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三菱 三菱 デリカD:2 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2025/09/01

三菱 デリカD:2の新型モデル情報を紹介します。三菱 デリカD:2の性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。三菱 デリカD:2新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

三菱 デリカD:2新型モデルの概要

三菱 デリカD:2は、2列シートのトールワゴンで、ここに紹介の3代目は、2020年12月のデビュー。初代および2代目と同様、スズキ ソリオのOEMモデルとなる。

デビューから2年半の2023年6月と、2025年2月に一部改良を実施。このページでは、2025年2月に改良を受けた最新モデルを中心に進めていこう。

標準モデルのほか、ソリオではバンディットに当たるカスタム系グレードもラインアップ。全車、1.2Lマイルドハイブリッドシステムを採用し、CVTを組み合わせる。

ラインアップは、標準モデルがハイブリッドMXと、ハイブリッドMZ全方位カメラ付きナビパッケージの2グレード。カスタム系は、ハイブリッドMVと、ハイブリッドMV全方位カメラ付きナビパッケージを設定した。駆動方式は、カスタムのハイブリッドMVは2WDのみだが、そのほかのグレードは4WDも用意した。

では、さっそく、デリカD:2の魅力を、デザインや実用性、走行性能などといったポイントごとに、見ていこう。

三菱 デリカD:2の外観・内装デザイン

「コンパクトミニバン」を銘打ち、スライドドアを採用したトールワゴンボディの三菱 デリカD:2。フロントマスクでは豊かな表情と力強い存在感を創造している。まずは、その外観と、内装デザインの注目ポイントにスポットを当てて、デリカD:2の魅力を見ていこう。

上級感あふれる顔立ちに変身

全長を80mm延長して、広く使える室内空間と使い勝手のいい荷室を両立させて登場した3代目のデリカD:2。2025年2月の一部改良でフロントマスクを一新した点に注目したい。

標準モデルは、メッキの加飾を横方向に広げたフロントグリルで、端正で伸びやかなデザインに。カスタム系は、メッキとブラックの加飾により立体的な造形と上級感のあるグリルデザインに仕立て、クラスを超えた存在感を感じさせる。

標準モデルのボディカラーは、モノトーン6色に加えて、2トーンのピュアホワイトパール/ミネラルグレーメタリック(ルーフ)の組み合わせを設定したことで全7色展開となった。

カスタム系は、モノトーンのキャラバンアイボリーパールメタリックと、プレミアムシルバーメタリック/ミネラルグレーメタリック(ルーフ)の2トーンを新採用。モノトーン4色と2トーン4色の全8色展開となり、幅広い選択肢からボディカラーを選ぶことができる。

上質感と落ち着き感が魅力のインテリア

メーターをセンター上部に置いた個性あふれるデザインのインパネ。このメーター配置は、視線移動が少なく運転のしやすさが特徴だ。スピードメーターとともに、各情報を表示するカラー液晶のマルチインフォメーションディスプレイを装備する。

標準モデルのシートは、光沢のあるライン柄とグレーミックス表皮の組み合わせ。インパネは、下段にネイビーのインパネトレーを採用し、2025年2月の一部改良で、中段のインパネオーナメントをブラウンに変更した。落ち着いた雰囲気の室内空間に、温かみのある色合いがプラスされ、リラックスできる空間がつくり出された。

カスタム系は、インパネとシートをボルドーとブラック基調で仕上げた。一部改良で、エアコンサイドルーバーガーニッシュとドアガーニッシュが、シルバーからチタンシルバーに変更され、洗練された上質感がさらに高まっている。

三菱 デリカD:2のサイズ・室内スペース

三菱 デリカD:2は、フルモデルチェンジでボディのサイズが拡大。コンパクトモデルながらもたっぷりした空間の室内スペースや、使い勝手を高める充実の収納についても、ここで確認していこう。

ボディを拡大しながらも小回り性能はキープ

ボディサイズは、全長3810×全幅1645×全高1745mm。ベース車のソリオと共通のスペックで、都市部でも持て余さない、取り回しに優れたトールワゴンだ。

先代と比べるとボディを拡大しているが、最小回転半径は4.8mのままで、優れた小回り性能をキープ。このボディサイズと最小回転半径なら、路地が連続する住宅街や狭い駐車スペースでも自信を持って運転できそうだ。

リアシートの快適性も注目ポイント

リアシート左右乗員の肩回りスペースにゆとりがあり、後席3人乗車時の快適性を高めたのもこの3代目の魅力。外観から想像する以上の広さと、使いやすさをしっかり備えているのは、実に感心する部分だ。

また、リアシートは165mmスライドでき、最大56度リクライニングが可能だ。スライドとリクライニングを駆使して、用途や気分に合わせて心地よい空間を創造できる。しかも、ともに左右分割式だからとても便利。

豊富な小物収納と使いやすい荷室

小物入れは各所に配置されていて使い勝手に優れる。インパネアッパーボックス(運転席)、運転席アンダートレイ、インパネトレイ(助手席)、インパネドリンクホルダー(運転席、助手席)などを、インパネまわりに配置。取り外し可能でダストボックスとしても使えるインパネアンダーボックスもある。

そのほか、ペットボトルホルダー付きのフロントドアポケット(両側)、運転席シートサイドポケット、フロントオーバーヘッドコンソール、リアドアペットボトルホルダー(両側)なども用意。また、助手席シートアンダーボックスも便利だ。

先代に比べて、荷室フロア長を100mm拡大。大きな荷室と広く使える室内空間の両立を実現している。荷室の寸法は、リアシートを最も後ろにスライドしても長さ550mmを実現。いちばん前にスライドすれば715mmまで広がる。さらにリアシートの背もたれを前倒しすれば、長さ1390mmの荷室空間が出現する。

荷室の幅は1020mmを実現し、開口部の地上高も665mmと低く、とても使いやすい。後席スライドと背もたれ前倒し機能によってアレンジが可能で多様な使い方に対応する。また2WDは荷室のフロア下にサブトランクも用意した(4WDはラゲッジアンダーボックス)。

三菱 デリカD:2の性能・燃費・装備

市街地などでの扱いやすさと、1365mmの室内高などゆとりある空間を両立させた三菱 デリカD:2。改良でエンジンとCVTを刷新し、街中でのスムーズな加速性能を手に入れた。そのほか、ランニングコストに関わる燃費や、安全性能、装備・機能など、気になるポイントをチェックしていこう。

エンジンを3気筒ユニットにチェンジ

ソリオと異なり、デビュー以来、マイルドハイブリッドのみを採用する3代目のデリカD:2。エンジンは直列4気筒ユニットを搭載していたが、2025年2月の改良で、1197cc直列3気筒DOHC16VのZ12E型に切り替わった。

新たに搭載したエンジンの最高出力は60kW(82ps)/5700rpm、最大トルクは109Nm/4500rpm。これに2.3kW(3.1ps)、60Nmのモーターを組み合わせる。

エンジンとCVTを刷新することで、低速域での力強いトルクを発揮するセッティングに。街中でのスムーズな加速性能を実現し、日常の走行シーンでも扱いやすさと快適性を両立させた。

「三菱e-Assist」の機能を強化

ミリ波レーダーと単眼カメラの組み合わせにより、検知対象を車両や歩行者、自転車、自動二輪車とし、交差点での検知にも対応した衝突被害軽減ブレーキシステム(デュアルセンサーブレーキサポートII)を全車に標準装備。

高速道路での運転をサポートするアダプティブクルーズコントロールと車線維持支援機能も標準装備。アダプティブクルーズコントロールは全車速追従機能を持ち、ハイブリッドMX以外は停止保持機能付きとなる。

そのほか、低速時ブレーキサポート[前進・後退]や、発進お知らせ機能[先行車・信号切り替わり]も採用。ハイブリッドMX以外は、ブラインドスポットモニター[車線変更サポート付き] や、リアクロストラフィックアラートなども装備し、最新の予防安全技術を採用している。

WLTCモード燃費が22.0km/Lに向上

発電効率に優れたISG(モーター機能付発電機)により、減速時のエネルギーを利用し発電して、専用バッテリーに充電。加速時には、その電力を用いてエンジンをモーターでアシストすることで、ガソリン消費を抑えて燃費の向上を実現するマイルドハイブリッドを採用。

新たに搭載したパワートレインは、さらなる燃費性能の向上が注目ポイント。WLTCモード燃費は2WDで22.0km/Lをマークする(4WDは20.7km/L)。従来のパワートレインと比較すると、2WDで2.4km/Lの向上で、4WDでは2.3km/Lの性能アップとなった。

上級車は両側パワースライドドア

後席への荷物の置き忘れなどを知らせるリアシートリマインダーを、2025年2月の改良で初採用。ハイブリッドMX以外は、電動パーキングブレーキ(ブレーキホールド付き)を採用した。

狭い場所でも乗り降りがしやすい両側スライドドアを採用。スイッチひとつで自動オープンするパワー機能は、右側は全車に標準装備。ハイブリッドMX以外では、両側に装備した。

また、パワースライドドアには予約ロック機能を装備。パワースライドドアを閉じる途中で、スマートキーを用いてドアロックの予約が可能なもので、ドアが閉まると同時にロックされる。ドアが閉まり切る前に操作でき、降車後の行動をスムーズに行える。

そのほか、フルオートエアコン、運転席&助手席シートヒーターは、全車に標準装備。ハイブリッドMX以外は、本革巻きステアリングや、カラーヘッドアップディスプレイ、スリムサーキュレーターも装備する。

三菱 デリカD:2おすすめポイント要約

取り回しのしやすいボディに、室内の広さや使い勝手のよさ、スライドドアの採用など、多彩な魅力を持つデリカD:2。コンパクトモデルを検討したときに、ぜひ注目したいモデルのひとつだ。

改良でエンジンなどパワートレインを変更し、燃費性能を向上させたのも見逃せないポイント。標準モデル、カスタム系ともに新たなフロントマスクを採用したことで、クラスを超えた上級感を獲得したのも魅力だ。

中古車を検討する際、台数があまり多くないモデルで、とくに改良後の最新のものは、発売から間もないため当面はかなり少ないだろう。このあたりは、他のOEMモデルと同様、ベースモデルも合わせて探してみよう。ソリオでは、3代目デリカD:2にはラインアップしなかったガソリン仕様や、高出力モーターのハイブリッド仕様も一時期に存在しているため、合わせてチェックしてみたい。

三菱デリカD:2 2025年2月発売モデル

ハイブリッドMX

価格 210万円
排気量 1200cc
駆動方式 FF
最高出力 82 ps(60 kW)/5700rpm
最大トルク kg・m(11.1 Nm)/4500rpm
乗員 5名
燃費 -

ハイブリッドMX

価格 223万円
排気量 1200cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 82 ps(60 kW)/5700rpm
最大トルク kg・m(11.1 Nm)/4500rpm
乗員 5名
燃費 -

ハイブリッドMZ 全方位カメラ付ナビパッケージ

価格 252万円
排気量 1200cc
駆動方式 FF
最高出力 82 ps(60 kW)/5700rpm
最大トルク kg・m(11.1 Nm)/4500rpm
乗員 5名
燃費 -

ハイブリッドMZ 全方位カメラ付ナビパッケージ

価格 264万円
排気量 1200cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 82 ps(60 kW)/5700rpm
最大トルク kg・m(11.1 Nm)/4500rpm
乗員 5名
燃費 -

カスタムハイブリッドMV

価格 235万円
排気量 1200cc
駆動方式 FF
最高出力 82 ps(60 kW)/5700rpm
最大トルク kg・m(11.1 Nm)/4500rpm
乗員 5名
燃費 -

カスタムハイブリッドMV 全方位カメラ付ナビパッケージ

価格 257万円
排気量 1200cc
駆動方式 FF
最高出力 82 ps(60 kW)/5700rpm
最大トルク kg・m(11.1 Nm)/4500rpm
乗員 5名
燃費 -

カスタムハイブリッドMV 全方位カメラ付ナビパッケージ

価格 270万円
排気量 1200cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 82 ps(60 kW)/5700rpm
最大トルク kg・m(11.1 Nm)/4500rpm
乗員 5名
燃費 -

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