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ホンダ ホンダ N−WGNカスタム 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2024/11/21

ホンダ N-WGNカスタムの新型モデル情報を紹介します。ホンダ N-WGNカスタムの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。ホンダ N-WGNカスタム新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

ホンダ N-WGNカスタム新型モデルの概要

ホンダ N-WGNカスタムは、同社の培ってきた技術力とノウハウを投入して誕生した軽ハイトワゴン。N-WGN(Nワゴン)の名称にNの文字が入るように、N-BOXをはじめとする「N」シリーズの一員だ。

ここに紹介するのは2代目モデル。初代モデルは2013年に登場し、この2代目モデルは2019年にデビューした。

どんなシーンでも便利に使えて、思った通りに走ることができる、生活のパートナーを目指していて、ベースモデルのN-WGNに対して、N-WGNカスタムは個性的なキャラクターを演出する装備も魅力だ。

エンジンは2タイプ。660ccDOHCユニットと、同ターボユニットを用意し、ターボを持たないNAモデルがGとLの2グレード、ターボはLグレードのみをラインアップした。2022年にマイチェンを実施。どちらのエンジンもLグレードのみという構成に変更された。

では、さっそく、N-WGNカスタムの魅力を、デザインや実用性、走行性能などといったポイントごとに、見ていこう。

ホンダ N-WGNカスタムの外観・内装デザイン

毎日の生活の中にある「運転する」「移動する」という行動を楽しくしてくれる、機能的で愛着の湧くカタチを目指したホンダ N-WGNカスタム。その本質的な魅力を追求しつつ、存在感あるルックスに仕立てた外観と、内装デザインの注目ポイントにスポットを当て、N-WGNカスタムの個性を見ていこう。

外観:スクエア形状のヘッドライト

ここに紹介する2代目モデルは、通勤・通学や買い物といった日常的にクルマを運転する人に向けて、あらゆるシーンで快適に使用するために必要な安全性能や使い勝手を追求。同時に、ふだんの生活になじみ、親しみやすさのあるデザインを採用したのが特徴だ。

フロントからドア、リアゲートまでハリのあるなめらかな面で構成。すっきりと見えながら室内の広さを感じさせるスタイリングだ。軽スーパーハイトワゴンのN-BOXのようなスライドドアは持たず、リアサイドドアも前ヒンジ式のオーソドックスなものとなる。

大胆に強調した迫力ある前後バンパーや、細部まで精巧に形作ったグリルなど、力強いたたずまいがN-WGNカスタムの特徴。大人の感性に響く質感の高さを表現したという。

ヘッドライトは、スクエア形状。フルLEDで、先進性と華やかさをプラスした。ポジションランプは、金属のモールに見えながらも、点灯するとヘッドライト周囲がコの字のように発光する。また、随所に施したクロームパーツもエクステリアのアクセントになっている。

2022年のマイチェンでは、ダーククロームメッキ仕上げのハニカムグリルを採用し、より力強さを感じさせるフロントデザインに進化している。

内装:ブラック基調のスポーティな装い

ルーフも含め空間全体をブラック基調でコーディネート。Lグレードには、助手席インパネガーニッシュやステアリングガーニッシュ、ドアオーナメントパネルなどにチタンカラーを施し、艶やかさのある高品位なインテリアに仕上げた。

シートもカスタム専用。ハリと抑揚のあるデザインで、シート表皮は起毛調のトリコットを採用した。また、ターボモデルでは、サイドサポートにプライムスムースを用いて、さらなる上質感を追求したのが注目ポイントだ。2022年のマイチェンでは、より高級感にあふれるフルプライムスムースシートを採用するなど、上質でスタイリッシュなデザインに磨きをかけた。

スピードメーターはゼロ位置が真下にくるデザイン。常に見るメーターだからこそ、明快でわかりやすいデザインを目指した。前後にステアリングを動かせるテレスコピック機構をホンダの軽自動車で初めて採用。体格を問わず運転しやすいドライビングポジションが取れる。また、ペダルは上から「踏み下ろす」のではなく、奥に「踏み込む」ように操作できる位置に配置。セダンを思わせる、ゆったりとした運転感覚を作り出した。

ホンダ N-WGNカスタムのサイズ・室内スペース

深く考えなくても、見たまま、思ったままに使いこなせる、長年使ってきた道具のような使いやすさを目指して誕生したホンダ N-WGNカスタム。実際のボディのサイズや室内スペースが、より高さのあるN-BOXとどれだけ違うかなどは気になるポイントだ。また、快適性や使い勝手を左右する室内スペースや収納についても見ていこう。

ボディサイズ:N-BOXより低くN-ONEより高い全高

前方視界に配慮しているのもN-WGNカスタムの特徴で、フロントピラーは、6mm細幅化。これにより、交差点を曲がるときや、カーブを曲がるときの広々とした視界を実現し、運転のしやすさにつなげている。また、後方視界では、ワイパーモーターをウインドウにかからない位置に搭載するなど、後方確認を快適に行えるよう配慮している。

ボディサイズは、全長3395㎜×全幅1475㎜×全高1705㎜(4WDの全高は1725mm)。軽自動車ならではの全長と全幅による取り回しの良さは、狭い道や路地が連続する住宅街でも安心だ。

ホンダのNシリーズは、異なった全高のモデルを用意する明確なラインアップだ(乗用車系)。最も全高が高いのがN-BOXで1790mm、最も低いのがN-ONEで1545mm(いずれも2WD)。N-WGNカスタムはその間に入る全高となる。

室内スペース:N-BOXより低いがN-ONEより高い室内高

N-BOXのプラットフォームと共通のセンタータンクレイアウトを採用して、低床で大空間の室内を実現。ドアの開口部とフロアとの段差を少なくしたことで足運びがしやすく、運転席のシート座面高は、乗降時の腰の上下運動を最小限とする位置にして、乗りやすく降りやすい設定としているのも注目したいポイントだ。

N-BOXほどの室内高は持たないが(N-BOXの室内高1400mm)、N-WGNカスタムの室内高は1300mmで、余裕ある頭上空間を実現。N-ONE(1195mm)と比較すると、105mm高い数値だから、室内高のアドバンテージがある。

ボディ構造から見直すことで、エンジンから伝わる振動やタイヤから伝わる騒音を低減。加えて、防音材や遮音材を効果的に配置し、乗っていてラクな静かさを実現した。また、足が組めるほどの広さを持った後部座席は、おもてなしの空間。それぞれの座席で快適に過ごせる、心地よい室内空間を実現している。

収納スペース:使いやすさを追求した2段式の荷室

助手席前に設けた小物を置けるトレイのほか、足元のセンターロアーボックスや、ステアリング下のドライバーズロアポケット、濡れた傘や置靴などをすっきりとしまえる大型のリアシートアンダートレーなど、各所に収納スペースを確保。

荷室は、重い荷物も載せやすいよう低床化。しかも、備え付けのボードを使うことで上下2段の積み分けが可能だ。ボードを残したままリアシートを倒せば、上段が連続して荷室に奥行きが生まれる。また、ボードをリアシートの背面に収納すれば、高さのある荷物も積み込める。シーンに合わせてアレンジできるのがうれしい。リアシートもワンアクションで倒せる。

ホンダ N-WGNカスタムの性能・燃費・装備

街なかや高速道路など、多様なシーンで気持ちよく走れる安心感を追求したホンダ N-WGNカスタム。その走りの性能を引き上げるために投入されたパワーユニットや、ランニングコストに関連する燃費など、気になるポイントをチェックしていこう。合わせて、安全性能や、装備・機能についても見ていこう。

走行性能:NAユニットでも余裕ある性能

ターボなし(NA)とターボありの2種類のパワーユニットを用意したN-WGNカスタム。NAユニットは658cc直列3気筒DOHCエンジンで、最高出力43kW(58ps)、最大トルク65Nmを発揮し、頼もしいスペックを持つ。最高出力の発生回転数が7300rpmと高い回転数なのもホンダらしい魅力だ。

ターボユニットはさらなるパワフルさが魅力で、最高出力47kW(64ps)、最大トルク104Nmを誇る。

2022年にマイチェンを受けて、内外観の魅力アップのほかグレード構成も変わったN-WGNカスタムだが、NA、ターボともに、動力性能のスペックに変更はない。

安全性能:Honda SENSINGを全車に標準装備

後方誤発進抑制機能やオートハイビームなど、Honda SENSINGを全タイプに標準装備。衝突軽減ブレーキ(CMBS)は横断自転車に対応。また、街灯のない夜間の歩行者検知も進化し、事故回避を支援する。

●N-WGNに搭載のHonda SENSINGの機能
・衝突軽減ブレーキ(CMBS)
・誤発進抑制機能
・歩行者事故低減ステアリング
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・路外逸脱抑制機能
・渋滞追従機能付きACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
・車線維持支援システム(LKAS)
・後方誤発進抑制機能
・オートハイビーム

2022年のマイチェンでは、急アクセル抑制機能をホンダ車として初めて採用した。全車に設定するが、別途、販売店でのセットアップが必要となる(ディーラーオプション)。

燃費性能:先代比NAは約7%の低燃費化を実現

マイチェンを経ているが、パワースペック同様、燃費性能のデータもデビュー当初から変更はなく、ターボなしモデル(NA)のWLTCモード燃費は23.2km/L(4WDは21.2km/L)を達成。

実際の交通事情の中での燃費性能にも磨きをかけ、NAモデルではWLTCモードでの計測値で先代モデルに比較して、約7%の低燃費化を達成している。

ターボモデルは、WLTCモード燃費22.0km/L(4WD20.4km/L)の燃費性能を持つ。なお、デビュー当初ラインアップしていたN-WGN(ベースモデル)のターボ車と比較してデータが下回るのは、装着タイヤなどによる影響だろう。

装備・機能:存在感あふれる専用の内外観

2022年のマイチェンでさらにスポーティで存在感あるデザインに進化したN-WGNカスタム。専用デザインの前後バンパー、専用フロントグリル、カラードサイドシルガーニッシュ、カラードテールゲートスポイラー、LEDシーケンシャルウインカー(フロント)、LEDフォグ、シャークフィンアンテナ、ダーククロームメッキ加飾を装備する。タイヤサイズは、NAモデルが155/65R14、ターボモデルが165/55R15。アルミも標準装備で、NAモデルとターボモデルで異なるデザインして差別化を図っている。

また、インテリアでは、チタン調偏光塗装ドアオーナメント、インテリアイルミネーション、クロームメッキ加飾などを標準装備する。

フルオートエアコン(プラズマクラスター技術搭載)、ナビ装着用パッケージ(4スピーカー)、ブラックメーター、LEDドアミラーウインカー、フルLEDヘッドライト(9灯式)、フルLEDリアコンビネーションランプなども装備。本革巻きステアリングや本革巻きシフトレバー、パドルシフトはターボモデルにのみ装備した。また、ターボの2WD車にはリアスタビライザーも備える。

ホンダ N-WGNカスタムおすすめポイント要約

多くの人が自分らしさを投影できて、思った通りに走れる、生活のパートナーとしての面を磨き上げて登場した2代目N-WGN。「暮らしになじむデザイン」「みんなに優しい使い勝手」「誰でもどこでも楽しく乗れる安心感」など、実直なクルマづくりにとても好感の持てるモデルだ。

こういったベースモデルの魅力を備えながら、個性的なエクステリアや上質なインテリアを備えるN-WGNカスタム。行き過ぎない個性で、多様なシーンで使いやすいカスタムモデルと言えそうだ。

2022年のマイチェンでダーククロームメッキ仕上げのハニカムグリルや、フルプライムスムースシートを採用。上質でスタイリッシュなデザインに磨きをかけ、注目度をアップしている。

マイチェンで動力性能などに大きな変更がないので、中古車を検討する際、幅広く検討しやすいモデル。なお、価格との折り合いだが、マイチェン後のモデルが年式としても新しいという点は心に留めておきたいポイントだ。

ホンダN−WGNカスタム 2024年7月発売モデル

価格 174万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 58 ps(43 kW)/7300rpm
最大トルク kg・m(6.6 Nm)/4800rpm
乗員 4名
燃費 -

価格 187万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 58 ps(43 kW)/7300rpm
最大トルク kg・m(6.6 Nm)/4800rpm
乗員 4名
燃費 -

L・ターボ

価格 184万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 64 ps(47 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(10.6 Nm)/2600rpm
乗員 4名
燃費 -

L・ターボ

価格 197万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 64 ps(47 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(10.6 Nm)/2600rpm
乗員 4名
燃費 -

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