を高め、車両の耐久性を向上させるカウンターバランサーも内蔵されている。

 両モデルとも、フロントのディスクブレーキに、ラジアルマウント式のブレンボ製キャリパーを採用するなど、足周りも充実。

 今回発表された両モデルは、2018年7月に発表された、ハーレーの中期経営計画「More Roads to Harley-Davidson」に基づくものであり、ミドル級製品を含む、新しいセグメントへの拡大を実現するもの。

 『PANAMERICA』と『BRONX』は、ヨーロッパにおいて2020年後半の発売を予定。日本市場への導入の有無、詳細な導入時期、価格を含めた仕様の詳細は、発表日時点で未定となっている。

■アドベンチャーツーリングモデル『PAN AMERICA』

■ストリートファイターモデル『BRONX』

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