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ホンダCBRの150ccバージョン! CBR150Rは最高のライトウエイトスポーツだ

  • 2020/05/03
  • 後藤武
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ディテール解説

フロントブレーキはウエーブタイプのディスクに片押し2ポットキャリパーの組み合わせ。制動力、タッチ共にスポーツライディングで満足できるレベル。ABSを採用している。
フロントタイヤは100/80-17というバイアスタイヤを採用している。
エンジンは水冷単気筒DOHC 4バルブ149cc。ボア✕ストロークは57.3✕57.8とわずかにロングストローク。最高出力は17.1ps/9000rpm。最大トルクは1.47kgm/7000rpm。
消音効果の高いマフラー。エンジンのノイズが少ないため単気筒らしい排気音を楽しむことができる。
リアブレーキはウエーブタイプのディスクに片押し1ポットキャリパーの組み合わせ。ABSを装備している。
樹脂製のタンクカバー。ニーグリップ部分が絞られていてスポーツライディング時のフィット感が良い。
スイングアームはスチール。リアタイヤはバイアス。サイズは130/70-17。
リンク式のリアショックはイニシャルの調整機構を装備。
ステップはヒールガードが内側に追い込まれている為、スポーツライディング時のステップワークが非常にやりやすい。
ハンドルはセパレート。スポーツバイクではあるがハンドル位置は極端に低くされていない。前傾姿勢も適度でストリートを長時間走っても苦にならないレベル。ブリッジ周辺の仕上げ、質感も高い。フロントフォークにはイニシャルのアジャスターが取り付けられている。
スピードメーターはデジタル。タコはドットで表示される。オド、トリップ、時計、燃料計を装備している。メーターの仕上げも質感が高い。
左スイッチはハイロー、パッシング、ウインカー、ホーン。タイ生産だが日本のホンダ車同様ホーンボタンが上の配置。
右のスイッチボックスはセルスターターのボタンのみ。
スポーツライディングを考えたシート。タンデムシートは小さく座り心地もあまり良くない。
タンデムシートを取り外すと収納スペースがあり車載工具とメディカルキットが入っている。
メディカルキットは絆創膏や軟膏など、擦り傷程度に対応するもの。東南アジアでは薄着で飛ばすライダーも多いから重宝されるのかもしれない。

足つきチェック(ライダー身長178cm)

ライディングポジションは軽い前傾。スポーティな走りに対応したものだが長時間の走行で疲れるようなレベルではない。
スポーツライディングを考えたシートは少し高めだが車体がスリムな為足つき性は悪くない。

主要諸元

全長×全幅×全高:1983×694×1077mm
シート高:787mm
ホイールベース:1309mm
最低地上高:166mm
車重:135kg / 137kg (ABS)
エンジン型式:水冷単気筒4ストローク
排気量:149.0cc
ボア・ストローク:57.3 x 57.8mm
圧縮比:11.3:1
燃料タンク容量:12L
燃料供給方式:インジェクション
始動方式:セルスターター
変速機:6速
フロントタイヤ:100/80-17 M/C 52P
リアタイヤ:130/70-17 M/C 62P
ブレーキ:前後 油圧ディスク

後藤武

自動車関係の実験職を経て渡米。飛行機、ヘリコプターの事業用ライセンス取得後に帰国。バイク雑誌クラブマン、航空雑誌シュナイダーなどの編集長を務める。現在はフリーランスとしてバイク、クルマ、飛行機、アウトドア、食などの記事を執筆。2ストロークマガジン編集長。日本工学院八王子専門学校講師。

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